2022年1月3日に第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が行われました。
この記事では総合結果と復路結果、大学別の区間順位と感想について書いています。
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優勝 10:43:42 青山学院大学※総合新記録
2位 10:54:33 順天堂大学
3位 10:54:57 駒澤大学
4位 10:54:59 東洋大学
5位 10:55:14 東京国際大学
6位 10:55:44 中央大学
7位 10:56:30 創価大学
8位 10:57:10 國學院大學
9位 10:58:06 帝京大学
10位 10:58:46 法政大学
ここまでシード権
11位 10:59:38 東海大学
12位 11:00:00 神奈川大学
13位 11:00:03 早稲田大学
OP 11:00:25 関東学生連合
14位 11:00:28 明治大学
15位 11:03:06 国士舘大学
16位 11:07:33 中央学院大学
17位 11:11:11 日本体育大学
18位 11:11:21 山梨学院大学
19位 11:13:42 駿河台大学
20位 11:15:09 専修大学
6区 牧瀬圭斗(順天堂大学)
7区 岸本大紀(青山学院大学)
8区 津田将希(順天堂大学)
9区 中村唯翔(青山学院大学)※区間新記録
10区 中倉啓敦(青山学院大学)※区間新記録
1区 吉居大和(中央大学)
9区 中村唯翔(青山学院大学)
往路結果はこちら
2022年1月2日に第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の往路が行われました。 この記事では往路の結果(順位・タイム・区間賞)と大学別の区間順位・感想について書いています。
順位予想記事
2022年1月2日・3日に行われる第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の区間エントリーが発表になりました。 この記事では区間エントリー後の総合順位予想、大学別の戦力分析・展開予想をしています。
優勝 5:21:36 青山学院大学※復路新記録
2位 5:26:25 東洋大学
3位 5:28:08 明治大学
4位 5:28:19 東京国際大学
5位 5:28:23 順天堂大学
6位 5:28:46 創価大学
7位 5:29:10 法政大学
8位 5:29:19 中央大学
9位 5:29:23 駒澤大学
OP 5:30:10 関東学生連合
10位 5:30:24 東海大学
11位 5:30:34 神奈川大学
12位 5:30:48 早稲田大学
13位 5:31:21 國學院大學
14位 5:31:29 中央学院大学
15位 5:32:31 駿河台大学
16位 5:33:17 国士舘大学
17位 5:33:23 帝京大学
18位 5:36:23 専修大学
19位 5:39:04 日本体育大学
20位 5:39:39 山梨学院大学
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区間エントリー後の予想 優勝
6区 8位 髙橋勇輝(4)
7区 1位 岸本大紀(3)
8区 2位 佐藤一世(2)
9区 1位 中村唯翔(3)
10区 1位 中倉啓敦(3)
復路も圧倒的な強さでした。
2位に10分以上の差をつけて、復路新記録・総合新記録での優勝でした。
9区10区の連続区間新が凄すぎました。
当日変更で岸本大紀選手と佐藤一世選手が入りましたが、他の選手は良くなかったんでしょうか。
層が厚いので、調子重視の方が良いように思います。
世田谷ハーフ優勝の田中悠登選手は走るだろうと予想していました。
今回はベストオーダーではありませんでした。
原監督の構想では2区岸本・3区近藤・4区佐藤だったみたいです。
次回は1区に近藤選手を置いて、3区は今回好走した太田選手を配置すれば、めちゃくちゃ強いオーダーが組めます。
復路に区間新記録を出した2人が残っているので強すぎます。
区間エントリー後の予想 3位
6区 1位 牧瀬圭斗(4)
7区 7位 西澤侑真(3)
8区 1位 津田将希(4)
9区 13位 野村優作(3)
10区 14位 近藤亮太(4)
当日変更で6区に入った牧瀬圭斗選手が区間賞の走りで3位まで上げました。
予想外の変更でしたが、上手くいきました。
8区の津田将希選手も区間賞で2位になりました。
野村選手の不調でベストオーダーは組めませんでした。
1区で遅れましたが、それでも2位に入れました。
やっぱり今回は戦力がありましたね。
区間エントリー後の予想 2位
6区 6位 佃康平(4)
7区 10位 白鳥哲汰(2)
8区 18位 鈴木芽吹(2)
9区 4位 山野力(3)
10区 6位 青柿響(2)
2年生が7人走りました。
しかし、良くなかった選手が多かったです。
ルーキーの佐藤条二選手や篠原倖太朗選手はスタミナに不安ありということだったんでしょうか。
鈴木芽吹選手は脚を痛めてしまったみたいですが、大丈夫なんでしょうか。
逆転するためのギャンブル起用だったと思いますが失敗しました。
上級生の3人は全員好走しています。
区間エントリー後の予想 5位
6区 10位 九嶋恵舜(2)
7区 11位 梅崎蓮(1)
8区 4位 蝦夷森章太(4)
9区 5位 前田義弘(3)
10区 2位 清野太雅(3)
石田洸介選手は欠場でした。
ケガではなく、調子が落ちていたみたいです。
6区7区は順位を上げることが出来ませんでしたが、8区以降の追い上げが素晴らしかったです。
復路順位は2位でした。
6区の九嶋恵舜選手は前回よりは速かったんですが、コースとの相性は良くなさそうです。
次回は別の区間で見たいです。
区間エントリー後の予想 9位
6区 13位 林優策(2)
7区 6位 冨永昌輝(1)
8区 6位 村松敬哲(2)
9区 9位 宗像聖(3)
10区 3位 野澤巧理(4)
復路は苦戦すると思いましたが、予想以上に強かったです。
復路は4位でした。
8区の村松敬哲選手は持ちタイムは遅いんですが、区間6位でした。
総合は過去最高タイの5位でした。
4年生は10区を走った野澤巧理選手だけなので、次回は過去最高順位更新のチャンスです。
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区間エントリー後の予想 11位
6区 5位 若林陽大(3)
7区 18位 居田優太(2)
8区 3位 中澤雄大(3)
9区 3位 湯浅仁(2)
10区 17位 井上大輝(4)
10年ぶり、藤原監督になってから初めてのシード権獲得です。
若林陽大選手は2年連続区間5位でした。
8区の中澤雄大選手と9区の湯浅仁選手が好走しています。
森凪也選手は当日変更で走りませんでした。
力のある選手でしたが、箱根駅伝は好走することなく終わってしまいました。
久しぶりのシード権獲得でしたが、藤原監督がいる間はシード校常連になると思います。
戦力が充実してきて、スカウトも良いですからね。
区間エントリー後の予想 6位
6区 9位 濱野将基(3)
7区 4位 新家裕太郎(3)
8区 8位 吉田凌(1)
9区 16位 中武泰希(4)
10区 5位 松田爽汰(3)
往路で苦戦し、シード権があやしくなってきたと思いましたが、復路は好成績でした。
7区の新家裕太郎選手と8区の吉田凌選手が好走しています。
創価大学は総合力が上がってますね。
嶋津雄大選手は4年生ですが、休学期間があるので、来年度も残る予定だそうです。
三上雄太選手が卒業しますが、連続シードの可能性が高いと思います。
区間エントリー後の予想 4位
6区 17位 原秀寿(1)
7区 20位 木付琳(4)
8区 7位 石川航平(4)
9区 2位 平林清澄(1)
10区 16位 相澤龍明(4)
島﨑慎愛選手が欠場、7区の木付琳選手の区間最下位でシードラインまで落ちてしまいました。
しかし、8区の石川航平選手が上手くつなぎ、9区の平林清澄選手が区間2位の素晴らしい走りでした。
平林選手は出雲・全日本・箱根と全て好走しています。
今回は総合3位を狙える戦力だったので、総合では残念な結果となりました。
区間エントリー後の予想 10位
6区 16位 北野開平(3)
7区 13位 福島渉太(1)
8区 16位 橋本尚斗(4)
9区 12位 森田瑛介(4)
10区 10位 西脇翔太(2)
復路は全然上手くいかずに復路17位でした。
往路がかなり良かったので、初の総合3位以内が見えていましたが、残念な結果となりました。
4年生が抜けると、一気に戦力が落ちます。
5大会連続でシード権を獲得しましたが、次回は今の段階だとかなり厳しそうです。
区間エントリー後の予想 13位
6区 2位 武田和馬(1)
7区 8位 中園慎太朗(3)
8区 13位 稲毛崇斗(2)
9区 7位 清家陸(4)
10区 11位 川上有生(3)
10区で逆転シードとなりました。
6区の武田和馬選手が区間2位の走りで、10位争いができる位置までいきました。
ずっとシードライン付近を走っていましたが、崩れることなく粘っていました。
10区の川上有生選手は厳しい状況からのスタートでしたが、冷静に対応しました。
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区間エントリー後の予想 12位
6区 6位 川上勇士(3)
7区 3位 越陽汰(1)
8区 9位 入田優希(2)
9区 8位 竹村拓真(3)
10区 19位 吉冨裕太(4)
6~9区は素晴らしい走りで青山学院大学の次に速かったです。
ほぼシード権を手に入れていましたが、10区の吉冨裕太選手が低血糖でペースが大幅に落ちてしまいました。
まさかの結末でした。
しかし、6~9区の4人は全員残りますし、5区に吉田響選手がいるので、来年度は予選通過すればシード権獲得の可能性は高いと思います。
次回も見たいので、予選通過して欲しいです。
区間エントリー後の予想 16位
6区 15位 横澤清己(4)
7区 12位 川口慧(4)
8区 10位 大泉真尋(2)
9区 9位 小林篤貴(2)
10区 9位 有村祐亮(3)
往路から大崩れせずに良い駅伝だったと思います。
今回は走らなかった佐々木亮輔選手と高橋銀河選手も力があります。
次回はシード権を狙えるチームになりそうです。
区間エントリー後の予想 7位
6区 19位 栁本匡哉(2)
7区 5位 鈴木創士(3)
8区 5位 千明龍之佑(4)
9区 14位 佐藤航希(2)
10区 13位 山口賢助(4)
菖蒲敦司選手が欠場でしたが、シード権は獲れると思っていました。
しかし、6区で大きく遅れてしまいました。
7区8区でシードライン付近まで持ってきましたが、得意の9区で遅れました。
最近は9区が強く、復路成績が良かったんですよね。
結果的に1~3区の27分台トリオで稼げなかったのがダメでした。
区間エントリー後の予想 8位
6区 12位 杉本龍陽(3)
7区 2位 富田峻平(3)
8区 11位 櫛田佳希(3)
9区 11位 加藤大誠(3)
10区 4位 橋本大輝(4)
復路は3位と好成績でしたが、シードまでは届きませんでした。
8区9区はもう少し速く走れる力があったと思います。
来年度も予選会はトップ通過しそうですが、本戦シードはどうでしょうか。
スカウトは良いんですが、箱根は全然上手くいきませんね。
来年度も実績のあるルーキーが入ってきます。
区間エントリー後の予想 18位
6区 13位 福井大夢(3)
7区 17位 清水拓斗(4)
8区 14位 山本龍神(2)
9区 6位 綱島辰弥(3)
10区 18位 望月武(3)
復路も良かったと思います。
9区で綱島辰弥選手が6位と好走しています。
過去9年はずっと18位以下だったので、今回は好成績でした。
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区間エントリー後の予想 14位
6区 3位 工藤巧夢(1)
7区 14位 松井尚希(4)
8区 12位 馬場竜之介(4)
9区 17位 吉田光汰(4)
10区 8位 中島稜貴(3)
工藤巧夢選手が6区3位の好走です。
中央学院大学は6区が強いですね。
5区10位だった吉本光希選手が残りますし、小島慎也選手が復帰すれば、シード権争いができるチームになると思います。
区間エントリー後の予想 15位
6区 20位 盛本聖也(3)
7区 19位 漆畑徳輝(2)
8区 19位 九嶋大雅(3)
9区 19位 大内宏樹(4)
10区 12位 佐藤慎巴(4)
6~9区は19位以下が続く厳しい結果でした。
10区で復路最下位は回避しました。
もっと走れるメンバーだと思うので、采配が失敗したのかなと思います。
区間エントリー後の予想 17位
6区 11位 矢島洸一(4)
7区 16位 川口航士郎(4)
8区 20位 橘田大河(3)
9区 20位 石部夏希(3)
10区 14位 篠原楓(3)
8区9区で区間最下位でした。
特に9区は遅れすぎなので、何かアクシデントがあったと思います。
主力の松倉唯斗選手が欠場でしたが、まずまずの結果だったと思います。
区間エントリー後の予想 20位
6区 3位 小泉謙(3)
7区 15位 新山舜心(2)
8区 15位 出仙龍之介(3)
9区 18位 田尻健(4)
10区 7位 阪本大貴(4)
復路は15位でした。
初出場でタスキを最後までつなぎました。
トップの青山学院大学が速かったので、繰り上げを回避するのは難しかったと思います。
6区の小泉謙選手が3位、10区の阪本大貴選手が7位と好走しました。
連続出場の可能性は高いと思います。
区間エントリー後の予想 19位
6区 17位 横山佑羽(4)
7区 9位 国増治貴(3)
8区 17位 岩間暁(4)
9区 15位 服部友太(4)
10区 20位 中山敦貴(2)
7区の国増治貴選手が好走しています。
1区の木村暁仁選手が4位の好スタートだったんですが、最下位という結果になってしまいました。
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シード権がほぽ確実になった法政大10区川上有生選手は、ゴール直前の寺田交差点でコースを間違えかけましたが、もし混戦状態だったらヤバかったかもしれませんね。
(本家の寺田夏生選手の時は、かなり混戦状態でしたが…)
順天堂、来年の優勝にロックオンしたようですね。
1区の失敗は今回は過去最悪に酷かった気がします。完全に「駅伝」から外れた。そこから地道に追い上げての2位。
仮にもし、三浦でロケットスタートして、絶好調に仕上がった野村が田澤についていって早い段階で青学ふるい落としてたら、3~5が好調だっただけに展開は面白かったかもしれませんね。特に今回の伊豫田なら、駒澤をすぐに捕らえて中継車効果でリード広げて、石井、四釜で拡大しそうです。
復路の6~8が絶好調だったので、最低9区途中まではトップでいけた気はします。1区で失った流れや主力のピーキングミス含めると実際には差は2~3分くらいでしょうか。今回のミスを検証して、来年の政権交代を期待したいです。絶対王者を引き摺り下ろしたらロマンがある。山でも対抗出来そうなので楽しみです。
今年は、インカレ組以外は箱根に絞って青学に似た調整してたようで、区間賞獲得者もインカレ組ではなかったのも青学と共通しています。大学のインカレ重視の伝統的方針もあるでしょうが、本気になった箱根仕様の順天堂に期待しています。凄いことになるかもしれない。
1区はやはり三浦一択でしょうか?1年力を蓄えて最高に仕上がれば、吉居と競って1時間切りも可能なのでしょうか?仮に青学の近藤が来てもつききれなそう。
それと、両角東海はどうしてしまったのか?リクルートは最高なはずですが、育成がうまくいってないですよね。10区ラスト1㎞で突然低血糖おこして、シード陥落とツキからも完全に見放されている。
佐久長聖時代の育成を思うと両角先生も低迷試行錯誤の時期なのでしょうか?石原の復活、喜早の覚醒に期待したいですが。長聖から吉岡来ないんですかね?平林来なかったから、吉岡は来て欲しいかな。まだ長聖ルートはありますかね?平林来てたらシード落ちはなかったですよね?今の東海に必要なものは何でしょうかね?
長々失礼しました。
今シーズンの東海大は、やはり石原選手に頼り過ぎてた部分が大きかったと思いますが…
結局三大駅伝全て欠場と言う事で、チームとしてもオーダーが定まらずレースも消化不良と言うか、中途半端な感じがしました。
来シーズンは都道府県対抗長野メンバーにもエントリーされた、上田西の花岡寿哉選手が入部予定なので注目しています。
信州人さんの明治論もうかがいたいですね。あれだけ有望選手いて2年連続シード落ち。しかも今回はレースにさえ絡めてない。見事なくらいの人材墓場になりつつありますが。都王路でワイルドボーイの伝説記録に肉薄した前田という怪物もいましたけど、明治に進んで、格段の進歩はみられませんでした。素材なら三浦級だったとは思いますが。
全日本大学駅伝後は試合回避で泥臭く地道に徹底的走り込むことや、いっそ青学のように箱根一本に照準絞って正月から逆算して年間通じてスタミナ強化を図ることを行う等の大改革図らないとメインステージから外れ遠のいてしまいそう。
新入生リクルートは順天堂よりも段違いに良く、青学とも遜色無い。改革起こせば青学にも対抗できるとと思うのですが......
今年の長野勢は、非長聖勢も有力選手出てますよね。今年は確か上伊那農業にも全国クラスの選手がいたはず。名選手伊藤国光さんの母校ですね。
駒大4連覇メンバーの塩川選手は東海大三でしたよね。長聖以外の選手がどう活躍するかも注目ですね。
寺田交差点は翌年から対策されていました。
この対策のおかげで、今回は大きなロスを防ぐことができました。
さらに対策が強化されるんでしょうか。
今回の件は、対策云々以前に誘導員の怠慢と言うか油断が有ったと思います。
三上選手が走って来た時に交差点付近には一人の誘導員がいましたが、全くのノーリアクションで間違いかけたら慌てて誘導していたので…
やはりゴール直前と言う事で疲労もピークで、ましてやシード権争いをしてるとなれば限界を超えて思考能力も低下してる事も考えられるので、本来なら有り得ない様な事が起こるのかもしれませんね。
(交差点は曲がらずに真っ直ぐ進んでゴールなんですが、映像を良く見ると左方向に沿道観戦者の人垣が延びているので、選手目線だと何となく左方向へ自然と誘導されてしまうのかも?)
訂正! 誤→三上選手 正→川上選手
失礼しました。