2020年10月2日、3日に第104回日本陸上競技選手権大会の女子800mが行われました。
この記事では予選と決勝の結果と感想をまとめています。
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通過条件:2着+2
Q:着順通過
q:タイム通過
1組
1位 2:05.14 田中希実(豊田織機TC)Q
2位 2:05.61 塩見綾乃(立命館大学)Q
3位 2:06.80 中村美宇(福島大学)q
4位 2:08.26 池崎愛里(順天堂大学)
5位 2:08.89 大森郁香(奥アンツーカ)
6位 2:11.04 細井衿菜(慶應義塾大学)
7位 2:16.59 有馬京花(日本体育大学)
8位 2:19.56 有廣璃々香(東大阪大学)
1周目62秒
2組
1位 2:08.28 卜部蘭(積水化学)Q
2位 2:08.61 菊地梨紅(肥後銀行)Q
3位 2:08.89 川島実桜(豊橋南高校)
4位 2:08.96 広田有紀(新潟アルビレックスRC)
5位 2:09.30 河原田萌(京都教育大学)
6位 2:09.72 平野綾子(関彰商事)
7位 2:10.07 綾野千優(筑波大学)
8位 2:11.34 田阪亜樹(せとなみTC)
9位 2:14.02 北村夢(エディオン)
1周目65秒
3組
1位 2:06.92 川田朱夏(東大阪大学)Q
2位 2:07.71 志村美希(日本体育大学)Q
3位 2:08.22 谷口ゆき(星稜高校)q
4位 2:08.53 青山理奈(中京大中京高校)※救済
5位 2:10.70 上田万葵(東京学芸大学)
6位 2:11.41 ヒリアー紗璃苗(青山学院大学)
7位 2:18.04 澤井柚葉(筑波大学)
失格 山田はな(わらべや日洋)
1周目61秒
田中希実・塩見綾乃・卜部蘭・川田朱夏の4選手が順当に通過しています。
3組で山田はな選手が妨害行為での失格、青山理奈選手が救済措置となりました。
ゴール直前で足が絡んだ行為だと思いますが、厳しい判定のように見えました。
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優勝 2:03.54 川田朱夏(東大阪大学)
2位 2:04.24 塩見綾乃(立命館大学)
3位 2:04.56 卜部蘭(積水化学)
4位 2:04.76 田中希実(豊田織機TC)
5位 2:07.55 中村美宇(福島大学)
6位 2:08.38 谷口ゆき(星稜高校)
7位 2:09.08 青山理奈(中京大中京高校)
8位 2:09.92 菊地梨紅(肥後銀行)
9位 2:11.20 志村美希(日本体育大学)
100m:14.1、200m:29.0、400m:60.1
川田朱夏選手の初優勝でした。
1周目を引っ張って60秒の良いペースで走り、途中で田中希実選手が前に出てくれたことで、上手く力を溜める事が出来たのかなと思います。
ラスト100mは速かったです。
塩見綾乃選手は今回は2周目で川田朱夏選手の前に出ることもありました。
ゴールデングランプリと日本インカレではずっと後ろを走る展開だったので、今回のほうが内容が良かったと思います。
卜部蘭選手はラストのキレがなかったです。
1500mも良くなかったので、調子を落としてしまったんでしょうか。
2種目共に2位以内に入れなかったのは予想外でした。
田中希実選手は序盤のハイペースに付いていけませんでした。
200mから追い付き、追い抜けたのはギアチェンジをしたというより、先頭のペースが落ちたからと考えたほうがいいと思います。
4位でしたが自己ベストに近いタイムでゴールすることができました。
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まず、田中希実選手の見慣れないセパレートコースでのスタートシーンに違和感があったと言うか、新鮮味を感じました。
田中選手は かなり遅れてのスタートから 集団に追いついて 徐々に上がっていって、ラスト1周を過ぎてから先頭に立ちましたが…
この時点でかなり脚を使っていたと思うので、やはり最後スプリント勝負は厳しかったと思います。
逆に優勝した川田朱夏選手は、ご指摘の通り 田中選手が前に出てから 力を温存出来る時間があったので、最後のスプリント勝負は有利だったと思います。
ただ 田中選手は、800mは専門種目ではないので 普段 本格的な練習はしてないと思いますが、今後の方針などはよく知りませんが もし今後本気で取り組むような事があれば、今回以上の結果を出す可能性は高いと思います。
田中希実選手は5000mがメインなので、800mはそんなに本気で取り組まないと思います。
とりあえず24日の木南記念で800mにエントリーしています。
川田選手と塩見選手もエントリーしているので面白そうです。