2020年9月18日と19日に第68回全日本実業団対抗陸上の10000mが行われました。
この記事では結果をまとめています。
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2組
1位 33:24.78 谷口真菜(ワコール)
2位 33:40.98 逸木和香菜(九電工)
3位 33:54.54 坪倉琴美(ワコール)
4位 33:58.53 水口瞳(ダイハツ)
5位 34:02.43 谷本観月(天満屋)
6位 34:12.73 大蔵玲乃(ノーリツ)
7位 34:31.01 池内彩乃(デンソー)
8位 34:31.79 赤坂よもぎ(スターツ)
9位 34:40.43 宇都宮恵理(JP日本郵政グループ)
10位 34:59.17 和田優香里(積水化学)
11位 35:18.19 西田留衣(シスメックス)
12位 35:37.44 中野円花(岩谷産業)
途中棄権 中野円花(スターツ)
猪原千佳(肥後銀行)
谷口真菜選手は自己ベストに近いタイムです。
先頭を走る時間が長かったので良い内容だったと思います。
1組
優勝 32:03.40 鍋島莉奈(JP日本郵政グループ)
2位 32:06.46 松田瑞生(ダイハツ)
3位 32:08.06 前田穂南(天満屋)
4位 32:20.58 一山麻緒(ワコール)
5位 32:54.79 安藤友香(ワコール)
6位 33:21.08 加藤岬(九電工)
7位 33:34.03 大西ひかり(JP日本郵政グループ)
8位 33:40.36 川口桃佳(豊田自動織機)
9位 33:42.45 福良郁美(大塚製薬)
10位 33:53.33 五島莉乃(資生堂)
11位 34:45.99 松下菜摘(天満屋)
途中棄権 モカヤ・マータ(キヤノン)
荘司麻衣(ユニクロ)
前半はワコールの2人が引っ張って、後半は前田穂南選手が引っ張る展開でした。
蒸し暑かったようで、後半はペースが落ちてしまいました。
鍋島莉奈選手は強い勝ち方ではなかったですが、故障明けで良い状態になってきています。
松田瑞生選手は後ろで溜めてた割に、ラストにキレがなかったです。
前田穂南選手は暑さに強い選手ですが、後半で落ちてしまったので、かなり厳しいコンディションだったんでしょう。
一山麻緒選手は厚底シューズじゃないと粘れないんでしょうか。
遅れたペースにも付いていけませんでした。
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1組
1位 28:59.56 坂田昌駿(中央発條)
2位 29:00.53 青木優(カネボウ)
3位 29:01.29 岩佐壱誠(大塚製薬)
4位 29.04.14 土方英和(Honda)
5位 29:06.57 細森大輔(YKK)
6位 29:09.18 細谷恭平(黒崎播磨)
7位 29:10.83 白頭徹也(八千代工業)
8位 29:21.71 口町亮(SUBARU)
9位 29:29.71 定方俊樹(三菱重工)
10位 29:31.82 松村和樹(愛知製鋼)
11位 29:32.35 馬場祐輔(小森コーポレーション)
12位 29:32.37 黒川翔矢(JR東日本)
13位 29:32.90 竹下和輝(自衛隊体育学校)
14位 29:39.18 我那覇和真(コニカミノルタ)
15位 29:42.07 永井秀篤(東日本実業団連盟)
16位 29:42.07 木津晶夫(カネボウ)
17位 29:44.36 横井裕仁(NTN)
18位 29:45.55 熊谷拓馬(住友電工)
19位 29:51.57 竹下凱(SGH)
20位 29:55.86 大隅裕介(JR東日本)
前半のタイムが遅く、自己ベストからは大きく遅れています。
2組とは資格タイムが10秒くらいしか遅くないので、もっと良いタイムが出せたと思います。
2組
1位 28:30.32 片西景(JR東日本)
2位 28:31.03 照井明人(NDソフト)
3位 28:33.16 赤﨑暁(九電工)
4位 28:34.66 吉岡幸輝(中央発條)
5位 28:36.48 中村大成(富士通)
6位 28:43.48 永戸聖(日立物流)
7位 28:45.10 中村高洋(京セラ鹿児島)
8位 28:50.09 平賀喜裕(自衛隊体育学校)
9位 28:53.41 鈴木大貴(YKK)
10位 28:54.90 金森寛人(小森コーポレーション)
11位 28:55.36 大塚祥平(九電工)
12位 28:55.65 住吉秀昭(SUBARU)
13位 28:57.04 聞谷賢人(トヨタ紡織)
14位 28:57.38 村本一樹(住友電工)
15位 28:58.16 小山直城(Honda)
16位 28:59.11 坂東剛(大阪ガス)
17位 28:59.86 三輪晋大朗(中央発條)
18位 29:21.53 髙畑祐樹(トーエネック)
19位 29:31.54 天野誠也(自衛隊体育学校)
20位 29:33.69 渡邊力将(NTT西日本)
21位 29:44.37 川村悠登(日立物流)
2組は入れ替わりで先頭を引っ張る展開で好タイムが出ています。
片西景選手は9000m手前からのロングスパートでトップでした。
自己ベスト更新です。
照井明人選手と吉岡幸輝選手も自己ベスト更新です。
照井選手は先頭を走る時間が長かったので、良い走りだったと思います。
3組
優勝 27:01.42 リチャード・キムニャン(日立物流)
2位 27:02.39 ベナード・コエチ(九電工)
3位 27:02.80 ビダン・カロキ(トヨタ自動車)
4位 27:20.34 クレオファス・カンディエ(三菱重工)
5位 27:30.81 アレクサンダー・ムティソ(NDソフト)
6位 27:45.94 マチャリア・ディラング(愛知製鋼)
7位 27:47.55 服部勇馬(トヨタ自動車)
8位 27:49.16 鈴木健吾(富士通)
9位 27:51.27 ロバート・キプチルチル・ムウェイ(旭化成)
10位 28:03.13 ジョエル・ムァゥラ(黒崎播磨)
11位 28:03.30 ヴィンセント・キプケモイ(YKK)
12位 28:16.39 伊藤達彦(Honda)
13位 28:19.01 東瑞基(愛三工業)
14位 28:19.56 イエゴ・エバンス(サンベルクス)
15位 28:23.37 ロロット・アンドリュー(SUBARU)
16位 28:27.46 井上大仁(三菱重工)
17位 28:28.32 サイモン・カリウキ(戸上電機製作所)
18位 28:34.93 村山謙太(旭化成)
19位 28:41.74 相葉直紀(中電工)
20位 28:44.06 菊地賢人(コニカミノルタ)
21位 28:58.20 ダニエル・キプケモイ(西鉄)
22位 29:14.03 大石港与(トヨタ自動車)
23位 29:35.42 鈴木塁人(SGH)
途中棄権 ロジャース・チュモ・ケモイ(愛三工業)
トップ3が素晴らしいタイムを出しています。
コエチ選手とカロキ選手が引っ張ることが多く、たまにキムニャン選手が前に出るという展開でした。
ラスト1周のスパート勝負で熱いレースでした。
キムニャン選手とコエチ選手は自己ベスト更新です。
カンディエ選手とムティソ選手も自己ベスト更新です。
日本人は服部勇馬選手と鈴木健吾選手が27分50秒を切っての自己ベスト更新です。
前半は先頭集団に付いていって、後半もペースを落とさずに走れています。
この2人は最近は安定して好タイムを出しています。
コモディイイダから愛三工業に移籍した東瑞基選手も自己ベスト更新です。
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男子トップ3のハイレベルな争いは見応えがありましたが、やはり ビダン・カロキ選手は ラスト一周のスパート勝負になると厳しいですね。
ちなみに、カロキ選手がトヨタに移籍した事は全く知りませんでした。
女子は、後半 前田穂南選手がずっと先頭を走って 鍋島莉奈選手と松田瑞生選手が余裕の表情で付いて、しかも前田選手は発汗量も多く やや無理して引っ張っている感じだったので、最後は鍋島選手と松田選手のスパート勝負になると思ってました。
優勝した鍋島選手は、故障からの見事な復活劇だったと思いますが、確か一昨年の都道府県対抗1区でも 病み上がり状態での区間賞という事で、逆境に強い選手だと思います。
前田選手は、インタビューでも暑さについて触れていましたが、暑さそのものより 直前まで涼しい菅平にいて いきなり高温多湿の熊谷と言う事で、そのギャップの影響が大きかったかもしれません。
ビダン・カロキ選手は4月1日からトヨタ自動車に所属しています。
トヨタ自動車は外国人選手が強くなかったので、良い補強になりました。
鍋島莉奈選手の2018年都道府県対抗女子駅伝はインフルエンザから1週間くらいでの出場だったと思います。
あの時は驚きました。
今月 菅平に行った時に カロキ選手は、服部勇馬選手、大石港与選手、田中秀幸選手らと一緒に練習をしていて(服部選手と一緒に上半身裸で走ってました)、練習が終わって宿舎に帰る時は、服部選手と一緒に歩いて帰って行ったので 違和感がありましたが…これで納得しました。