２０１９年１１月２４日に第３９回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)が行われました。
この記事では総合順位・総合タイム・各チームの区間順位と感想について書いています。
[ad#co-1]
※シードは８位まで
優勝 2:15:10 JP日本郵政グループ
２位 2:15:15 ダイハツ
３位 2:15:21 パナソニック
４位 2:15:38 天満屋
５位 2:16:07 ワコール
６位 2:16:14 三井住友海上
７位 2:16:31 デンソー
８位 2:16:34 豊田自動織機
９位 2:17:37 積水化学
１０位 2:17:38 エディオン
１１位 2:17:44 第一生命グループ
１２位 2:17:48 資生堂
１３位 2:18:08 ヤマダ電機
１４位 2:18:54 九電工
１５位 2:19:21 京セラ
１６位 2:19:32 ユニバーサルエンターテインメント
１７位 2:20:36 日立
１８位 2:21:06 ルートインホテルズ
１９位 2:21:10 肥後銀行
２０位 2:21:20 大塚製薬
２１位 2:23:10 スターツ
２２位 2:23:20 ユニクロ
１区 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)
２区 山ノ内みなみ(京セラ)
３区 堀優花(パナソニック)
４区 ゼイトナ・フーサン(デンソー)
５区 三宅紗蘭(天満屋)
６区 吉本ひかり(ダイハツ)
[ad#co-2]
予想順位 １１位
区間順位
１区 １位 廣中璃梨佳
２区 ２位 菅田雅香
３区 ２位 鈴木亜由子
４区 １７位 高橋明日香
５区 ４位 大西ひかり
６区 ８位 宇都宮恵理
廣中璃梨佳選手が２０秒の貯金を作って、そのまま良い流れで優勝しました。
２区の菅田雅香選手と５区の大西ひかり選手が予想以上に速かったです。
アンカーは差を詰められましたが、何とか逃げ切れました。
日本郵政は全然予想が当たりません。
次回は優勝予想をする人が圧倒的に多そうですが、鍋島莉奈選手が走ったのに連覇できなかったという結果になるんじゃないかと思っています。
予想順位 ８位
区間順位
１区 ８位 大森菜月
２区 ９位 竹山楓菜
３区 ９位 松田瑞生
４区 ７位 下田平渚
５区 ２位 細田あい
６区 １位 吉本ひかり
３区の松田瑞生選手はまだ調子が上がっていないようです。
しかし、４～６区が強かったです。
４区の下田平渚選手は日本人トップでした。
５区の細田あい選手も力が付いてきています。
６区の吉本ひかり選手は区間賞の素晴らしい走りで、トップまで５秒差まで追い上げました。
初優勝が狙える戦力が整ってきています。
予想順位 優勝
区間順位
１区 ２位 渡邊菜々美
２区 １８位 森磨皓
３区 １位 堀優花
４区 ８位 内藤早紀子
５区 ５位 森田香織
６区 ３位 中村優希
強さは見せましたが、３連覇は出来ませんでした。
２区と５区が予想より遅かったです。
区間配置はどうだったんでしょうか。
森田香織選手の５区は調子の問題で、しょうがなかったんでしょう。
ただ、中村優希選手は２区のほうが良かったと思います。
堀優花選手は３区・５区・３区で３年連続の区間賞でした。
予想順位 ４位
区間順位
１区 １１位 谷本観月
２区 ２１位 谷口亜未
３区 ３位 前田穂南
４区 ８位 松下菜摘
５区 １位 三宅紗蘭
６区 ２位 小原怜
不安だった谷本観月選手が遅れて、２区の谷口亜未選手も良い走りが出来ませんでした。
しかし、３区から猛追して、１８位から４位まで順位を上げました。
前田穂南選手は積水化学の佐藤早也伽選手との競り合えたのが良かったと思います。
５区の三宅紗蘭選手はかなり強くなっています。
鍋島莉奈選手が相手でもいい勝負ができると思います。
６区の小原怜選手もマラソンのファイナルチャレンジに向けて良い結果だったと思います。
予想順位 ２位
区間順位
１区 ３位 一山麻緒
２区 １２位 谷口真菜
３区 ６位 福士加代子
４区 １２位 金山琳
５区 ３位 安藤友香
６区 ９位 長谷川詩乃
２・５・６区は予想より少し遅かったです。
４区終了時点では優勝もまだあるかなと思っていましたが、安藤友香選手が思ったより良くなかったです。
６区の長谷川詩乃選手は小原怜選手といっしょに追い上げてこれそうだったんですが、かなり遅れてしまいました。
予想順位 １３位
区間順位
１区 １０位 田邉美咲
２区 ５位 古寺冴佳
３区 １０位 岡本春美
４区 ３位 カマウ・タビタ
５区 ６位 橋本奈海
６区 ５位 片貝洋美
２・５・６区が予想以上に速かったです。
３区に岡本春美選手を配置できたのが良かったと思います。
予想順位 １５位
区間順位
１区 １２位 荘司麻衣
２区 ３位 倉岡奈々
３区 １２位 小笠原朱里
４区 １位 ゼイトナ・フーサン
５区 ７位 松本亜子
６区 ７位 池内彩乃
森林未来選手と矢田みくに選手が欠場で厳しい戦いになると思いましたが、３～５区が予想以上に速かったです。
ルーキーの小笠原朱里選手がエース区間で良い走りをしています。
予想順位 ３位
区間順位
１区 ７位 萩原歩美
２区 ７位 林田みさき
３区 ８位 福田有以
４区 ５位 ヘレン・エカラレ
５区 ８位 川口桃佳
６区 １３位 沼田未知
１区の萩原歩美選手が序盤で転倒しましたが、上手く粘れていました。
しかし、全体的に少しずつ予想よりも遅かったです。
[ad#co-3]
予想順位 ９位
区間順位
１区 １８位 松﨑璃子
２区 １２位 森智香子
３区 ３位 佐藤早也伽
４区 １４位 飯島理子
５区 ９位 和田優香里
６区 １４位 髙野みなみ
１・２区で遅れてしまいましたが、佐藤早也伽選手が大きく順位を上げました。
序盤で前田穂南選手に追いつかれたので、調子が良くないのかなと思いましたが、競り合ってからが強かったです。
結果的に前田穂南選手と同タイムでした。
予想順位 １７位
区間順位
１区 ４位 萩谷楓
２区 ６位 江口美咲
３区 １３位 石澤ゆかり
４区 １８位 安井絵理奈
５区 １０位 西田美咲
６区 ６位 菅野杏華
１区の萩谷楓選手はプリンセス駅伝に続いての好走でした。
２区以降も１区の良い流れに乗って予想以上の成績でした。
予想順位 ７位
区間順位
１区 ５位 出水田眞紀
２区 １１位 原田紋里
３区 ５位 上原美幸
４区 １５位 鈴木理子
５区 １８位 佐々木文華
６区 １０位 田中智美
１区の出水田眞紀選手が良いスタートを切って、３区の上原美幸選手が良い走りをしました。
クイーンズ８入りするかと思いましたが、５区の佐々木文華選手が良くなかったです。
田中智美選手は駅伝ラストランのようです。
予想順位 ５位
区間順位
１区 ６位 木村友香
２区 １４位 真柄碧
３区 ７位 高島由香
４区 １１位 ダンカン・メリッサ
５区 １３位 田中華絵
６区 １６位 高見澤安珠
プリンセス駅伝から調子を上げてくると予想していましたが、全体的に良くなかったです。
資生堂は来年度、佐藤成葉選手と五島莉乃選手が入部するので大幅に戦力がアップします。
この２人をプリンセス駅伝から見れるのも楽しみです。
予想順位 ６位
区間順位
１区 １５位 清水真帆
２区 ４位 市川珠李
３区 １０位 筒井咲帆
４区 １０位 竹地志帆
５区 １４位 石井寿美
６区 １５位 西原加純
２・４区以外は予想より遅かったです。
清水真帆選手は前回も１区１０位で遅れているので、次回は他の選手を試してみるのはどうでしょうか。
ヤマダ電機はシードを獲り続けていたので、来年度はプリンセス駅伝に初めて出場することになります。
予想順位 １４位
区間順位
１区 １７位 横石悠貴
２区 １６位 陣内綾子
３区 １６位 林田美咲
４区 ６位 ジェロティッチ・ウィニー
５区 １２位 逸木和香菜
６区 １２位 宮田梨奈
加藤岬選手が欠場だったのは残念です。
陣内綾子選手は予想より遅かったですが、他の選手はだいたい予想通りでした。
予想順位 １０位
区間順位
１区 １３位 松田杏奈
２区 １位 山ノ内みなみ
３区 １５位 盛山鈴奈
４区 １９位 中島愛華
５区 １１位 足立由真
６区 １９位 堀口あずき
山ノ内みなみ選手が２区で区間賞を獲りましたが、全体的に良くなかったです。
予想順位 １２位
区間順位
１区 １６位 猿見田裕香
２区 １０位 秋山桃子
３区 １４位 青山瑠衣
４区 ４位 ナオミ・ムッソーニ
５区 ２０位 和久夢来
６区 １７位 篠塚麻衣
１・３・５・６区が予想より遅かったです。
青山瑠衣選手と篠塚麻衣選手はプリンセス駅伝では良かったんですが、かなり調子が落ちています。
予想順位 １９位
区間順位
１区 １９位 小澤夏美
２区 １９位 佐々木瑠衣
３区 ２１位 佐々木芽衣
４区 １３位 メリー・シプコ
５区 １５位 鈴木千晴
６区 ４位 田村紀薫
主力の田村紀薫選手が６区だったので、調子が悪いのかと思いましたが良いタイムで走っています。
３区の方が良かったんじゃないでしょうか。
予想順位 １６位
区間順位
１区 ９位 明石伊央
２区 ７位 坂本ちほ
３区 ２２位 日髙侑紀
４区 １位 パウリン・カムル
５区 １９位 神田美沙
６区 ２１位 藤田正由加
藤田正由加選手と加藤海音選手が３区と５区を走れていたら、クイーンズ８入りもあったと思います。
この２人が戻ってくれば面白くなりそうです。
予想順位 ２１位
区間順位
１区 ２１位 境田真夕
２区 １６位 髙野鈴菜
３区 １７位 本田絵里香
４区 １６位 新井沙紀枝
５区 １６位 平井見季
６区 １８位 猪原千佳
１区の境田真夕選手が転倒してしまいましたが、その後は無難につなぐことができたと思います。
予想順位 １８位
区間順位
１区 １４位 福良郁美
２区 １５位 伊藤舞
３区 １９位 岡田唯
４区 ２１位 藪田裕衣
５区 ２２位 棚池穂乃香
６区 １１位 井上彩花
横江里沙選手が欠場していました。
４区の藪田裕衣選手と５区の棚池穂乃香選手は予想より遅かったです。
予想順位 ２０位
区間順位
１区 ２２位 赤坂よもぎ
２区 ２０位 西野まほ
３区 １８位 上杉真穂
４区 ２０位 西川真由
５区 １７位 佐藤奈々
６区 ２２位 小川香澄
１区以外は実力通りの結果だったと思います。
予想順位 ２２位
区間順位
１区 ２０位 吉川侑美
２区 ２２位 今井千尋
３区 ２０位 森野夏歩
４区 ２１位 康本花梨
５区 ２１位 野村沙世
６区 ２０位 尾方星華
４年ぶりの出場でしたが、残念な結果でした。
[ad#co-3]
View Comments
日本郵政は、1区・廣中璃梨佳選手の20秒の貯金が大きかったと思います。
もちろん 他の選手の頑張りもあったと思いますが、途中 何回か差が詰まりそうになったと思ったら また開くみたいな場面があったので、もし廣中選手の貯金が10〜15秒だったら 途中でパナソニックに追いつかれてたかもしれません。
ただ 今回の廣中選手の走りを見ると、もし廣中選手が3区or5区に起用されていたら、もっと後ろとの差を広げたりゴボウ抜きするなどして 楽に勝っていたかも？と思わせる位 凄い走りだったと思います。
今 女子の日本人選手の中でこの様なインパクトのある走りが出来るのは、新谷仁美選手と田中希実選手くらいでしょうか？
ちなみに、廣中選手は今週末の日体大記録会にエントリーしているので、どの様な走りをするか楽しみです。
余談ですが…
廣中選手のお母さんがラスト1㎞地点で応援しているとの事だったので、どんな人かな？と注目して見てましたが…
先月 国体を見に行った時に 陸上とは掛け離れた やや奇抜なファッションの女性を何回か目撃して凄く気になってましたが、廣中選手のお母さんその人でした(笑)
廣中璃梨佳選手が１区じゃなかったら日本郵政は優勝していなかったと思います。
駅伝はもらった位置で結果が大きく変わることがよくあります。
廣中選手が５区だったら前回と同じような結果になっていた可能性が高いと思います。
田中希実選手は駅伝だとそこまでインパクトのある走りは出来ていない印象です。
しかし、今だったらインパクトのある走りをしてくれそうです。
都道府県対抗女子駅伝に出場してくれるとうれしいんですけどね。
廣中璃梨佳選手との１区対決になったら熱すぎます。
廣中璃梨佳選手のお母さんは国体にも応援にきていたんですね。
クイーンズ駅伝でも目立ってました(笑)
今週末 日体大記録会（3000m）で、田中希実選手と廣中璃梨佳選手が同組にエントリーしているので対決が見れそうです。
ぜひライブ配信などをしてほしいです。
この２人の対決は楽しみです。
トラックだと田中希実選手の方が実績がありますが、どうなるんでしょうか。
注目の対決なので、動画upはしてくれる人がいると思います。
5000mでは、廣中選手を含めた今回優勝の日本郵政メンバーもエントリーしてますが…
同組には、先月 杜の都優勝の名城大学の主力もエントリーしているので、実業団No.1vs大学No.1対決が見られますね。
でも 田中選手vs廣中選手も含めて、このタイミングでこの様な対決があるのは 主催側の何らかの演出的な物があるんでしょうか？(笑)
日本郵政・ユニバーサル・名城大学は去年の同じ時期も複数の選手がエントリーしているので、ちょうどいい日程なんでしょう。
しかし、今回はかなりまとめてエントリーしています。
良いタイムが出そうです。
ダイハツは5秒差での2位でしたが…
こうなると、やはり3区・松田瑞生選手の不調な走りが悔やまれます。
たぶん一番悔しいと思っているのは松田選手自身だと思うので、また万全な状態にしてマラソンでリベンジしてほしいです。
5区・細田あい選手は好走しましたが…
何回か名前を間違えられて、応援している側からすれば 水を差された感じで残念でした。
来年の都道府県対抗では、萩谷楓選手と共に長野県チームからお声が掛かっているそうなので また期待したいです。
資生堂は来年、大学生の即戦力選手2人が加入するんですね。
もし五島莉乃選手が1区で 先日の全日本みたいな走りをすれば、今回の日本郵政のパターンも考えられるので面白そうです。
松田瑞生選手は状態が悪いみたいです。
大阪国際女子マラソンに出場予定なので、良い走りを期待しています。
細田あい選手と萩谷楓選手が都道府県対抗女子駅伝に出場すると、長野の連続入賞の可能性が高くなりますね。
五島莉乃選手は５区の方が力を発揮できるのかなと思っています。
資生堂には１区を走れる選手がいますからね。
長野は先日の東日本女子駅伝で手応えを感じていて、そこに細田選手と萩谷選手が加わる都道府県対抗は、関係者のコメントを見る限り 3位以内を意識しているみたいです。
３位以内は目標が高いですね。
中高生の頑張りが必要になってくると思います。
天満屋の1区・谷本観月選手は…
過酷だった世界陸上の影響があったかもしれませんが、廣中選手のハイペースな展開に無理に付き合ってしまったと思います。
もっと早い段階で自分のペースで走っていたら終盤はもっと粘れて、チームも優勝争いに絡めていたと思います。
ワコールの5区・安藤友香選手は…
『忍者走り』は 腕振りを極力抑えた省エネ的な走りで あくまでマラソン仕様だと思うので、今回のようにスタートから前にいる選手を追いかけたり、途中で競り合ったりするなど 駅伝ではメリットは少ない感じがします。
ヤマダ電機の1区・清水真帆選手は…
去年もそうでしたが、東日本女子駅伝では同じ1区で好走してクイーンズではイマイチな結果という事で、コース適性とか関係あるんでしょうか？
１区を早い段階でマイペースで走るというのは優勝を目指しているチームにとってはやりにくいと思います。
調子が良くなかったのであれば、他の区間を走ったほうが良かったと思います。
安藤友香選手の忍者走りはマラソン向きですが、駅伝でも区間上位で走れているのでいいと思います。
違うフォームで走るのも難しいでしょうし。
清水真帆選手はクイーンズ駅伝の１区が苦手かもしれません。
アップダウンがあって、向き不向きの差が出やすい区間だと思います。