2019年3月10日に第74回びわ湖毎日マラソンが行われました。
MGCファイナリストは2人増えました。
この記事では上位選手と注目選手の結果、MGC獲得選手、レースの展開と感想について書いています。
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優勝 2:07:52 サラエディーン・ブナスル(モロッコ)
2位 2:07:56 アセファ・テフェラ(エチオピア)
3位 2:07:58 スティーブン・モコカ(南アフリカ)
7位 2:08:42 山本憲二(マツダ)
8位 2:09:21 川内優輝(埼玉県庁)
10位 2:10:33 山本浩之(コニカミノルタ)
11位 2:10:50 河合代二(トーエネック)
12位 2:11:25 髙橋裕太(大塚製薬)
13位 2:12:01 早川翼(トヨタ自動車)
14位 2:12:10 小椋裕介(ヤクルト)
16位 2:12:19 押川裕貴(トヨタ自動車九州)
20位 2:13:02 大石港与(トヨタ自動車)
21位 2:13:23 松村康平(MHPS)
23位 2:13:30 服部翔大(Honda)
28位 2:15:17 兼実省伍(中国電力)
29位 2:15:23 寺内將人(愛知製鋼)
31位 2:16:05 本田匠(旭化成)
33位 2:16:47 佐々木悟(旭化成)
47位 2:18:56 菊地賢人(コニカミノルタ)
49位 2:19:05 市田宏(旭化成)
途中棄権
マチャリア・ディラング(愛知製鋼)
MGCの獲得条件
日本人1~3位 2時間11分以内
日本人4~6位 2時間10分以内
※MGC出場資格保持者は順位に含まない
今回出場しているMGC出場資格保持者
山本憲二、川内優輝
今回でMGCの出場権を獲得した選手
山本浩之、河合代二
MGCについてはこちらの記事にまとめています。
東京オリンピック2020マラソン代表選手選考方針の詳細と感想
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気温は低くないけど、雨が降る中でのレースとなりました。
上位の結果を見ると、タイムへの影響は少なかったと思います。
ペースメーカーは5km15分10秒ペースで30kmまで。
ペースが遅かったので、先頭集団の人数が多かったです。
35kmの時点では先頭集団は8人。
日本人選手は山本憲二選手と河合代二選手が付いていました。
35km過ぎから面白い優勝争いとなりましたが、日本人選手が1人も残っていなかったので、テレビ放送では日本人選手中心に映っていました。
日本人選手中心でもいいんですが、競技場に入ってからは優勝争いを中心に放送したほうが良かったと思います。
優勝はモロッコのサラエディーン・ブナスル選手で、自己ベストを大幅に更新しました。
優勝インタビューは通訳が3人挟むという珍しいパターンでした。
モロッコなのでアラビア語でしょうか。
どういうリレーだったんでしょうか。
3人も挟むと最終的に少し意味が違って伝わっているかもしれません。
日本人トップは山本憲二選手でした。
タイムが出にくいびわ湖毎日マラソンでの自己ベストだったので、確実に力をつけてきていると思います。
日本人2位もMGCをすでに獲得している川内優輝選手でした。
他のレースでもそうですが、MGCファイナリストは強いですね。
今回の結果で川内優輝選手はドーハ世界陸上の出場候補にもなりました。
川内選手はMGCよりもドーハ世界陸上に出場意思があり、他の候補選手はMGCを選ぶと思うので、ほぼ代表決まりなのかなと思います。
新たなMGCファイナリストは2人でした。
山本浩之選手は30km前に遅れましたが、粘りのレースで順位を上げていきました。
最近は途中棄権が続いていたので、やっと結果が出て良かったです。
河合代二選手は35kmまで先頭集団に付いていました。
最後は疲れましたが、何とか2時間11分以内でゴールできました。
河合選手もドーハ世界陸上を優先するようです。
トヨタ自動車勢は最近好調だったんですが、今回は2人とも残念な結果となりました。
大石港与選手は位置取りがどうだったんでしょうか。
旭化成は3人出場していましたが、今回もMGCの出場権を獲得することができませんでした。
旭化成は村山謙太選手がハンブルクマラソンへの出場を予定していますが、他の選手はどうするんでしょうか。
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View Comments
山本憲二選手は MGC権利獲得済みという事で 勝負を意識したレースでしたが、30㎞過ぎてもかなり余裕があったので もっと大胆に仕掛けても良かったと思いますが、強さはアピール出来たので収穫があるレースだったと思います。
MGC権利を獲得した山本浩之選手と河合代二選手は 苦しい場面もありましたが、最後は執念で獲得した感じでした。
大石港与選手は 集団に付いたり離れたりと不安定だったので、その時点で足を使ってしまった感じでした。
ところで、優勝したモロッコのブナスル選手のインタビューでの3人通訳の件ですが、気になったので調べてみたら…
詳細は分かりませんでしたが、モロッコには日本では馴染みのない言語も含めて 多くの言語があるみたいで、アラビア語は公用語の一つですが、地域によっては同じアラビア語でも方言などもあり複雑みたいです。
ところで…モロッコと聞けば つい1500m世界記録保持者のエルゲルージ選手を思い出しちゃいます。
山本憲二選手は今の実力を出し切った結果だったと思います。
負けましたが、確実にレベルアップしていると感じました。
アラビア語でも色々あるんですね。
ということはアラビア語同士の通訳もあったかもしれません。
モロッコの選手だとエルゲルージ選手が有名ですね。
まだ1500mの世界記録が破られていないのですごい記録です。