箱根駅伝2019結果速報(総合順位・タイム・区間賞・復路記録)と感想

2019年1月3日に第95回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が行われました。

 

この記事では箱根駅伝2019の結果速報(総合順位・タイム・区間賞・復路記録)と感想について書いています。

 

箱根駅伝2019結果速報

総合順位・タイム

優勝 10:52:09 東海大学

2位 10:55:50 青山学院大学

3位 10:58:03 東洋大学

4位 11:01:05 駒澤大学

5位 11:03:10 帝京大学

6位 11:03:57 法政大学

7位 11:05:32 國學院大學

8位 11:08:35 順天堂大学

9位 11:09:10 拓殖大学

10位 11:09:23 中央学院大学

ここまでシード権


11位 11:10:39 中央大学

12位 11:10:39 早稲田大学

13位 11:12:17 日本体育大学

14位 11:13:25 日本大学 

15位 11:14:42 東京国際大学

16位 11:15:51 神奈川大学

17位 11:16:42 明治大学 

18位 11:16:56 国士舘大学

19位 11:19:48 大東文化大学

20位 11:19:57 城西大学

OP 11:21:51 関東学生連合

21位 11:24:49 山梨学院大学

22位 11:31:14 上武大学

区間賞

6区 小野田勇次(青山学院大学)

7区 林奎介(青山学院大学)

8区 小松陽平(東海大学)

9区 吉田圭太(青山学院大学)

10区 星岳(帝京大学)

復路記録

優勝 5:23:49 青山学院大学

2位 5:24:24 東海大学

3位 5:29:40 帝京大学

4位 5:31:06 駒澤大学

5位 5:31:32 東洋大学

6位 5:32:21 法政大学

7位 5:34:33 早稲田大学

8位 5:35:13 中央大学

9位 5:35:44 日本体育大学

10位 5:35:51 中央学院大学

11位 5:36:10 神奈川大学

12位 5:36:17 國學院大學

13位 5:36:30 順天堂大学

14位 5:36:41 大東文化大学

15位 5:37:02 拓殖大学

16位 5:37:27 東京国際大学

OP 5:37:34 関東学生連合

17位 5:37:48 日本大学

18位 5:39:47 城西大学

19位 5:40:33 山梨学院大学

20位 5:41:03 国士舘大学

21位 5:42:28 明治大学

22位 5:48:48 上武大学

 

箱根駅伝2019往路結果

 

大学別区間順位と感想

優勝 東海大学

区間順位

6区 2位 中島怜利

7区 2位 阪口竜平

8区 1位 小松陽平

9区 2位 湊谷春紀

10区 3位 郡司陽大

 

東海大学は今回初優勝でした。

今まで何回も優勝候補になっていましたが、どこかの区間で失敗してしまっていました。

 

今回は復路も安定して強かったです。

小松陽平選手は22年ぶりに8区の区間記録を更新しました。

 

今回の優勝予想は青山学院大学が圧倒的に多かったですが、次回は東海大学が1番人気になりそうです。

2位 青山学院大学

区間順位

6区 1位 小野田勇次

7区 1位 林奎介

8区 2位 飯田貴之

9区 1位 吉田圭太

10区 2位 鈴木塁人

 

復路は圧倒的な強さで猛追しました。

小野田勇次選手は6区57分台の区間新記録でした。

追っても速いタイムを出せるところに青山学院の強さを感じました。

3位 東洋大学

区間順位

6区 3位 今西駿介

7区 3位 小笹椋

8区 3位 鈴木宗孝

9区 19位 中村拳梧

10区 10位 大澤駿

 

9区以外は良かったと思いますが、東海大学が強すぎました。

1年生の鈴木宗孝選手はしんどい状況での走りでしたが良かったと思います。

 

8区の酒井監督の作戦はどうだったんでしょうか。

9区10区勝負は不利だと思っていたんでしょうか。

小松選手との力関係を考えると、ずっと引っ張って勝つのは難しいと思いました。

4位 駒澤大学

区間順位

6区 6位 中村大成

7区 4位 小島海斗

8区 4位 伊勢翔吾

9区 5位 堀合大輔

10区 11位 下史典

 

全体的に区間5位前後が多く、悪くなかったんですが3強が強かったです。

しかし、強い駒澤復活と感じました。

5位 帝京大学

区間順位

6区 5位 島貫温太

7区 6位 岩佐壱誠

8区 9位 鳥飼悠生

9区 3位 小森稜太

10区 1位 星岳

 

復路は全員良い走りで9位から5位まで順位を上げました。

星岳選手を10区に置ける層の厚さを感じました。

5区が何とかなれば次回は3位以内が狙えそうです。

6位 法政大学

区間順位

6区 4位 坪井慧

7区 5位 土井大輔

8区 7位 鎌田航生

9区 7位 大畑和真

10区 8位 鈴木亮平

 

坪井慧選手は平地の成績を考えればすばらしい適正だと思います。

もっと早いところで帝京大学に抜かれると思いましたが、全員が上手くつなぎました。

山の2人が残るので、次回もシード権は安心できます。

7位 國學院大學

区間順位

6区 13位 江島崚太

7区 12位 蜂屋瑛拡

8区 12位 殿地琢朗

9区 12位 長谷勇汰

10区 13位 小中駿祐

 

復路は往路の貯金を上手く使って、過去最高順位で終えることができました。

区間配置が完璧でした。

8位 順天堂大学

区間順位

6区 15位 清水颯大

7区 9位 藤曲寛人

8区 13位 金原弘直

9区 11位 吉岡幸輝

10区 14位 鈴木雄人

 

復路は往路の貯金を上手く使って、シード権を獲得することができました。

無難すぎてテレビにはほとんど映っていませんでした。

9区 拓殖大学

区間順位

6区 18位 硴野魁星

7区 17位 吉原遼太郎

8区 14位 白髪大輝

9区 14位 清水崚汰

10区 5位 松岡涼真

 

6区硴野魁星選手のまさかの失速で、シード権争いに巻き込まれましたが、何とかシード権を獲得することができました。

拓殖大学は箱根駅伝で初めての連続シードでした。

10位 中央学院大学

区間順位

6区 12位 樋口陸

7区 16位 吉田光汰

8区 5位 大濱輝

9区 15位 釜谷直樹

10区 9位 石綿宏人

 

4年連続6区の樋口陸選手で貯金を作ることができませんでしたが、しぶとい走りで2年連続10位でした。

高砂大地選手の復活が大きかったと思います。

 

11位 中央大学

区間順位

6区 17位 舟津彰馬

7区 15位 関口康平

8区 8位 矢野郁人

9区 8位 苗村隆広

10区 6位 川崎新太郎

 

舟津彰馬選手の6区は意外でした。

8区から追い上げましたが、少し届きませんでした。

主力の畝拓夢選手と三浦拓朗選手がいればという結果でした。

少しずつ強くなってきているので、次回はシード権を獲れそうです。

12位 早稲田大学

区間順位

6区 11位 渕田拓臣

7区 13位 真柄光佑

8区 10位 太田直希

9区 9位 新迫志希

10区 7位 小澤直人

 

一斉スタートの選手と集団で走れたのは良い展開だと思いましたが、シード権には届きませんでした

8区の太田直希選手と9区の新迫志希選手が結果を出せたことで、次回はシード権を獲れそうです。

13位 日本体育大学

区間順位

6区 9位 濵田諒

7区 11位 志賀康太

8区 15位 森田諒太

9区 6位 林田元輝

10区 16位 中川翔太

 

往路から3つ順位を上げました。

3、4区が思うようにいかなかったと思います。

14位 日本大学

区間順位

6区 16位 宮﨑佑喜

7区 10位 加藤拓海

8区 11位 松木之衣

9区 18位 阿部涼

10区 17位 金子智哉

 

ケガで走れないことが多かった7区加藤拓海選手が好走しました。

日本人選手のレベルが上ってきていると思います。

15位 東京国際大学

区間順位

6区 14位 河野歩

7区 6位 芳賀宏太郎

8区 6位 山瀬大成

9区 21位 浦馬場裕也

10区 18位 内山涼太

 

7区芳賀宏太郎選手と8区山瀬大成選手の好走で、過去最高順位の15位で終えることができました。

5区を無難に走ることができれば、シード権が見えるくらいのレベルになってきたと思います。

16位 神奈川大学

区間順位

6区 7位 荻野太成

7区 14位 多和田涼介

8区 15位 安田響

9区 4位 北﨑拓矢

10区 20位 佐久間勇起

 

荻野太成選手が前回と逆の区間である6区で好走しています。

9区の北﨑拓矢選手も強いメンバーの中ですばらしい成績です。

17位 明治大学

区間順位

6区 8位 前田舜平

7区 18位 小袖英人

8区 17位 角出龍哉

9区 10位 村上純大

10区 22位 坂口裕之

 

シード権が見える位置までいきましたが、7・8・10区で良い結果を残せませんでした。

坂口裕之選手は大きく遅れてしまいましたが、何があったんでしょうか。

18位 国士舘大学

区間順位

6区 19位 高田直也

7区 20位 長谷川潤

8区 18位 藤江千紘

9区 17位 石川智康

10区 19位 加藤直人

 

復路は少しずつ順位を落としてしまいました。

19位 大東文化大学

区間順位

6区 10位 藤岡賢蔵

7区 8位 三ツ星翔

8区 20位 片根洋平

9区 13位 谷川貴俊

10区 12位 中神文弘

 

上手く立て直したと思います。

好走した4~7区の4人は全員残るので、次回はシード権争いができるかもしれません。

20位 城西大学

区間順位

6区 21位 松尾鴻雅

7区 22位 雲井崚太

8区 21位 大石巧

9区 15位 中原佑仁

10区 4位 大里凌央

 

ずっと悪い流れが続いていましたが、アンカーの大里凌央選手が最後に明るい結果を出してくれました。

21位 山梨学院大学

区間順位

6区 20位 池田眞臣

7区 19位 川口竜也

8区 19位 山田大輔

9区 20位 森山真伍

10区 14位 片山優人

 

戦力を考えると頑張ったと思います。

22位 上武大学

区間順位

6区 22位 佐々木守

7区 21位 坂本貫登

8区 22位 岩崎大洋

9区 22位 松下恭一郎

10区 21位 大森樹

 

苦戦が続いている6区に力のある選手を置きましたが、今回も良い結果を残せませんでした。

 

【管理人】はりくぶ

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  • 東海大の8区の小松君つよかつた。青山学院が追いつきそうでしたがね。早大は残念でした。1区の東大の近藤君満足したみたい。

    • 東京大学の近藤選手は満足のいく走りはできなかったと思いますが、走れてよかったです。

  • 東海大は見事な初の総合優勝でしたが、正直 運も味方したのかな?と思いました。
    青学大のこれ以上ない猛追に対して、前を走る東洋大の選手を上手く利用出来て逃げ切れた感じがします。

    例えば 7区・阪口竜平選手は、もちろん実力のある走りでしたが、前を走る小笹椋選手の姿が見えてから より元気が出て追い上げる事が出来たり、8区・小松陽平選手は、鈴木宗孝選手の背後に付いて体力を温存出来たりと…

    ところで…8区で小松選手と鈴木選手が並走している時に、互いの監督は相手にも聞こえるので細かい指示が出せないと言っていましたが、今後は暗号など 何らかの手段で指示が出せる様な工夫も必要かもしれませんね(笑)

    • 並走したときの指示は事前に可能性が高い状況の打ち合わせが出来れば良いと思います。
      当日変更もあるので難しいとは思いますが。
      1年生におまかせは負担が大きいです。

      東海大学は全てが上手くいったという感じでした。

  • 8区の不滅の区間記録がついに更新されましたね。東海は来年の大本命、さらには三冠の期待もかかりますね。
    青学はさすがの追い上げでしたが東洋はまさか5分半差あった青学に逆転されるとは…
    往路、復路、総合の優勝校が全て別なのはあの亜細亜大総合優勝の82回大会以来ですね。
    帝京も特に9区10区の追い上げで5位は確保できました。星が2人抜いてるのにTVにほぼ映らなかったのは不満でしたが。まぁその変わり珍しく10区区間賞インタビューがあったから良しとします。来年も島貫は6区、小森と星は往路投入でしょうかね。

    • 小松陽平選手の8区・区間新は、ほぼ半分の距離を鈴木宗孝選手の背後に付いて体力を温存出来たのが大きかったと思います。

      本来なら前を走る選手は、背後に付かれるのを嫌って何らか対応をするか?又は暗黙のルールで前後を交互に走るとかしますが…結局 鈴木選手は1年生と言う事で経験が無かったにせよ ちょっと可哀想な感じもしますし、また小松選手は大人気ない?感じがしました。

      10区はトップを走る選手とシード権争いのシーンがメインになるので、特に関係ないチームはTVにあまり映らないのは残念です。

      • 駅伝は勝ちに徹することが大事なので、小松選手の作戦は良かったと思います。
        酒井監督には後ろに付くように指示を出してほしかったです。

        • ハーフのタイムでは 小松選手より鈴木選手の方が上だったので、小松選手は自分の方が格下という認識で 背後に付いて表情を確認しながらスパートのタイミングを伺っていたそうです。

          • 小松選手と鈴木選手は上尾ハーフマラソンで直接対決をして、鈴木選手が勝っています。
            前半は小松選手のほうが速かったんですが、後半に抜かれています。
            10000mでは小松選手のほうが速いので、前半抑えるという作戦になったんでしょう。

    • 10区はシード権争いが中心になるので、5位くらいはほとんど映らないことが多いです。
      順天堂大学は定点も映らないことが多かったです。
      次回の帝京大学は島貫選手は好走したので6区、小森選手と星選手は往路になるでしょう。

  • ほとんどのメディア報道では、来シーズンの東海大は 今回の経験者が多く残り 黄金世代も4年生になるので、連覇はもちろん三冠も堅いなどと言ってますが…確か去年の今頃は青学大も全く同じ様な事を言われいたので、予想は難しいですね。

    • 東海大学は出雲と全日本は優勝の可能性が高いですが、箱根の優勝の可能性はそんなに高くないと思います。
      館澤亨次選手が1500mに専念して、箱根には出場しない可能性もありますし、これまでの箱根での成績が悪いので、堅いとは思わないです。

      • 今年は、世界陸上、MGCレース、日本選手権1万m・5月開催など…例年とはやや状況が違うので、大学長距離界にも何らかの影響があるかもしれません。

  • 東海大だけでなく、他の有力チームも主力を含めて経験者が残りますし、また今低迷している選手が台頭したり 新たな選手も入って来るので、来シーズンの状況は当然ですが、現時点では何とも言えませんね。

    あの柏原竜二さんも 5区で鮮烈デビューして東洋大を優勝に導いた1年前は、ほとんど無名の高校生でした。

  • 東海大学優勝おめでとうございました❗青山学院絶対優勝説が大い中、意外な結果でしたね、でも黄金世代が三年生になり当然といえば当然ですね。来年は東海と青山学院の対決になりそうで今から楽しみです。それにしても箱根駅伝駅伝が終わると楽しみがなくなって寂しいです。まるで小学生の夏休みが終わる時みたいです。日曜日の笑点が終わる笑点症候群みたいです。何か駅伝が近くにあると、いいのですが

    • 東海大学は箱根では結果を残していなかったので、戦前の評価では青山学院大学が圧勝していました。
      東洋大学も強い選手が大勢残るので、来年も強いと思います。

      1月13日に都道府県対抗女子駅伝がありますよ。
      その後は都道府県対抗男子駅伝、大阪国際女子マラソンと面白い大会が続きます。