
2025年5月27~31日に第26回アジア陸上競技選手権大会が韓国の亀尾(クミ)で行われました。
この記事では日本人選手の中長距離結果まとめと感想について書いています。
クミアジア選手権2025中長距離結果と感想
男子800m
石井優吉(Penn State)
4位 1:46.74
落合晃(駒澤大学)
5位 1:48.01
1周目が50秒台と速かったです。
石井優吉選手は3番手につけて、最後は4位でゴールしました。
タイムも悪くなかったと思います。
落合晃選手はずっと5番手くらいを走っていました。
今回は良くなかったですね。
タイムも遅いです。
男子1500m
飯澤千翔(住友電工)
金メダル 3:42.56
荒井七海(Honda)
5位 3:45.65
飯澤千翔選手の優勝でした。
ずっと5番手くらいを走っていて、残り150mの時点で4位でした。
そこからの加速が素晴らしかったです。
荒井七海選手は飯澤選手と近い位置を走っていました。
ラスト1周が伸びてこなかったです。
男子5000m
森凪也(Honda)
銅メダル 13:25.06
佐藤圭汰(駒澤大学)
4位 13:26.77
前半は日本人選手2人が引っ張り合う展開でした。
これは良い作戦だったと思います。
ラストだけ強い選手を落としておきたいですからね。
後半は激しく順位が入れ替わる展開でした。
森凪也選手はラスト200m速かったんですが、惜しくも銅メダルでした。
かなり良いレースだったと思います。
佐藤圭汰選手はラスト1周で離されてしまいました。
しかし、大きくは離されませんでした。
男子10000m
鈴木芽吹(トヨタ自動車)
銀メダル 28:43.84
前半は引っ張って、後半は後ろで力を溜める展開でした。
残り1000mからスパートをして、2位でゴールしました。
かなり良い内容だったと思います。
優勝したシン選手は鈴木芽吹選手よりも持ちタイムが20秒くらい速いので、勝つのは難しかったですね。
男子3000mSC
新家裕太郎(愛三工業)
銀メダル 8:24.41
佐々木哲(早稲田大学)
4位 8:30.97
新家裕太郎選手が好タイムで銀メダルを獲得しました。
ずっと先頭争いをしていましたが、ラスト1周で離されてしまいました。
佐々木哲選手も自己ベストに近い良いタイムが出ています。
女子800m
久保凛(東大阪大敬愛高校)
銀メダル 2:00.42
塩見綾乃(岩谷産業)
5位 2:03.59
1周目は59秒台で入りました。
久保凛選手は優勝が見えていましたが、ラスト50mで逆転されてしまいました。
しかし、内容は良く、タイムもかなり出ています。
塩見綾乃選手は1周目は先頭を走って、2周目も大きく落とさず悪くないタイムが出ています。
女子1500m
木村友香(積水化学)
銅メダル 4:11.56
後藤夢(ユニクロ)
6位 4:16.52
木村友香選手はずっと先頭を走る展開で、最後は3位でした。
トップと1秒差だったので、良いレースだったと思います。
後藤夢選手は最近成績が良くないですね。
女子5000m
山本有真(積水化学)
銅メダル 15:16.86
信櫻空(横浜市陸協)
7位 15:54.15
序盤から1人飛び出して、ずっと2位争いをする展開でした。
山本有真選手は3位でゴールしました。
タイムも良かったですね。
信櫻空選手は大きく遅れてしまいました。
女子10000m
廣中璃梨佳(JP日本郵政G)
銀メダル 30:56.32
矢田みくに(エディオン)
銅メダル 31:12.21
5000m過ぎで大雨による中止、翌日にレースという厳しい条件でした。
厳しい条件だったんですが、廣中璃梨佳選手は30分台で2位に入りました。
故障明けでかなり良くなってきてますね。
自己ベスト更新もあるんじゃないでしょうか。
矢田みくに選手は自己ベストで3位に入りました。
30分台も見えてきましたね。
今回の結果で東京世界陸上に出場できる可能性が大幅に上がりました。
女子3000mSC
齋藤みう(パナソニック)
4位 9:38.16※日本歴代2位
西山未奈美(三井住友海上)
6位 9:52.35
齋藤みう選手が日本歴代2位のタイムを出しました。
日本記録更新はあるんでしょうか。
日本選手権が楽しみです。
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