2024年12月30日に全日本大学女子選抜駅伝競走大会(富士山女子駅伝)が行われました。
この記事では総合の順位とタイム、区間賞、上位チームの区間順位と感想について書いています。
富士山女子駅伝2024結果
総合順位・タイム
優勝 2:21:09 立命館大学
2位 2:23:47 大東文化大学
3位 2:24:02 日本体育大学
4位 2:24:05 拓殖大学
5位 2:25:09 順天堂大学
6位 2:25:27 城西大学
7位 2:25:52 大阪学院大学
8位 2:26:53 名城大学
9位 2:28:14 東北福祉大学
10位 2:28:21 亜細亜大学
11位 2:28:26 筑波大学
12位 2:28:48 中央大学
13位 2:29:22 兵庫大学
14位 2:29:28 全日本大学選抜
15位 2:29:32 関西大学
16位 2:30:19 玉川大学
17位 2:30:42 東洋大学
18位 2:31:22 帝京科学大学
19位 2:31:32 中京学院大学
20位 2:31:58 大阪芸術大学
21位 2:32:44 関西外国語大学
22位 2:34:15 東京農業大学
23位 2:34:26 京都産業大学
24位 2:40:06 静岡県学生選抜
区間賞
1区 小川陽香(全日本大学選抜)※区間タイ記録
2区 齋藤みう(日本体育大学)
3区 森安桃風(立命館大学)
4区 山本釉未(立命館大学)※区間新記録
5区 サラ・ワンジル(大東文化大学)
6区 福永楓花(立命館大学)※区間新記録
7区 中地こころ(立命館大学)
上位チームの区間順位と感想
予想記事
2024年12月30日に全日本大学女子選抜駅伝競走大会(富士山女子駅伝)が行われます。 この記事では全チームの順位予想と上位予想チームの戦力分析をしています。 富士山女子駅伝2024概要 開催日:2024年12月30日 …
優勝 立命館大学
予想順位 優勝
全日本大学女子駅伝 優勝
1区 3位 太田咲雪(2)
2区 3位 村松灯(4)
3区 1位 森安桃風(1)
4区 1位 山本釉未(1)
5区 6位 土屋舞琴(3)
6区 1位 福永楓花(4)
7区 1位 中地こころ(4)
全日本大学女子駅伝に続いて、全員好走の素晴らしい駅伝でした。
タイムも速く、大会記録を更新しました。
全日本大学女子駅伝で2区区間新記録だった山本釉未選手は4区で区間新記録でした。
かなり強いですね。
来年度からは主要区間を走りそうです。
4区終了時点で立命館大学が優勝しそうだなと思っていました。
5区で逆転されてからの6区7区での再逆転を予想していました。
6区の福永楓花選手が区間新記録の素晴らしい走りで勝負を決めました。
7区の中地こころ選手は前回より1分29秒速かったです。
全日本もかなり良い走りで、この1年で大幅にレベルアップしましたね。
3区は全日本を走った池田悠音選手ではなく、森安桃風選手が走って区間賞。
強い4年生が3人抜けますが、来年度も優勝候補に入ってきそうです。
2位 大東文化大学
予想順位 2位
全日本大学女子駅伝 2位
1区 6位 相場茉奈(2)
2区 2位 野田真理耶(2)
3区 2位 川瀬真由(3)
4区 6位 蔦野萌々香(2)
5区 1位 サラ・ワンジル(2)
6区 10位 四元桃奈(4)
7区 5位 平尾暁絵(2)
野田真理耶選手を7区ではなく、2区に使ってきました。
このオーダーだと4区終了時点で最低でもトップと同時スタート。
5区で1分以上の貯金を作り、逃げ切るという展開が理想でした。
4区の蔦野萌々香選手が山本選手に34秒も負けたのが大きかったと思います。
全体的には悪くなかったんですが、立命館大学が強すぎました。
総合タイムは前回より37秒速かったです。
来年度はさらに強いチームになると思うので、次回は初優勝のチャンスだと思います。
3位 日本体育大学
予想順位 4位
全日本大学女子駅伝 9位
1区 9位 柳井桜子(3)
2区 1位 齋藤みう(4)
3区 3位 齋藤一乃(1)
4区 2位 山﨑りさ(4)
5区 3位 尾方唯莉(4)
6区 2位 嶋田桃子(4)
7区 18位 飯田和代(1)
山﨑りさ選手が4区だったので厳しくなったと思っていましたが、予想以上に強かったです。
山﨑選手は直前の故障で4区になったようです。
2区の齋藤みう選手は全日本大学女子駅伝では大きく遅れてしまいましたが、今回は区間賞の素晴らしい走りでした。
この素晴らしい走りが3区の齋藤一乃選手の好走につながったと思います。
4位 拓殖大学
予想順位 5位
全日本大学女子駅伝 7位
1区 5位 岩崎麻知子(2)
2区 17位 三宅優姫(1)
3区 7位 磯﨑あゆみ(1)
4区 8位 位田明優(1)
5区 2位 不破聖衣来(4)
6区 5位 門脇奈穂(4)
7区 3位 新井沙希(3)
表彰台まであと3秒でした。
2区の遅れが痛かったです。
不破聖衣来選手は全日本大学女子駅伝よりかなり良くなっていました。
ワンジル選手と6秒差でした。
全日本は1分30秒差だったので、かなり速くなっています。
このまま、どんどん良くなっていってほしいです。
前回7区区間賞だった新井沙希選手は3位でした。
前回より2秒遅かっただけなので、2年連続で良い走りでした。
5位 順天堂大学
予想順位 13位
全日本大学女子駅伝 11位
1区 7位 石上栞理(2)
2区 6位 田島愛理(2)
3区 5位 石引稚菜(3)
4区 13位 白木美樹(1)
5区 5位 小暮真緒(4)
6区 6位 神林由乃(3)
7区 4位 山際夏芽(4)
過去最高順位です。
4区以外は全て区間7位以内の良い駅伝でした。
ここまで上位に入ってくるのは予想外でした。
6位 城西大学
予想順位 6位
全日本大学女子駅伝 3位
1区 18位 茂野葉湖(1)
2区 13位 兼子心晴(3)
3区 4位 沖田梨花(1)
4区 3位 金子陽向(3)
5区 9位 髙橋葵(3)
6区 11位 本澤美桜(1)
7区 2位 石川苺(2)
1区2区で遅れて18位だったんですが、最終的に6位まで順位を上げました。
石川苺選手が7区2位の好走でした。
石川選手は大学駅伝を4回走って4回とも区間2位です。
これまでは短い区間でしたが、今回は主要区間を走っての2位で、総合成績に大きく貢献しました。
7位 大阪学院大学
予想順位 7位
全日本大学女子駅伝 6位
1区 4位 小林舞妃留(4)
2区 7位 山下彩菜(3)
3区 10位 依田采巳(2)
4区 9位 佐内瑞希(1)
5区 7位 依田来巳(4)
6区 3位 永長里緒(4)
7区 9位 千葉妃華(2)
永長里緒選手が6区でベストオーダーではなかったんですが、大きく遅れる選手がいなくて安定した駅伝でした。
依田来巳選手は全日本では5区6位、エース区間で2試合連続で良い走りでした。
8位 名城大学
予想順位 3位
全日本大学女子駅伝 4位
1区 15位 柳樂あずみ(3)
2区 13位 米澤奈々香(3)
3区 14位 近藤希美(1)
4区 7位 瀬木彩花(2)
5区 4位 谷本七星(4)
6区 7位 原田紗希(3)
7区 12位 山田桃子(1)
1区からまさかの3連続区間二桁順位でした。
その後も谷本七星選手は良い走りでしたが、全体的に悪すぎました。
来年度はどれだけ立て直せるかに注目です。
9位 東北福祉大学
予想順位 8位
全日本大学女子駅伝 5位
1区 20位 武田莉奈(2)
2区 8位 中野芽衣(1)
3区 6位 矢内楓恋(4)
4区 4位 柴田梨花(4)
5区 11位 佐々木菜月(2)
6区 12位 平藤楠菜(3)
7区 16位 村上果蓮(1)
前回5区と7区を走った小林日香莉選手と村山愛美沙選手が欠場でも9位に入ってきました。
1区と7区は良くなかったですが、強いチームになってきました。
10位 亜細亜大学
予想順位 22位
全日本大学女子駅伝 欠場
1区 21位 山﨑めい(2)
2区 9位 菅谷茉生(4)
3区 13位 黒江彩聖(4)
4区 17位 髙橋雛乃(2)
5区 8位 髙橋朱穂(4)
6区 12位 沖千都(3)
7区 7位 出口歩果(3)
全日本大学女子駅伝は欠場でしたが、上手く仕上げてきました。
距離が長い2区5区7区で区間一桁順位だったのが大きかったです。
予想を大きく上回る順位で驚きました。
他のチームについて
兵庫大学は1区の樽本知夏選手が2位、2区の長岡あず選手が4位で上位争いをしていました。
全日本大学選抜の小川陽香選手は1区を走って区間タイ記録でした。
圧倒的な強さでしたが、なぜ1区だったんでしょうか。
長い距離も走れる選手ですからね。
前回5区4位の長島奈南選手は今回は5区22位でした。
関西大学の前田彩花選手は2区5位、全日本では5区5位でした。
前回の結果
2023年12月30日に全日本大学女子選抜駅伝競走大会(富士山女子駅伝)が行われました。 この記事では総合の順位とタイム、区間賞、大学別の区間順位と感想について書いています。 富士山女子駅伝2023結果 総 …
立命館はゲームチェンジャー3人が抜けるので、痛手と言えば痛手。次は簡単には勝てなそうで、来年度は経験者残る大東がどちらかで悲願の初戴冠……..?
というのを果てなく繰り返してる気がする……..
名城がスーパールーキー加えて巻き返したり、立命館の下級生がエースに成長したりが毎度繰り返されるので、一筋縄ではいかなそう。実際ブレーキ無しで1位に2:30秒つけられた事実は重いと感じますが?大東は来年は戴冠出来るのでしょうか?
ルーキーがどうなるかですが、来年も立命館・名城・大東の優勝争いになると思います。
大東は野田選手クラスのルーキーが入ってくれば、かなり優勝が見えてきます。
ふーむ……..
「順天堂の1区」「神村の1区」「大東の2位」
は年末年始の駅伝辞書の中に入ってくるな。年末で2つ見事に達成された。
さて、残すところは正月大舞台での「順天堂の1区」だけだが?3つ達成されてしまうのか?
はたまた予選1秒差通過の順天堂に、「こういう時に限ってのミラクル」はあるのか?
順天堂の1区も不安ですね。
当日変更はあるんでしょうか。
順大ファンなら「やってくれるな」、「池間じゃなくて、浅井か古川に変更してくれ」なぞと掲示板で議論するのだろうが、
コアなマニアにしてみたら、やらかしに「期待」してるかも。三浦でも1桁取れなかったのはジンクス云々を越えて凄い!!
大東のシルバーコレクターも永遠にそうであって欲しいと思う人いるだろうから。名城立命が浮き沈みしてても安定して2位に入るのは神業かもしれない。
大東の2位力は凄いですよね。
来年度も戦力的に2位がありそうです。
大東はワンジル選手でもっと立命 土屋選手を突き放したかったと思いますが、立命 土屋選手は日体 尾方選手と並走していたので、それで意外と楽に走れて最低限キープ出来たんだと思います。
名城は、負けるにしても もう少し見せ場が有っても良かったと思いますが、1区で遅れて 期待の2区米澤選手も不発だったと言う事で、選手もチームの現状をハッキリ認識出来たと思うので、来シーズンへの切り替えがスムーズに出来るかも?
拓殖 不破選手は 状態が改善してますね。
ケガとかで走れない期間が長かったですが、どうやら監督が卒業後を見据えて あまり無理をさせずに調整してた感じがします。
土屋選手と尾方選手は上手く走りました。
名城は立て直して立命・大東とのハイレベルな争いが見たいです。
不破選手は戻ってきて良かったです。
10000mも良いタイムが出そうです。