2023年8月19日にブダペスト世界陸上の男子3000mSCの予選、8月23日に決勝が行われました。
日本人選手は三浦龍司・青木涼真・砂田晟弥の3選手が出場していました。
この記事では結果と感想について書いています。
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通過条件:5着
Q:通過
qR:救済
1位 8:19.99Q ゲトネト・ワレ(エチオピア)
2位 8:20.04Q ジャン・サイモン・デスガネス(カナダ)
3位 8:20.29Q サイモン・キプロプ・コエチ(ケニア)
4位 8:20.46Q ダニエル・アルセ(スペイン)
5位 8:20.54Q 青木涼真(Honda)
6位 8:20.67 モハメド・ティンドフト(モロッコ)
7位 8:22.24 アビナシュ・ムクンド・サブレ(インド)
8位 8:24.20 ベナード・ケター(アメリカ)
9位 8:27.21 ビダル・ヨハンソン(スウェーデン)
10位 8:29.81 アーメド・ジャジリ(チュニジア)
11位 8:30.69 トピ・ライタネン(フィンランド)
12位 8:40.92 マシュー・クラーク(オーストラリア)
青木涼真選手が予選を通過しました。
タイムも速く、自己ベストに近いです。
ペースアップに上手く対応できていました。
ラスト100mで2人抜いたのが素晴らしかったです。
1位 8:23.66Q ケネス・ルックス(アメリカ)
2位 8:23.66Q スフィアネ・エルバカリ(モロッコ)
3位 8:24.20Q モハメド・アミン・ジナウイ(チュニジア)
4位 8:24.31Q アブラハム・キビウォット(ケニア)
5位 8:24.74Q レナード・チェムタイ(ウガンダ)
6位 8:27.05 ナウエル・カラバーニャ(アンドラ)
7位 8:29.37 イシュトヴァーン・パルコビッツ(ハンガリー)
8位 8:31.49 アブラハム・シメ(エチオピア)
9位 8:33.07 オサマ・ゾグラミ(イタリア)
10位 8:38.14 サラヘディン・ベン・ヤジデ(モロッコ)
11位 8:38.59 砂田晟弥(プレス工業)
12位 8:42.33 エミル・ブロンベルク(スウェーデン)
砂田晟弥選手は予選敗退となりました。
接触による転倒があったのが残念でした。
1位 8:15.89Q ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
2位 8:16.36Q ジョージ・ビーミッシュ(ニュージーランド)
3位 8:16.74Q レナード・キプケモイ・ベット(ケニア)
4位 8:18.73Q 三浦龍司(順天堂大学)
5位 8:20.10Q サイモン・スンドストレム(スウェーデン)
6位 8:20.54 ヴィクトル・ルイス(スペイン)
7位 8:20.69 ジラリ・ベドラニ(フランス)
8位 8:22.33 カール・ベベンドルフ(ドイツ)
9位 8:22.95 モハメド・ムサード(モロッコ)
10位 8:28.76 アラ・ゾグラミ(イタリア)
11位 8:31.81qR アイザック・アプダイク(アメリカ)
12位 8:39.21 フォアド・イバーフディル(ART)
13位 8:46.44 ジュリアン・モリナ(アルゼンチン)
三浦龍司選手が確実に予選を通過しました。
ラスト1周の時点で先頭集団が4人になり、三浦選手は付いていました。
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金メダル 8:03.53 スフィアネ・エルバカリ(モロッコ)
銀メダル 8:05.44 ラメチャ・ギルマ(エチオピア)
銅メダル 8:11.98 アブラハム・キビウォット(ケニア)
4位 8:12.26 レナード・キプケモイ・ベット(ケニア)
5位 8:13.46 ジョージ・ビーミッシュ(ニュージーランド)
6位 8:13.70 三浦龍司(順天堂大学)
7位 8:14.37 サイモン・キプロプ・コエチ(ケニア)
8位 8:15.58 ジャン・サイモン・デスガネス(カナダ)
9位 8:18.31 ダニエル・アルセ(スペイン)
10位 8:20.02 ケネス・ルックス(アメリカ)
11位 8:21.03 ゲトネト・ワレ(エチオピア)
12位 8:21.61 レナード・チェムタイ(ウガンダ)
13位 8:23.08 モハメド・アミン・ジナウイ(チュニジア)
14位 8:24.77 青木涼真(Honda)
15位 8:27.68 サイモン・スンドストレム(スウェーデン)
16位 8:30.67 アイザック・アプダイク(アメリカ)
スフィアネ・エルバカリ選手がオレゴン大会に続いての優勝でした。
ギルマ選手のペースアップに対応して、ラスト200mで逆転しました。
強すぎますね。
ラスト1kmは2分29秒台でした。
ラメチャ・ギルマ選手は3大会連続で銀メダルです。
ラスト1kmでペースアップしましたが、エルバカリ選手が離れませんでした。
こうなると、エルバカリ選手に勝つのは難しいです。
パリオリンピックではどういうレースをするのか注目です。
三浦龍司選手は6位入賞でした。
日本人で初めての入賞です。
ペースアップに上手く対応できていました。
ラスト1周の時点で、入賞は出来そうな位置を走っていました。
メダルラインまで2秒を切っているので、パリオリンピックではメダル争いを期待したいです。
青木涼真選手は1000m~2000mのペースアップには対応できていたんですが、2000mを過ぎてからペースが落ちてしまいました。
いいレースが出来ていたので、パリオリンピックでは、さらに順位を上げてほしいです。
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オレゴン世界陸上の結果
2022年7月16日にオレゴン世界陸上の男子3000m障害の予選、7月19日に決勝が行われました。 日本人選手は三浦龍司・青木涼真・山口浩勢の3選手が出場していました。 東京オリンピックと同じメンバーです。 この記事では結果と感想について書いています。
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三浦選手は最後に力を抜いたところで抜かれた事を悔やんでそうですが、それくらいで丁度良かったかも知れませんよね。課題は色々あった方がアプローチも多様化できますからね。
春先の織田記念ではブランクによる調子落ち、ホクレンに出た時に高地トレーニングの疲労で調子が落ちてたらしいですが、メダル圏内に入るためには、調子が「底」でも国内では完勝してしまうくらい自力を高めることなのでしょうね。
秋の出雲全日本で佐藤圭、吉居兄弟相手にそれが出来れば、もう一段階上へ行ける気がします。疲れもあるとは思いますが、その段階でも勝ちきれるか三浦選手だからこそ、国内の猛者相手にチャレンジして欲しいですね。ロードの練習不足云々関係なく勝ちきれるとパリ五輪が楽しみになると思います。
まずはDLファイナルで3位以内にどこまで迫れるか注目したいです。
良い経験になったレースだったと思います。
DLにもどんどん出場していってほしいです。
駅伝も楽しみです。
何区に配置されて、誰と争うことになるんでしょうか。
エルバッカリのように「強い」選手はどんな状況でも勝ちきることが出来ますよね。状況関係なく勝ちきれる力を身に付けて欲しいですよね。
SUBARUへ進んで専念できるとどうなるか楽しみですよね。銅メダルはあると思います。
今回のようなロングスパートにも対応できるとなると、エルバカリ選手を負かすのは非常に難しいです。
エルバカリ選手はスピードが突き抜けてます。
5000で13:10(今はもっと速いかも)
1500でも3:31というトップクラスのタイム。これは三浦選手より5秒速い。3000SCで大きな差がつく要因と考えられます。
実業団入りしたら、駅伝は考えずその辺りを徹底して強化して欲しいですね。パリ五輪までは今の流れでいくでしょうから、本格的な覚醒はパリ五輪後になるでしょうか?1500で3:30に迫る取り組みに期待したいです。出来ると思います。
1500mでもタイムを狙ってほしいですね。
SUBARUを選んだので、駅伝には力を入れるつもりだと思います。
上手く合えば、覚醒すると思います。
駅伝やるなら、1区限定のラストスパート&スタミナ強化冬季練習と割り切ってやって欲しいですね。いずれにせよ「箱根仕様」は無くなるので、スピード強化に重点を置いて7分台を期待したいですね。全て噛み合えば来年のメダルは可能でしょうか?
三浦選手はニューイヤー駅伝は1区でしょうね。
来年のメダルは全てが上手く噛み合えば可能だと思います。
とりあえず、7分台を出してほしいです。
来週末のDLに出るらしいですね。
ファイナルの勝負レースではないだろうから、7分台の高速レースになる可能性も。誰か引っ張ってくれたら意外にアッサリと日本記録出すかも。積極的に前で勝負してファイナルでの3位以内につなげて欲しいですよね。伸びる時は一気に伸びそうなので、まずは日本記録期待したいです。
いいですね。
どんどんハイレベルのレースを経験していってほしいです。
展開次第では日本記録は十分に考えられます。