2022年7月18日にオレゴン世界陸上の女子マラソンが行われました。
日本人選手の出場は松田瑞生選手だけでした。
一山麻緒選手と新谷仁美選手は新型コロナウイルスの陽性反応により欠場となりました。
この記事では結果と感想について書いています。
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1位 2:18.11 ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)※大会新記録
2位 2:18.20 ジュディス・ジェプタム・コリル(ケニア)
3位 2:20.18 ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)
4位 2:20.29 ナズレト・ウェルドゥ(エリトリア)
5位 2:22.10 サラ・ホール(アメリカ)
6位 2:22.15 アンジェラ・タヌイ(ケニア)
7位 2:23.18 エマ・ベイツ(アメリカ)
8位 2:23.34 ケイラ・ダマート(アメリカ)
9位 2:23.49 松田瑞生(ダイハツ)
10位 2:26.33 シトラリ・モスコテ(メキシコ)
11位 2:28.11 張徳順(中国)
12位 2:28.41 ジェス・ピアスキー(イギリス)
13位 2:28.52 レスリー・セクストン(カナダ)
14位 2:30.10 サラ・クライン(オーストラリア)
15位 2:30.20 ミリツァ・ミルチェバ(ブルガリア)
16位 2:30.29 アリサ・バイニオ(フィンランド)
17位 2:30.39 テレザ・フロホバ(チェコ)
18位 2:30.47 リスパー・ゲサブワ(メキシコ)
19位 2:31.06 ミーケ・ゴリセン(ベルギー)
20位 2:31.10 ビバリー・ラモス(プエルトリコ)
21位 2:31.15 ザンナ・ママジャノワ(カザフスタン)
22位 2:31.20 李思萱(中国)
23位 2:31.54 マオル・ティユリ(イスラエル)
24位 2:32.08 ハンナ・リンドホルム(スウェーデン)
25位 2:32.24 カロリーナ・ビークストローム(スウェーデン)
26位 2:32.56 キンゼイ・ミッドレトン(カナダ)
27位 2:37.35 エリッサ・ルゴール(カナダ)
28位 2:41.20 アンドリヤナ・ポップ・アルソバ(マケドニア)
29位 2:43.13 姚潔貞(香港)
30位 2:46.09 ムンフザヤ・バヤルツォグト(モンゴル)
31位 2:47.02 曹純玉(台湾)
32位 3:04.16 アイデー・ワマン(ペルー)
途中棄権
ルース・チェプンゲティッチ(ケニア)
アシェテ・ベケレ(エチオピア)
アバベル・イエシェネ(エチオピア)
イマクラテ・チェムタイ(ウガンダ)
シャーロット・パデュー(イギリス)
ローズ・ハーベイ(イギリス)
アンドレア・パオラ・ボニラ(エクアドル)
ローザ・チャチャ(エクアドル)
欠場
新谷仁美(積水化学)
一山麻緒(資生堂)
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男子に続いて女子も大会新記録が出ました。
大幅な上げ下げがあったのに、日本記録よりも1分1秒速いです。
優勝したゲブレシラシエ選手は最後まで力を溜めていたのが良かったと思います。
40kmを過ぎてから、一発で勝負を決めました。
今回のタイムが自己ベストだったんですが、2時間17分を切れるんじゃないでしょうか。
銀メダル獲得のコリル選手は途中で仕掛けたのに、離しきれませんでした。
コリル選手も自己ベストです。
銅メダル獲得のサルピーター選手はメダルラインから離れても、気持ちを切らさずに、前を追っていたのが素晴らしかったです。
アメリカの3選手が全員入賞しています。
母国開催ということで、気持ちが入っていたと思います。
アメリカ人選手は後半に強い選手が多いので、順位を上げてくることが多いです。
日本人選手は松田瑞生選手だけの出場となってしまいました。
入賞まで15秒と惜しい結果でした。
終始、不運なレース展開でした。
序盤からハイペースだったので、早めに集団から離れたんですが、少し後にいい感じのペースの第2集団が形成されました。
この第2集団に入っていれば、入賞できていた可能性は高いと思います。
でも、離れた段階では、こんなに都合の良い集団が出来るかは分からないですからね。
結局、ずっと1人で追っていく展開になってしまいました。
徐々に順位を上げていったんですが、最後に入賞争いをしたのがアメリカ人選手だったのも不運でした。
アメリカ人選手は後半強い選手が多いのと、母国開催で負けられない気持ちが強かったと思います。
コース取りはめちゃくちゃ上手かったです。
男子に比べると、日本人選手を映す時間が長かったと思います。
入賞できそうか、できなさそうかの違いでしょうか。
途中、優勝争いが気になりました。
映さないということは動きがないんだろうなと思っていましたが、気になっていました。
一山麻緒選手と新谷仁美選手の走りも見たかったです。
2人がいれば、松田選手といっしょに追っていく展開になっていたかもしれません。
アメリカは3人で集団になっていて、好結果につながったと思います。
2022年7月15~7月24日まで第18回世界陸上競技選手権大会がアメリカ・オレゴン州のユージーンで行われます。 日本時間だと7月16~25日、深夜から昼の時間帯になります。 この記事では日程と出場する日本人選手についてまとめています。 予想や注目ポイントについても書いています。
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一山麻緒選手に続いて新谷仁美選手の直前での欠場発表はとにかく驚きましたが…
観ている側が相当驚くと言う事は、新谷選手自身のショックは相当な物だと思います。
ただ 唯一の救いは、来年ブダペスト、再来年はパリ五輪と大舞台は近いので、何とかギリギリ モチベーションが保てれば まだチャンス有りと思ってます。
松田瑞生選手は、想定外の序盤からのハイペースで、5km手前から ほぼ単独走状態で かなり厳しい展開だったと思います。
今は ペースメーカーが付いたレースが当たり前なので、序盤からこの様な展開だと対応は難しいと思いますが、逆に考えれば 世界との差を改めて思い知らされたとも言えると思います。
一山麻緒選手と新谷仁美選手はMGCに出場して、ブダペスト世界陸上には出場しないと思います。
またチャレンジして欲しいです。
松田瑞生選手は厳しい展開でした。
気温が低いとハイペースもありますね。