2022年6月12日に第106回日本陸上競技選手権大会の女子5000mが行われました。
この記事では女子5000mの結果と感想について書いています。
[ad#co-1]
日本記録:14:52.84
オレゴン世界陸上参加標準記録:15:10.00
優勝 15:05.61 田中希実(豊田自動織機)
2位 15:11.08 廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)
3位 15:13.53 五島莉乃(資生堂)
4位 15:18.66 安藤友香(ワコール)
5位 15:23.49 萩谷楓(エディオン)
6位 15:23.75 細田あい(エディオン)
7位 15:25.34 川口桃佳(豊田自動織機)
8位 15:25.89 加世田梨花(ダイハツ)
9位 15:33.52 吉川侑美(ユニクロ)
10位 15:39.35 佐々木梨七(積水化学)
11位 15:44.15 木村友香(資生堂)
12位 15:47.58 内藤早紀子(パナソニック)
13位 15:50.05 山本有真(名城大学)
14位 15:56.36 田﨑優理(シスメックス)
15位 16:05.19 佐藤早也伽(積水化学)
16位 16:09.40 佐藤成葉(資生堂)
17位 16:14.70 森智香子(積水化学)
18位 16:31.98 石井寿美(シスメックス)
19位 17:15.89 井手彩乃(ワコール)
[ad#co-2]
田中希実選手と廣中璃梨佳選手がオレゴン世界陸上の代表に内定しました。
初めの1周は遅かったんですが、オープン参加のアグネス・ムカリ選手が参加標準記録ペースで引っ張ってくれました。
廣中璃梨佳選手がラスト1000mくらいで仕掛けると思いましたが、ラスト1周勝負になりました。
この時点で田中希実選手の優勝を確信しました。
田中希実選手は1時間前に800mの決勝を走っていました。
去年よりも間隔が長くなったので、どうなるのかと思っていましたが、長くなった影響があったと思います。
ハイペースだったので付いていけるかどうか注目していましたが、ラスト1周まで付いていけていました。
ラスト1周勝負になれば力が違います。
ラスト1000mは2分48秒、ラスト1周は61秒でした。
世界陸上の予選も通過できるタイムだと思います。
廣中璃梨佳選手は10000mから状態が上がってないように見えました。
萩谷楓選手と木村友香選手がラスト1周まで残っていれば、危なかったかもしれません。
10000mに続いて5000mでもオレゴン世界陸上の代表に内定しました。
五島莉乃選手は10000mと同じ順位の3位でした。
自己ベスト更新です。
しかし、参加標準記録は突破していないので、代表内定はしていません。
10000mの代表は決まっているんですが、5000mも狙うんでしょうか。
安藤友香選手も自己ベスト更新です。
杭州アジア大会が延期になり、マラソン代表の内定が解除になりました。
ということで、5000mで狙ってくるかもしれません。
萩谷楓選手は粘ってましたが、遅れてしまいました。
10000mは参加標準記録を狙っていくんでしょうか。
結果待ちで5000mに集中することになりそうかなと思います。
参加標準記録を突破していた木村友香選手と佐藤早也伽選手は良くなかったです。
細田あい選手と加世田梨花選手は自己ベスト更新です。
2人ともマラソンにチャレンジしている選手です。
細田あい選手はMGC出場を決めています。
加世田梨花選手も決めてくるんじゃないでしょうか。
10000mの結果
2022年5月7日に第106回日本陸上競技選手権大会の女子10000mが行われました。 この記事では結果と感想、オレゴン世界陸上の代表について書いています。 2022日本選手権女子10000m結果 オレゴン …
去年の結果
2021年6月27日に第105回日本陸上競技選手権大会の女子5000mが行われました。 この記事では結果と感想について書いています。
[ad#co-3]
View Comments
廣中璃梨佳選手は、ラスト1周からのよーいドンなら田中希実選手の方が有利だという事は充分承知していたと思うので、本来ならもっと早い段階でスパートして引き離したかったと思いますが、それが出来なかったって事は やはり調子はイマイチだったんだと思います。
レース後のインタビューでも先月の1万mが終わってから、なかなか調子が上がらなかったみたいな事を言ってましたね。
萩谷楓選手は、先月の1万mの時は余裕で集団に付いてましたが、今回は集団から微妙に離れたり付いたりの繰り返しで、その時点で足を使い切ってしまった感じでした。
ところで 優勝した田中希実選手ですが、注目された三冠は惜しくも逃しましたが…
敗れた800mは、塩見綾乃選手の捨て身の大逃げ?でゴール前 惜しくも届きませんでしたが、塩見選手からしたら、今の田中選手に勝つには この作戦しかない無い という様な判断だったと思います。
廣中璃梨佳選手は中盤で前に出たときに、調子の悪さを感じたのかなと思います。
世界陸上に向けて上げていってほしいです。
萩谷楓選手は調子が悪い中で、頑張って粘っていた感じでした。
5位に入って、可能性はかなり残したと思います。
800mの塩見綾乃選手は山中柚乃選手のようにタイムを狙っていたと思いました。
インタビューでも自己ベストを狙っていたと言っていました。
塩見選手は400mも速く、ラストのスピード勝負でも勝つ力があると思います。
萩谷選手は、来週のホクレン深川でオレゴン1万mの参加標準を狙うそうです。
5000mで代表になる可能性が高いので、ハードな日程になりますね。