都道府県対抗女子駅伝2022結果!京都が18回目の優勝

2022年1月16日に第40回全国都道府県対抗女子駅伝が行われました。

この記事では都道府県対抗女子駅伝2022の結果(総合順位・タイム・区間賞)と感想について書いています。

 

都道府県対抗女子駅伝2022結果

総合順位・タイム

優勝 2:15:05 京都

2位 2:15:25 福岡

3位 2:15:42 宮城

4位 2:16:13 兵庫

5位 2:17:08 長崎

6位 2:17:10 大阪

7位 2:17:32 愛知

8位 2:17:58 福島

9位 2:18:05 神奈川

10位 2:18:21 長野

11位 2:18:24 鹿児島

12位 2:19:09 千葉

13位 2:19:18 岡山

14位 2:19:23 静岡

15位 2:19:59 茨城

16位 2:20:08 埼玉

17位 2:20:14 群馬

18位 2:20:25 愛媛

19位 2:20:30 宮崎

20位 2:20:32 東京

21位 2:20:35 広島

22位 2:20:50 熊本

23位 2:21:17 北海道

24位 2:21:21 栃木

25位 2:21:25 徳島

26位 2:21:33 滋賀

27位 2:22:01 山口

28位 2:22:10 青森

29位 2:22:14 大分

30位 2:22:32 秋田

31位 2:22:50 佐賀

32位 2:22:55 石川

33位 2:23:00 三重

34位 2:23:24 奈良

35位 2:23:46 高知

36位 2:23:50 岩手

37位 2:24:01 岐阜

38位 2:24:14 富山

39位 2:24:30 和歌山

40位 2:24:37 福井

41位 2:24:43 山梨

42位 2:24:56 新潟

43位 2:25:23 山形

44位 2:26:05 島根

45位 2:28:30 香川

46位 2:28:37 鳥取

47位 2:36:24 沖縄

 

タイムは全体的に速かったです。

上位は群馬以外は予想通りの順位になりました。

区間賞

1区 五島莉乃(石川)

2区 柳楽あずみ(福岡)

3区 岡本彩希(福岡)

4区 不破聖衣来(群馬)

5区 道清愛紗(兵庫)

6区 石松愛朱加(兵庫)

7区 細谷愛子(京都)

8区 川西みち(福岡)

9区 廣中璃梨佳(長崎)

優秀選手賞

五島莉乃(石川)

不破聖衣来(群馬)

安藤友香(京都)

 

廣中璃梨佳選手ではなくて安藤友香選手が選ばれたのは、タイムがそんなに変わらないのと、優勝への貢献度を高く評価したということでしょうか。

しかし、37回大会で同じような状況で区間賞の新谷仁美選手が選ばれています。

優勝した愛知の鈴木亜由子選手は新谷選手と2秒しか違いませんでした。

鈴木亜由子選手は優秀選手賞には選ばれませんでした。

未来くん賞

米澤奈々香(宮城)

川西みち(福岡)

 

区間ごとの感想

1区

序盤から石川の五島莉乃選手と兵庫の田中希実選手が飛び出しました。

中盤で五島選手が抜け出して、区間記録まで2秒の好タイムでした。

前回は1区8位でしたが、今回は区間賞の素晴らしい走りでした。

 

田中選手は前回に続いての1区2位でした。

タイムは速くなっています。

 

2区

福岡の柳楽あずみ選手が7人抜きで区間賞を獲得しています。

強いメンバーの中で予想以上の好走でした。

 

3区

岡本彩希選手の区間賞の走りで福岡が2位まで上がってきました。

実績のある福島の湯田和未選手と兵庫の吉川菜緒選手が区間上位に入っています。

 

4区

群馬の不破聖衣来選手が13人抜きの区間新記録でした。

万全の状態では無かったと思いますが、スピードのある走りでした。

 

宮城の米澤奈々香選手は不破選手から5秒遅れの2位でした。

米澤選手の好走で宮城はトップになりました。

 

5区

道清愛紗選手が区間賞の走りで、兵庫はトップの宮城まで4秒差まで迫りました。

福岡はトップから12秒差、京都は33秒差で、まだまだ優勝争いは分からない差だと思っていました。

 

6区

兵庫の石松愛朱加選手が5区に続いての区間賞で、トップになりました。

宮城・福岡・京都も区間上位でつないだので、差はつきませんでした。

 

7区

上位5チームが接戦で、トップから5位まで28秒差でした。

上位5チームは全て順位変動しています。

 

8区

福岡の川西みち選手が区間記録を11秒も更新しました。

4位まで10秒差の大接戦でした。

しかし、優勝は京都か福岡だと思っていました。

 

9区

前半は京都の安藤友香選手と福岡の木村友香選手はほとんど同じペースでした。

後半で安藤選手が少し差を広げて、京都の優勝となりました。

京都は2連覇で18回目の優勝です。

強すぎますね。

 

区間賞は後半も強かった廣中璃梨佳選手です。

これで6大会連続の区間賞です。

クイーンズ駅伝もエース区間で区間賞でした。

 

大学生は全体的に成績が良くなかったです。

富士山女子駅伝と日程が近いので、両方合わせるのは難しいんでしょうね。

そんな中で長野の和田有菜選手は区間5位で大学生最速でした。

 

上位チームと上位予想チームの感想

優勝 京都

予想順位 2位

区間順位 9-6-15-4-4-2-1-2-2

 

京都らしい安定した強さでした。

特に4~7区は毎年強いです。

9区の安藤友香選手は予想より良いタイムでした。

マラソンも楽しみです。

2位 福岡

予想順位 3位

区間順位 12-1-1-6-12-6-14-1-3

 

中学生が2人とも区間賞でした。

酒井美玖選手の欠場で優勝は難しくなったかと思いましたが、2区の柳楽あずみ選手が予想以上の好走でした。

 

チームの目標が入賞で、9区の木村友香選手も予想以上の順位でもらったというインタビューでした。

かなりの戦力だったと思いますが、自信はなかったんですね。

3位 宮城

予想順位 4位

区間順位 3-2-20-2-5-7-5-7-4

 

1区からずっと上位を走っていました。

9区の木村梨七選手は10kmはどうなのかなと思っていましたが、予想より速かったです。

前回の佐藤早也伽選手より速いです。

4位 兵庫

予想順位 5位

区間順位 2-9-3-18-1-1-20-3-10

 

兵庫も1区からずっと上位を走っていました。

2区の後藤夢選手のところで、もっと貯金が欲しかったです。

5区6区の連続区間賞は素晴らしかったです。

5位 長崎

予想順位 7位

区間順位 7-3-23-23-29-8-5-15-1

 

1区2区が良かったので、予想以上の順位になりそうだと思っていました。

3~8区は上手く入賞が見える位置でつなぎました。

9区は廣中璃梨佳選手が入賞圏内に入って、最後まで力強い走りでした。

6位 大阪

予想順位 11位

区間順位 4-3-12-16-2-4-3-18-14

 

中学生の持ちタイムが遅かったので、予想順位を落としたんですが、予想以上に速かったです。

薫英女学院の4人は全員区間4位以内でした。

7位 愛知

予想順位 12位

区間順位 26-11-12-9-17-4-8-5-6

 

前半は遅れましたが、後半が強かったです。

吉川侑美選手はプリンセス駅伝・クイーンズ駅伝でもエース区間で区間上位でした。

8位 福島

予想順位 15位

区間順位 10-20-2-20-16-28-8-6-8

 

中学生が強かったです。

9区の石井寿美選手は神奈川の山口遥選手との激しい入賞争いに勝ちました。

17位 群馬

予想順位 優勝

区間順位 30-8-26-1-26-46-40-19-7

 

予想外のオーダーで調子も全体的に良くなかったと思います。

東日本女子駅伝の状態でのレースを見たかったです。

 

【管理人】はりくぶ

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  • 廣中選手も万全ではなかったでしょうね。トラックのタイムからすれば、下り基調でも物足りないタイムです。それ考えると同じ五輪7位でも五輪後の25年前に、シューズも厚底無い時代に31:01出した川上優子選手のポテンシャルは恐ろしいですね。勿論全盛時の福士選手も。
    川上選手に関しては、師匠の広島日出国監督が五輪後の疲れが後年出てしまって未完だった云々を著書で書かれてたような。ポテンシャルだけなら歴代最強かも。
    廣中選手はまだロードでは川上福士選手の全盛期に及ばないのでしょうね。疲れを抜いてトラックに備えて欲しいですね。不破選手も同様に。
    田中選手はトラックを極める過程の負荷かかった練習ととらえても良いかも知れませんね。男子の三浦選手のように。五島選手は新谷選手に勝ったことがフロックで無いことを証明しましたね。国際駅伝に起用できないのが残念ですね。

    • 廣中選手も万全ではなかったでしょう。
      好調なら31分を切れる選手だと思います。

      五島選手はトラックでもタイムを出してますからね。
      廣中選手や不破選手といい勝負ができると思います。

  • こことは関係ないけど、別大マラソンが過去に無いように豪華メンバー集結なので特集是非。
    旭化成から大六野、鎧坂、小野の主力組。安川電気エースの古賀。只今、絶賛覚醒中のトヨ九藤曲、青学勢等多士済々。
    面子だけなら昨年の琵琶湖より豪華そう。
    特に古賀藤曲はニューイヤーで強風の中エース区間で井上や西山を上回ったので、昨年11月の怪我影響で出場するか不明な小野やコンディション不明な鎧坂大六野よりも期待できそう。
    ただ、開催時刻は相変わらず昼。昨年福岡のように日差し、気温上昇、風と記録への障壁はしっかりと存在する。琵琶湖よりもフラットで記録出そうだから、朝スタートで良い気がしますが。
    陸連はもう少し柔軟になって欲しい気しませんか?
    5分台は狙える面子ですが、日差しや風の影響で8分前後でしょうか。それとも一気に藤曲辺りが5~6分いくか?

    • 面白いメンバーが揃いましたね。
      タイムが出やすい大会ばかりではつまらないので、別大マラソンのような大会もあっていいと思います。
      今回のタイムは2時間8分を切れるかどうかだと見ています。
      詳しいことは予想記事の方に書きたいと思います。