2021年7月10日にホクレンディスタンスチャレンジ網走大会が行われました。
この記事では上位選手と注目選手の結果をまとめています。
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ホクレンディスタンスチャレンジ2021網走結果
女子3000m
1位 8:40.84 田中希実(豊田自動織機TC)※日本新記録
2位 8:46.31 アグネス・ムカリ(京セラ)
3位 8:47.43 カリウキ・ナオミ・ムッソーニ(ユニバーサル)
4位 8:52.02 キプケモイ・ジョアン(九電工)
5位 8:52.43 佐藤早也伽(積水化学)※日本歴代9位
6位 8:53.52 モカヤ・マータ(キヤノン)
7位 9:05.31 ジェロティッチ・ウィニー(九電工)
8位 9:05.52 兼友良夏(京セラ)
9位 9:05.68 西原加純(シスメックス)
10位 9:07.32 山﨑りさ(日本体育大学)
11位 9:07.48 不破聖衣来(拓殖大学)
12位 9:08.07 山本有真(名城大学)
13位 9:10.85 小坂井智絵(日本郵政グループ)
14位 9:12.45 和田有菜(名城大学)
15位 9:13.79 三原梓(日本郵政グループ)
16位 9:13.97 山中柚乃(愛媛銀行)
17位 9:16.99 髙木結加(ユニバーサル)
18位 9:17.01 木村友香(資生堂)
19位 9:17.89 田﨑優理(シスメックス)
20位 9:18.28 渡邊菜々美(パナソニック)
21位 9:20.55 藪田裕衣(大塚製薬)
22位 9:21.34 髙松智美ムセンビ(名城大学)
23位 9:23.17 黒川円佳(三井住友海上)
24位 9:24.06 清水真帆(ヤマダホールディングス)
25位 9:29.01 星野輝麗(ヤマダホールディングス)
26位 9:29.46 木之下沙椰(資生堂)
田中希実選手が約1年ぶりに自身が持っている日本記録を更新しました。
1年前はずっと先頭を走っての日本記録でした。
今回はペースメーカーがいたのが大きかったと思います。
1000m通過が2分56秒、2000m通過が5分53秒、ラスト1kmが2分47秒、ラスト1周が63秒でした。
佐藤早也伽選手も好記録で日本歴代9位の自己ベストでした。
他にも好記録が多数出ていて、上位に入っている兼友良夏選手・西原加純選手・山﨑りさ選手・不破聖衣来選手は全員自己ベストを更新しています。
女子5000m
B組
1位 16:06.90 柴田来夢(ワコール)
2位 16:09.77 谷本七星(名城大学)
3位 16:12.08 黒田澪(日本体育大学)
4位 16:14.69 小林舞妃留(大阪学院大学)
5位 16:15.77 藤田正由加(ルートインホテルズ)
6位 16:15.84 倉岡奈々(鹿児島銀行)
7位 16:19.84 今村咲織(しまむら)
上位4名は自己ベストでした。
谷本七星選手は先頭を走る時間が長く、強い内容だったと思います。
1年生なので、名城大学の強い時代は続きそうです。
A組
1位 15:16.09 カマウ・タビタ・ジェリ(三井住友海上)
2位 15:21.07 オマレ・ドルフィン・ニャボケ(ユーエスイー陸上クラブ)
3位 15:41.28 佐藤成葉(資生堂)
4位 15:44.41 井手彩乃(ワコール)
5位 15:50.29 猿見田裕香(ユニバーサル)
6位 15:54.46 谷本観月(天満屋)
7位 15:54.85 池内彩乃(デンソー)
8位 15:55.44 石井寿美(ヤマダホールディングス)
9位 15:55.68 永長里緒(大阪学院大学)
10位 15:56.23 佐藤奈々(スターツ)
11位 16:00.15 増渕祐香(名城大学)
12位 16:01.15 松田杏奈(デンソー)
13位 16:02.41 竹本香奈子(ダイハツ)
14位 16:02.91 小泉直子(デンソー)
15位 16:06.58 松本夢佳(デンソー)
16位 16:06.67 石澤ゆかり(エディオン)
17位 16:10.93 上杉真穂(スターツ)
18位 16:11.14 鈴木優花(大東文化大学)
19位 16:25.24 尾方星華(ユニクロ)
20位 16:29.55 堀江美里(シスメックス)
佐藤成葉選手が日本人トップでした。
最近は好記録が出ていませんでしたが、今シーズンは良さそうです。
井手彩乃選手が20秒以上自己ベストを更新しています。
日本選手権の1500mでも大幅に自己ベストを更新して3位に入っていました。
永長里緒選手はルーキーですが15分台を出してきました。
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女子10000m
1位 31:22.34 小林成美(名城大学)※日本学生記録
2位 31:39.32 細田あい(エディオン)
3位 32:09.44 山口遥(AC・KITA)
4位 32:10.98 加世田梨花(ダイハツ)
5位 32:11.08 荒井優奈(名城大学)
6位 32:19.33 阿部有香里(しまむら)
7位 32:22.17 中野円花(岩谷産業)
8位 32:24.70 筒井咲帆(ヤマダホールディングス)
9位 32:38.70 川口桃佳(豊田自動織機)
10位 32:41.37 籔下明音(豊田自動織機)
11位 32:43.96 片貝洋美(三井住友海上)
12位 32:56.04 岩出玲亜(千葉陸協)
13位 32:56.83 西田美咲(エディオン)
14位 32:57.41 兼重志帆(Glab関東)
15位 33:05.62 逸木和香菜(九電工)
16位 33:09.78 山ノ内みなみ(京セラ)
17位 33:18.42 関谷夏希(大東文化大学)
18位 33:19.53 福良郁美(大塚製薬)
19位 33:20.57 足立由真(京セラ)
20位 33:27.44 田邉美咲(三井住友海上)
21位 33:30.23 松下菜摘(天満屋)
22位 33:38.90 吉川侑美(ユニクロ)
小林成美選手が日本学生記録を出しました。
さらにユージーン世界陸上の参加標準記録も突破しています。
長い距離ほど強い選手だと思っていて、マラソンを走れば2時間20分切りも狙える選手だと思います。
細田あい選手も自己ベスト更新です。
日本選手権の5000mでも自己ベストで5位に入っていました。
山口遥選手も自己ベストです。
市民ランナーでよく頑張っていると思います。
小林成美選手と同じ名城大学の荒井優奈選手も自己ベストです。
駅伝のエース区間でも区間賞争いができるタイムです。
男子1500m
A組
1位 3:41.62 佐久間秀徳(明治大学)
2位 3:42.49 楠康成(阿見AC)
3位 3:43.08 青木涼真(Honda)
4位 3:43.30 飯島陸斗(阿見AC)
5位 3:43.32 服部凱杏(立教大学)
6位 3:44.75 千葉直輝(SGH)
7位 3:45.18 杉本龍陽(明治大学)
8位 3:45.21 安倍優紀(東海大学)
9位 3:45.84 金子魅玖人(中央大学)
10位 3:46.90 田母神一喜(阿見AC)
11位 3:47.73 石井優樹(NTT西日本)
12位 3:48.25 秦将吾(大塚製薬)
13位 3:48.49 馬場勇一郎(明治大学)
14位 3:49.05 館澤亨次(DeNA)
トップでゴールした佐久間秀徳選手は自己ベストでした。
3000m障害で日本代表になった青木涼真選手も自己ベストでした。
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男子5000m
D組
1位 14:04.47 安藤大樹(旭化成)
2位 14:04.98 川内優輝(AD損保)
C組
1位 13:54.08 清水颯大(大塚製薬)
2位 14:01.85 川田啓仁(中央学院大学)
3位 14:03.44 小原響(青山学院大学)
4位 14:07.61 白石光星(青山学院大学)
5位 14:08.71 竹村拓真(東海大学)
D組とC組はペースメーカーがいなくて、風が強かったことで、全体的にタイムが出ていません。
B組
1位 13:45.37 ボニフェス・ムテチ(仙台育英高校)
2位 13:45.37 エドウィン・キプケモイ(SGH)
3位 13:46.67 今井崇人(旭化成)
4位 13:48.50 大石巧(スズキ)
5位 13:49.60 溝口仁(東海大学)
6位 13:50.77 山田泰史(愛知製鋼)
7位 13:52.27 赤津勇進(駒澤大学)
8位 13:54.17 山野力(駒澤大学)
9位 13:55.49 吉岡遼人(三菱重工)
10位 13:56.40 三上嵩斗(SGH)
11位 13:57.82 ジョンソン・モゲニ(遊学館高校)
12位 13:59.94 西山凌平(トヨタ紡織)
13位 14:00.10 川田裕也(SUBARU)
14位 14:00.24 山下一貴(三菱重工)
15位 14:00.31 椎野修羅(麗澤大学)
16位 14:00.83 永山博基(住友電工)
17位 14:01.08 髙久龍(ヤクルト)
18位 14:05.07 太田蒼生(青山学院大学)
19位 14:06.08 上田結也(ひらまつ病院)
20位 14:06.88 長田駿佑(東海大学)
B組はペースメーカーありで好タイムが多数出ています。
溝口仁選手は東海大学の2年生です。
出雲駅伝に出てきそうです。
A組
1位 13:27.10 ドミニク・ランガット(コニカミノルタ)
2位 13:27.83 鈴木芽吹(駒澤大学)
3位 13:28.11 イマヌエル・キプチルチル(倉敷高校)
4位 13:28.17 マゴマ・ベヌエル・ベゴニ(旭化成)
5位 13:31.74 アンティパス・キベット(SGH)
6位 13:32.58 唐澤拓海(駒澤大学)
7位 13:35.26 丸山竜也(八千代工業)
8位 13:36.18 清水歓太(SUBARU)
9位 13:36.61 小袖英人(Honda)
10位 13:37.04 岡本雄大(サンベルクス)
11位 13:37.50 市村朋樹(東海大学)
12位 13:38.80 砂岡拓磨(城西大学)
13位 13:41.72 ドナルド・ミティ(中電工)
14位 13:42.50 伊藤達彦(Honda)
15位 13:43.68 阿部弘輝(住友電工)
16位 13:51.49 佐藤条二(駒澤大学)
17位 13:54.92 野村昭夢(青山学院大学)
18位 13:56.48 大池達也(トヨタ紡織)
19位 13:56.76 的野遼大(三菱重工)
20位 14:00.57 加藤淳(住友電工)
21位 14:00.84 矢野圭吾(カネボウ)
22位 14:00.94 定方俊樹(三菱重工)
23位 14:03.61 青木祐人(トヨタ自動車)
24位 14:06.36 若林宏樹(青山学院大学)
25位 14:24.61 吉田圭太(住友電工)
26位 14:29.44 堀尾謙介(トヨタ自動車)
27位 14:43.45 徳丸寛太(東海大学)
鈴木芽吹選手が強すぎました。
終盤にペースを上げて外国人といい勝負をしていました。
面白いレースでした。
同じ駒澤大学の唐澤拓海選手も好タイムで走っています。
ルーキーの佐藤条二選手、B組でも赤津勇進選手と山野力選手が好タイムを出していて、総合力の高いチームになっています。
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男子10000m
B組
1位 28:19.17 丹所健(東京国際大学)
2位 28:21.34 住吉秀昭(SUBARU)
3位 28:24.04 山藤篤司(トヨタ自動車)
4位 28:30.19 ロキア・チャールズ(富士通)
5位28:31.41 川端千都(SGH)
6位 28:37.69 湯澤舜(SGH)
7位 28:38.26 平林清澄(國學院大學)
8位 28:44.97 森春樹(北海道栄高校)
9位 28:47.90 有村優樹(旭化成)
10位 28:48.41 小町昌矢(日立物流)
11位 28:51.76 宮脇千博(トヨタ自動車)
12位 28:52.35 三輪晋太郎(中央発條)
13位 28:53.93 聞谷賢人(トヨタ紡織)
14位 28:55.59 照井明人(SUBARU)
15位 28:56.76 岡本直己(中国電力)
16位 29:01.58 小野田勇次(トヨタ紡織)
17位 29:06.35 渡邉利典(GMO)
18位 29:10.09 加藤風磨(安川電機)
19位 29:10.76 中西大翔(國學院大學)
20位 29:28.47 小野知大(旭化成)
21位 29:40.91 牧瀬圭斗(順天堂大学)
丹所健選手が自己ベストでトップでした。
全日本大学駅伝の予選会でも好走していました。
森春樹選手は北海道の高校生で初めて29分を切りました。
後半が強かったので、これからが楽しみな選手です。
A組
1位 27:35.59 ジェームス・ムオキ(コニカミノルタ)
2位 27:52.93 ムソニ・ムイル(JR東日本)
3位 28:08.46 西山和弥(トヨタ自動車)
4位 28:11.75 塩澤稀夕(富士通)
5位 28:12.72 栃木渡(日立物流)
6位 28:15.11 細谷恭平(黒崎播磨)
7位 28:18.66 西山雄介(トヨタ自動車)
8位 28:18.77 荻久保寛也(ヤクルト)
9位 28:27.07 浦野雄平(富士通)
10位 28:29.09 藤木宏太(國學院大學)
11位 28:29.24 古賀淳紫(安川電機)
12位 28:33.06 井上大仁(三菱重工)
13位 28:36.32 鈴木塁人(SGH)
14位 28:37.57 牟田祐樹(日立物流)
15位 28:37.81 田村友佑(黒崎播磨)
16位 28:41.58 池田耀平(カネボウ)
17位 28:42.19 天野誠也(自衛隊体育学校)
18位 28:43.12 名取燎太(コニカミノルタ)
19位 28:45.81 野中優志(大阪ガス)
20位 28:52.85 中村大成(富士通)
21位 28:57.91 田口雅也(Honda)
22位 29:00.13 一色恭志(GMO)
23位 29:14.91 浅岡満憲(日立物流)
24位 29:15.16 竹内竜真(日立物流)
25位 29:23.42 相葉直紀(中電工)
26位 29:26.54 菊地駿弥(中国電力)
27位 29:55.50 栗原啓吾(中央学院大学)
ジェームス・ムオキ選手は士別大会の5000mでも圧倒的な強さでしたが、10000mも圧倒的な強さで自己ベストでした。
西山和弥選手が日本人トップでした。
8000mからペースが落ちてしまい、27分台は出ませんでしたが、自己ベストに近いタイムでした。
今回の出場選手で28分切りが1人も出なかったのは寂しい結果です。
次は北見大会で14日に開催されます。
士別大会の結果
2021年7月3日にホクレンディスタンスチャレンジの士別大会が行われました。 この記事では上位選手と注目選手の結果と感想を書いています。
深川大会の結果
2021年7月7日にホクレンディスタンスチャレンジ深川大会が行われました。 この記事では上位選手と注目選手の結果、レースの感想について書いています。 ホクレンディスタンスチャレンジ深川2021結果 女子30 …
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前から思ってるけど、高橋尚子の後を継げるのは小林しかいないと思う。「強くなること」への貪欲さは他の追随を許さないくらいの凄みを感じる。PMいれば一万30分台、五千14分台も、アッサリ出してしまいそう。小出メニューもこなしてしまいそう。パリでは、リアルにメダル狙えると思う。
同日行われた順大記録会、最悪条件で四釜選手が独走で29分4秒。マラソン本で犬伏さんがPM付きの28分より、独走の29分10の方が「強い」と述べてたような。四釜選手、全日本8区、箱根9区で見新記録狙えそう。順大、三浦だけでなくて服部藤島と新入生が大化けしてる。不気味さ増してきた。
来週三浦ホクレン出走なら、学生記録もあるのかな?
小林成美選手はペース配分が上手いと思っています。
予想以上にスピードが付いてきているので、パリオリンピックの有力候補です。
四釜選手は独走で29分4秒なら、28分40秒くらいはいけそうです。
アップダウンに強いので箱根駅伝は5区か8区を予想しています。
小林さんは強い。ただ足が伸びるタイプでなければよいのですが。まぐれの可能性もあるので。
小林成美選手は安定して強い選手になっていってほしいです。