WMM(ワールドマラソンメジャーズ)は世界トップレベルのマラソン大会をポイント化して競うシリーズです。
この記事ではWMMの賞金やポイント制度について簡単にまとめています。
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WMMについては対象レース・ポイント制度・賞金全てにおいて男女の違いはありません。
ボストンマラソン
ロンドンマラソン
ベルリンマラソン
シカゴマラソン
ニューヨークシティマラソン
東京マラソン
世界陸上
オリンピック
とりあえず世界陸上とオリンピックを置いときます。
6つの対象レースのどれか1つの大会からスタートして1年後の同じ大会で終わります。
例としてシリーズ11で説明します。
シリーズ11はロンドンマラソン2017でスタートして
ベルリンマラソン2017
シカゴマラソン2017
ニューヨークシティマラソン2017
東京マラソン2018
ボストンマラソン2018
ロンドンマラソン2018
というシリーズでした。
次のシリーズ12はロンドンマラソン2018の次に行われるベルリンマラソン2018から始まり、ベルリンマラソン2019で終わります。
期間内に世界陸上やオリンピックがあれば含まれます。
シリーズ11は期間内にロンドン世界陸上があったので、こちらも含まれています。
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対象レースで5位以内に入るとポイントがもらえます。
1位:25点
2位:16点
3位:9点
4位:4点
5位:1点
中途半端な数字にみえますが、5の2乗・4の2乗・・・というふうになっているので覚えやすいです。
シリーズ中の上位2レースのポイントで争います。
つまり50点満点です。
同点の場合は直接対決があった場合は直接対決で勝ったほうが順位が上になります。
直接対決がなかった場合はレースディレクターの投票で決まります。
優勝:250,000ドル
2位:50,000ドル
3位:25,000ドル
アボット・ラボラトリーズというアメリカの製薬会社です。
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この様な制度は大会の主催者目線で見た場合、ポイントなどが指定された大会は有力選手が集中し、指定外の大会は出場しないなどといった大会自体の格差が拡大して、今後 消滅する大会が増える事も考えられると思います。
市民ランナーが多く出場する日本国内の大会でも、完走したら豪華景品を貰えるとか途中の給食所で地元の高価な名物などを振る舞うなどして出場者の奪い合いが問題になっていると聞いた事がありますが…
何かそれに似ていると思います(笑)
ちなみに、名古屋ウィメンズマラソンも完走者に高価なブランド品のプレゼントがあるために出場者が多いらしいです。
名古屋ウィメンズマラソンのプレゼントは魅力的だと思います。
地方では色々工夫しているんですね。
国内の市民大会は、地域おこしの一環として開催される場合が多いので、全国から出場者を集めるために 高価な物を提供するなど年々エスカレートが問題になっているみたいで…『ふるさと納税』のスポーツ版という状況みたいです。
その為、昔から地域にゆかりのある老舗の大会などに出場者が集まらず 存続が難しくなっている状況らしいです。
名古屋の場合は女性がメインなので、普通の開催だとなかなか選手が集まらないと思うので、ブランド品による人参作戦?も しょうがない気がします(笑)