2018年4月22日にロンドンマラソンが行われました。
ロンドンマラソンは前回、世界歴代2位と3位の記録が出た大会です。
この記事ではロンドンマラソンの結果をまとめています。
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優勝 2:18:31 ビビアン・チェルイヨット
2位 2:20:13 ブリジット・コスゲイ
3位 2:21:40 タデレッチ・ベケレ
4位 2:24:10 グラディス・チェロノ
5位 2:24:27 メアリー・ケイタニー
6位 2:26:03 ローズ・チェリモ
7位 2:27:45 マレ・ディババ
途中棄権
ティルネシュ・ディババ
前半はメアリー・ケイタニー選手とティルネシュ・ディババ選手がハイペースで走りました。
ハーフ通過はケイタニー選手が1:07:16、ディババ選手が1:07:39でした。
しかし、後半はペースが落ちてしまい、ディババ選手は30kmを過ぎて途中棄権、ケイタニー選手は35kmから1km4分を超えるペースになってしまいました。
優勝したビビアン・チェルイヨット選手はハーフ通過は1:08:56だったので、後半もそんなにペースは落ちていません。
チェルイヨット選手はトラックで実績のある選手で、リオオリンピックでは5000mで金メダル・10000mで銀メダルを獲得していました。
これまでの自己ベストは2時間23分台でしたが大幅に自己ベストを更新して、世界歴代4位の記録となりました。
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優勝 2:04:27 エリウド・キプチョゲ
2位 2:05:00 トラ・シュラ・キタタ
3位 2:06:32 モハメド・ファラー
4位 2:07:07 アベル・キルイ
5位 2:08:34 ビダン・カロキ
6位 2:08:53 ケネニサ・ベケレ
7位 2:09:25 ローレンス・チェロノ
8位 2:10:35 ダニエル・ワンジル
16位 2:25:42 濱崎 達規
17位 2:32:35 グエ・アドラ
今回もエリウド・キプチョゲ選手の優勝でした。
これで10戦9勝(2着1回)です。
毎回2時間4分前後で安定しているのは素晴らしいです。
今回は20度を超えるくらいまで気温が上がったみたいなので、後半ペースが落ちてしまいましたが圧倒的な強さでした。
2位のトラ・シュラ・キタタ選手はびわ湖毎日マラソン2016で前半飛ばしたけど、終盤で失速してしまった選手です。
あの時から比べるとかなり力をつけましたね。
自己ベストで2位に入りました。
マラソンに挑戦したモハメド・ファラー選手はイギリス記録を出しました。
まだ給水に慣れてないようで、落としてタイムロスをしたこともありました。
まだまだ記録を更新できる期待ができます。
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トラツクで活躍した選手は腕振りが大きく足を跳ね上げます。ファラー君はそれではないですか。女子のケイタニー調子が悪くてもこれくらいでいけるのですね。走り方が良いです。
トラックで活躍した選手はマラソンでも結果を出す人が多いですね。
ファラー選手は対応していけばまだまだ記録が更新できそうです。
トラックとマラソンの関連性は昔からあると思います。
マラソン・前日本記録保持者の高岡寿成さん、瀬古&中山さんなどもトラックでの記録を持っていましたが、最近では昔に比べてその関連性がより強くなって来ていると思います。
理由は色々あると思いますが、トラックでのスピードをマラソンでも生かしやす環境になって来ていると思います。
その要因として、まずペースメーカーの存在があると思いますが、最近ではそのペースメーカーのレベルと言うかクオリティが上がって来ているのが大きいと思います。
あと、コースを記録が出やすい様に変更するなどして、よりトラックに近い環境になって来ていると思います。
WMMとか高額賞金のレースが増えて、マラソンに挑戦する選手が増えていると思います。
ペースメーカーはノウハウが上手く積み重ねられて、レベルが上ってますよね。