2017年3月5日に
第72回びわ湖毎日マラソンが行われました。
びわ湖毎日マラソン2017は
ロンドン世界陸上の最後の
選考レースとなっていました。
この記事では
びわ湖毎日マラソン2017の
結果速報とロンドン世界陸上の
代表争いについて書いています。
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※上位10名と注目選手のみ
1位 2:09:06 エゼキエル・キプトー・チェビー
2位 2:09:15 ビンセント・キプルト
3位 2:09:59 ムニョ・ソロモン・ムタイ
4位 2:10:10 佐々木 悟
5位 2:11:04 松村 康平
6位 2:11:05 石川 末廣
7位 2:11:32 園田 隼
8位 2:12:07 大﨑 翔也
9位 2:12:33 イフンニリン・アダネ
10位 2:12:58 上門 大祐
12位 2:14:07 吉村 大輝
14位 2:14:36 馬場 圭太
16位 2:15:10 大塚 祥平
17位 2:15:15 市田 宏
25位 2:16:51 宮脇 千博
28位 2:17:51 村澤 明伸
42位 2:21:05 森田 知行
54位 2:22:47 高瀬 無量
60位 2:23:58 堀端 宏行
途中棄権 一色 恭志
山岸 宏貴
中島 怜利
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日本人選手の中では佐々木悟選手が
圧倒的に強かったです。
早めに少し落ちましたが、
すばらしいリカバリーで
日本人トップになりました。
後の本人のインタビューで、
遅れたのは腹痛であることがわかりました。
腹痛がなければ、
いいタイムが出たかもしれないので、
残念な結果となりました。
日本人トップでタイムも悪くないのに、
佐々木選手は全くうれしそうではなかったです。
注目されていた一色恭志選手は
30キロ過ぎで途中棄権をして
病院で運ばれたそうです。
ケガではなくて、
脱水症状なんでしょうね。
初マラソンの選手は
あまり良くなかったです。
ロンドン世界陸上の選考基準についてはこちらから
ロンドン世界陸上2017マラソン選考レースの日程と結果!選考基準はどうなってる?
ロンドン世界陸上の代表争いは
揉めることなく決まりそうです。
これまでの結果
福岡国際マラソン
2:09:11 川内優輝
2:10:40 園田隼
2:12:19 前田和浩
別府大分毎日マラソン
2:09:32 中本健太郎
東京マラソン
2:08:22 井上大仁
2:09:12 山本浩之
2:09:27 設楽悠太
びわ湖毎日マラソン2017は
気象条件が悪いわけではなかったので、
佐々木悟選手のタイムでは
代表に選ばれることはないでしょう。
ということでロンドン世界陸上の
代表はこの3人でほぼ決まりです。
●川内優輝
●中本健太郎
●井上大仁
来週は名古屋ウィメンズマラソンがあります。
名古屋ウィメンズマラソン2017招待選手と予想!注目選手は誰?
有力選手である小原怜選手と
清水美穂選手の欠場は残念ですが、
他にも有力選手は多数出ています。
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期待していた村澤選手は後半大失速して倒れ込んでゴール、一色選手は途中棄権でした。
マラソンは駅伝とは全くの別物と改めて思いました。
自分も世界陸上代表は、川内、中本、井上
でほぼ決まりだと思いますし、異論はありません。
(これ以外だと増田明美さんに会見で怒られます)
ただ本音としてワガママを言わせてもらうと、タラレバになっちゃいますが…
先週の東京での設楽選手ですが、もし代表だけにこだわっていたら、日本人トップになっていた可能性大だと思います。
世界記録ペースに迫る場面があったりして、代表よりレースでの勝負を意識している雰囲気があって、それによる後半のペースダウンでも井上選手より約1分遅れのタイムは実力では井上選手を上回る気がします。
設楽悠太選手に関してはまだわからないです。
代表だけにこだわらなかったからこそ、いい走りが出来たのかもしれません。
もし今みたいにタイムや順位を優先して選考するなら、一つの大会での一発選考で良いと思います。
選考レースが複数あると言う事は、色々な選手の色々な側面を見る事が出来て、そこから色々な可能性を見い出せるメリットがあると思います。
例えばバルセロナ五輪の時の女子で、タイムが良かった松野では無く、暑さに強い有森を選んだみたいに…。
特に今の日本のマラソン界は長期間低迷が続いているので、現状打破の起爆剤として『選考者の私情が入るなどのサプライズ的な選考があっても良いのでは?』と思ってます。