2023年10月29日に第41回全日本大学女子駅伝が杜の都・仙台で行われました。
この記事では全てのチームの結果(総合順位・総合タイム)と上位チームの区間順位と感想について書いています。
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※シード権は8位まで、12位までは富士山女子駅伝の出場権獲得
優勝 2:04:29 名城大学
2位 2:05:21 大東文化大学
3位 2:05:21 立命館大学
4位 2:06:06 城西大学
5位 2:06:45 日本体育大学
6位 2:07:19 大阪学院大学
7位 2:07:44 関西大学
8位 2:08:57 東北福祉大学
9位 2:09:26 玉川大学
10位 2:09:45 順天堂大学
11位 2:09:47 東京農業大学
12位 2:10:03 拓殖大学
13位 2:10:05 東洋大学
14位 2:10:12 大阪芸術大学
15位 2:10:51 中央大学
16位 2:11:14 亜細亜大学
17位 2:11:14 中京学院大学
18位 2:11:31 筑波大学
19位 2:12:00 環太平洋大学
20位 2:12:14 関西外国語大学
21位 2:13:50 福岡大学
22位 2:14:05 京都光華女子大学
23位 2:15:45 城西国際大学
24位 2:17:07 新潟医療福祉大学
25位 2:20:53 城西国際大学
OP 2:20:26 東北学連選抜
区間賞
1区 村松灯(立命館大学)
2区 太田咲雪(立命館大学)
3区 石松愛朱加(名城大学)
4区 中地こころ(立命館大学)
5区 サラ・ワンジル(大東文化大学)
6区 谷本七星(名城大学)
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予想記事
2023年10月29日に第41回全日本大学女子駅伝が杜の都・仙台で行われます。 この記事では出場校一覧・全チーム順位予想・上位予想チームの戦力分析について書いています。 全日本大学女子駅伝2023大会概要 …
※名前の後の()は学年
予想順位 優勝
区間順位
1区 2位 米澤奈々香(2)
2区 2位 力丸楓(1)
3区 1位 石松愛朱加(2)
4区 4位 薮谷奈瑠(1)
5区 4位 原田紗希(2)
6区 1位 谷本七星(3)
7連覇達成です。
前日の区間エントリーと米田監督のコメントで勝率が高くなったと思いました。
ポイントは増渕選手の調子が戻ってきたというコメントです。
調子が戻ってきた増渕選手が入れないオーダーは強いです。
区間エントリー後の個人成績とレース展開は予想通りでした。
今シーズンはトラックの成績が全体的に良くなかったですが、今大会に向けて上手く仕上げてきました。
5区の原田紗希選手は大きな貯金があったので、マイペースで力を発揮できたと思います。
次回のオーダーは今回よりも強くなりそうですが、2位の大東文化大学も強くなりそうなので、圧勝という予想にはならないと思います。
予想順位 2位
区間順位
1区 9位 吉井優唯(1)
2区 4位 平尾暁絵(1)
3区 12位 四元桃奈(3)
4区 3位 蔦野萌々香(1)
5区 1位 サラ・ワンジル(1)
6区 5位 野田真理耶(1)
野田真理耶選手を6区に置いて、後半型のオーダーを組んできました。
このオーダーだと4区終了時点で、名城相手に1分30秒の差をつけられるかなと思いましたが、1分13秒で渡すことができました。
5区のサラ・ワンジル選手は最初の1kmを3分1秒で入りましたが、1km以降はペースが落ち着きました。
指示があったんでしょうか。
結果的に実力通りの結果だったと思います。
今回は1年生が5人、あと3年は名城大学といい勝負ができそうです。
予想順位 4位
区間順位
1区 1位 村松灯(3)
2区 1位 太田咲雪(1)
3区 14位 荒田悠良(1)
4区 1位 中地こころ(3)
5区 7位 福永楓花(3)
6区 2位 小林朝(4)
村松灯選手と太田咲雪選手の連続区間賞で良い流れを作りました。
中地こころ選手も区間賞を獲得しています。
村松結選手が欠場だったのが残念です。
次回は戦力が落ちなさそうなので、連続表彰台があると思います。
予想順位 6位
区間順位
1区 6位 白木ひなの(1)
2区 14位 田代なのは(3)
3区 4位 兼子心晴(2)
4区 2位 石川苺(1)
5区 5位 髙橋葵(2)
6区 3位 金子陽向(2)
2区で少し遅れましたが、全体的に良い駅伝だったと思います。
次回はさらに強くなりそうですが、上位3チームの戦力が落ちなさそうなので、表彰台の壁は高いです。
予想順位 3位
区間順位
1区 4位 保坂晴子(4)
2区 5位 尾方唯莉(3)
3区 4位 嶋田桃子(3)
4区 8位 齋藤みう(3)
5区 2位 山﨑りさ(3)
6区 13位 柳井桜子(2)
1区で保坂晴子選手の転倒がありました。
全体的に予想より遅かったです。
山﨑りさ選手は5区日本人トップ、日本人2位に20秒差をつけていて強い走りでした。
今シーズンはずっと素晴らしい走りを続けています。
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予想順位 5位
区間順位
1区 19位 小林舞妃留(3)
2区 8位 山下彩菜(2)
3区 3位 依田来巳(3)
4区 5位 佐藤千紘(4)
5区 6位 永長里緒(3)
6区 7位 山中ほの香(4)
1区で大きく出遅れましたが、2区以降はどんどん順位を上げていきました。
永長里緒選手は3年連続の5区でしたが、安定した強さがあります。
予想順位 7位
区間順位
1区 3位 前田彩花(1)
2区 10位 石松空(3)
3区 4位 伐栗夢七(3)
4区 11位 近藤来那(4)
5区 8位 磯野美空(4)
6区 10位 岩本風音(2)
大きく遅れる区間がなく、常にシード圏内を走っていました。
ルーキーの前田彩花選手が1区で3位に入りました。
次回は5区でしょうか。
予想順位 11位
区間順位
1区 15位 武田莉奈(1)
2区 18位 平藤楠菜(2)
3区 7位 佐々木菜月(1)
4区 9位 柴田梨花(3)
5区 10位 村山愛美沙(1)
6区 10位 小林日香莉(1)
初めてシード権を獲得しました。
全員3年生以下、1年生が4人のオーダーでした。
5区を走った村山愛美沙選手はインカレの10000mで6位に入った選手です。
予想順位 14位
区間順位
1区 22位 炭谷綺乃(4)
2区 17位 橋口凜花(4)
3区 2位 山田桃愛(4)
4区 7位 隅田美羽(1)
5区 14位 藤村優李(3)
6区 12位 金原千尋(3)
1区で大きく出遅れてしまいましたが、9位まで順位を上げていきました。
3区の山田桃愛選手は区間賞まで1秒でした。
予想順位 13位
区間順位
1区 23位 神林由乃(2)
2区 13位 石上栞理(1)
3区 8位 田島愛理(1)
4区 13位 丹羽瑞希(3)
5区 12位 小暮真緒(3)
6区 9位 垣内瑞希(4)
1区は22位でしたが、2区以降は順位を上げました。
予想順位 8位
区間順位
1区 5位 小野真緒(1)
2区 3位 岩崎麻知子(1)
3区 11位 古澤日菜向(2)
4区 6位 門脇奈穂(3)
5区 23位 新井沙希(2)
6区 16位 片桐紫音(3)
4区までは良かったんですが、5区以降で大きく遅れてしまいました。
不破聖衣来選手がいなくても、シードが獲れる力があったと思います。
次回は不破選手に走ってほしいです。
予想順位 10位
区間順位
1区 21位 小倉侑々(1)
2区 6位 星野梨歩(1)
3区 26位 菅﨑南花(2)
4区 9位 鈴木杏奈(4)
5区 3位 北川星瑠(4)
6区 6位 古原夏音(4)
3区の菅﨑南花選手が脱水症状を起こしてしまいました。
レース後に自力で歩けるくらいまで回復したというニュースがあって良かったです。
4区以降は3人の4年生が強かったです。
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前回の結果
2022年10月30日に第40回全日本大学女子駅伝が杜の都・仙台で行われました。 この記事では全てのチームの結果(総合順位・総合タイム)と上位チームの区間順位と感想について書いています。
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大東大がアンカー走った野田選手を1区に置いてたら優勝出来たかも?
外園監督は今回は自信かなりあったはず。米澤選手が好調でないことを想定して1区スロー展開で2区からの勝負を考えてたのかも。
ところが立命館の飛び出しで、レースが速くなり米澤選手はこれ幸いと追いかけて、一緒に逃げて後続を引きちぎることに成功した。これでほぼ勝負あり。失速しなかったことも想定外だったと思う。
野田選手が1区上位でつないでれば5区で逆転して40~50秒はリードとれたかも。追いかける展開だと谷本選手も追いきれなかったはず。もっと「攻めのオーダー」を組んで欲しかった。1区野田、3区ワンジルでも面白かったと思う。千載一遇の大魚を逸してしまった。
立命館が飛び出さなかったら名城は相当苦しんだはず。負けてた可能性大だと思う。タイム以上に力関係は僅差だと思う。大東大は富士山では2区にワンジル置いて先制攻撃して欲しい。
ただ、名城は「負け試合」になる可能性大な所を勝ってしまったので、今回の経験で更に強くなってしまいそう。7人になる富士山は今回より仕上げてきそうなのと「10人目は過去最強」発言も出てるので、厚すぎる選手層で6年連続2冠は揺るがないか?
今回は名城以外は全てチャレンジャーで、その中での代表格はやはり大東だったと思うので、ご指摘の通り1区野田選手、3区ワンジル選手の序盤重視のオーダーでも面白かったと思います。
駅伝は、よく言われる「流れ」が重要で 格下チームが上位チームに勝つには その流れを上手く利用しないと難しく、そしてその流れを作り出すには、序盤から有力選手をどんどん起用していく方が効果的だと思うので…
一昔前、佛教の一強が続いて、佛教が世陸代表の吉本擁する年に下馬評で厳しかった時、立命館は
1区から竹中藪下田中華と強い順に捨て身オーダーで佛教の出鼻挫いて完勝し、そこから勢いに乗って一時代築きましたよね。
今年の大東にそれをやって欲しかったです。1区ワンジルでハイペースにしてレースごと潰すパターンでも良かったと思います。大東は立命館女王時代も勝てそうなのに調整不良で牙城崩せないなど、このままシルバーで終わりそうな気さえします。名城は勝ってしまったので、来年は更に強くなるでしょうか?
和田、小林と続いた長野東経走は今年は一旦途絶えるのでしょうか?村岡選手が富士山に登場すると新しいスター誕生だと思います。信州人さんは村岡さんの状態はご存知ありますか?知ってても書けないか?
駅伝以外の競技で格上チームへの対策として…
例えば野球だと、ピッチャーに対しては球数を多く投げさせたり、バッターに対しては勝負を避けて敬遠するとか…
サッカーやバスケだと、有力選手に対してのマークを厳しくするなど、とにかく具体的な対策案は色々有りますが、駅伝は有りません。
そのため、特に格下チームが区間オーダーを考える時は、いかにしていい流れを作り出せるか?が重要で…
よく駅伝は「足し算では無く掛け算だ」などと言ったりする様に、いかにして掛け算になる様にオーダーを組めるか?がポイントなので、場合によってはトリッキーな起用も必要になって来ると思います。
昔駒澤が順天堂に駅伝4連勝を許してしまった時、全日本で1区から
内田、松下、揖斐、神屋と並べて主導権強奪したことありましたよね。最短区間にエースを置く作戦も格上相手には必要なのかもしれませんね。
東洋が全日本で1、2区服部兄弟、3区で口町ロケット主力連投作戦で初優勝したのも印象深いです
その点、今回は立命館はかなり大健闘でしょうか?
富士山で、大東が1区から野田ワンジルと並べて1分リード取ると勝率上がるでしょうか?
今回の立命館は、区間賞が3人 区間2位が1人で3位ってのは、何とも微妙な結果だったと思います。
序盤は上手く名城に利用された?感じも有ったりして、やや不運な面も有ったかもしれませんね。
やはり スーパーエースとまではいかなくても チームの顔というか、状況を一気に変えられる様な口町ロケット的な選手がいれば面白いと思います。
(だいたい立命館みたいな強豪伝統校なら、大学側が本腰入れて強化に乗り出せば、名城レベルの戦力は意外と簡単に揃えられると思いますが…)
ちなみに、今年の立命館宇治は実力ある3年生が何人かいるので、来年まとめて入部して来たら、戦力UPが期待出来ると思います。
一時、立命館が絶対王座に君臨してましたが、その時は立命館が強かったのは疑い無いですが、その他チームが強化しきれて無かったと思います。名城が本格的に強化をし始めてから、追い抜かれたのだと思います。
立命館は一時、樋口、小島恵、沼田、竹中、菅野、藪下、田中華、太田、大森等々他校羨む超豪華布陣でしたが、突出したタイムが出てたわけでもなく、伸び悩んでいたという方が正しいか?夏原、関紅葉等の有望株が消えてしまった事もあったので、強化に本腰いれたくても有力選手から避けられてる可能性もあるのでは?立命館宇治も最近では実業団ルートが復活してるので、立命館の強化に直結するかは疑問ではないでしょうか?
ワンジルが在籍するうちに大東が一矢報いれるでしょうか?
名城は、現ダイハツ加世田選手が加入して来た頃から一気に有力選手が集まる様になりましたね。
立命館は、例えば長野東だと和田&小林選手などチームの1or2番手の選手が名城へ行くのに対して、最近は高安&宮澤選手など 3or4番手の選手が行くパターンが出て来てますね。
ワンジル選手については、てっきり大東側が打倒名城の切り札としてスカウトしたのかと思いきや…
実況でも言ってましたが、希望してた実業団からのオファーが無かったので、コネクションが有った大東へ頭を下げたとの事なので、もし今後 ワンジル選手の活躍で勝てたとしても、外園監督からしたら両手挙げては 喜べないかもしれませんね。
今回は上手く仕上げてきた名城大学は見事だったと思います。
大東文化大学は野田選手1区もありましたよね。
1区で遅れると、2~4区で追い上げていくのは難しいです。
富士山は増渕選手が入ってくるので、名城大学の勝率は全日本より高いと思います。
今回は上手く仕上げてきた名城大学は見事だったと思います。
大東文化大学は野田選手1区もありましたよね。
1区で遅れると、2~4区で追い上げていくのは難しいです。
富士山は増渕選手が入ってくるので、名城大学の勝率は全日本より高いと思います。
はりくぶ様お疲れさまです。今回も概ね、はりくぶ様の読み通りでしたね。さすがです。わんじるは約1分つめましたので、大東のアンカー次第かとも思いましたが、名城の谷本が安定した強さを発揮しましたね。しかし谷本は広島の舟入?2区の女の子は仙台二高?と、強豪高校とのパイプ以外でもスカウティングのうまさがありますね。
今回は予想に近かったですね。
名城大学は毎年、良い選手が入ってきますね。