2023年8月2~6日に第76回全国高等学校陸上競技対校選手権大会が徳島で行われています。
男子3000mSCの予選が8月5日、決勝が8月6日に行われました。
この記事では結果をまとめて、感想を書いています。
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通過条件:3着+4
Q:着順通過、q:タイム通過
1位 9:07.63Q 佐々木哲(2)佐久長聖
2位 9:08.64Q 黒田然(3)玉野光南
3位 9:09.98Q 大竹実吹(1)東京農大二
4位 9:11.64q 船越碧(3)九州学院
5位 9:14.81 林晄生(3)八千代松陰
6位 9:24.64 田村亘之介(2)帝京長岡
7位 9:25.64 永見進之介(3)鳥取城北
8位 9:25.68 浦崎華瑠(3)有明高専
9位 9:28.36 向田泰誠(2)三浦学苑
10位 9:37.45 木村響(2)高知工業
11位 9:42.78 花輪琉太(3)鹿児島城西
12位 9:50.80 今岡陽(3)西京
13位 9:52.79 郷虎暖(3)日本文理
14位 9:54.06 鈴木陸覇(3)名経大高蔵
途中棄権 村井一輝(3)北海道栄
1位 9:01.24Q 永原颯磨(3)佐久長聖
2位 9:08.19Q 尾島樹(3)樹徳
3位 9:08.33Q 杉本憲亮(2)高田
4位 9:09.89q 加嶋翼(2)洛南
5位 9:17.61 町田陽太(3)東京農大二
6位 9:20.11 辻昂介(3)拓大一
7位 9:20.13 岡元快生(3)浜松開誠館
8位 9:23.81 岩本偲遠(3)小林
9位 9:25.03 桶田悠生(2)八千代松陰
10位 9:29.61 渡邊晄月(2)帝京安積
11位 9:39.49 山上勇希(3)大牟田
12位 9:45.67 野口周大(3)白石
13位 9:51.05 浅田龍(3)西京
14位 9:56.24 髙橋孔晴(2)白樺学園
15位 9:58.17 小栗大和(3)市立船橋
16位 10:07.56 山﨑敦範(3)長崎日本大学
17位 10:11.73 吹越秀翔(2)北海道栄
1位 9:09.99Q 桶田一翔(3)熊本工業
2位 9:10.02Q 中澤真大(3)埼玉栄
3位 9:10.07Q 小野真忠(3)仙台育英
4位 9:10.13q 辻本桜寿(3)浜松開誠館
5位 9:10.88q 西岳政宗(3)玉名
6位 9:18.14 大礒翔平(3)出水中央
7位 9:19.82 黒川遙斗(3)札幌山の手
8位 9:22.54 糟谷源太(3)関大北陽
9位 9:23.57 福井陽仁(3)青森山田
10位 9:26.79 橋本健市(3)帝京安積
11位 9:27.45 桝矢琉聖(3)今治北
12位 9:30.25 長谷川大翔(2)須磨学園
13位 9:30.69 村井隆真(3)滋賀学園
14位 9:40.32 柳生琥珀(3)小豆島中央
15位 9:40.43 矢嶋大梧(3)東京農大二
途中棄権 宮﨑颯来(3)豊田大谷
1位 8:58.58Q キプゲノ・ケネス(2)札幌山の手
2位 8:59.62Q 遠藤大成(3)佐久長聖
3位 9:12.59Q 伊東虹心朗(3)成田
4位 9:14.30 相川正樹(3)大村工業
5位 9:14.83 生田鼓太郎(3)倉敷
6位 9:17.49 西内祐仁(2)高知工業
7位 9:19.40 上田航大(3)西脇工業
8位 9:20.61 枡田健伸(3)世羅
9位 9:27.10 立花晟(3)小豆島中央
10位 9:27.55 佐藤祐介(2)神戸商業
11位 9:31.55 鈴木奏真(3)学法石川
12位 9:36.91 曽越祐志(3)木本
13位 9:39.50 若林隼杜(3)花咲徳栄
14位 9:48.94 芦澤涼太郎(2)いわき秀英
15位 9:50.74 関雄也(3)白樺学園
16位 10:10.69 古河友輔(3)新居浜西
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優勝 8:32.12 永原颯磨(3)佐久長聖※高校記録
2位 8:40.71 黒田然(3)玉野光南※高校歴代4位
3位 8:45.47 遠藤大成(3)佐久長聖※高校歴代6位
4位 8:46.85 辻本桜寿(3)浜松開誠館※高校歴代8位
5位 8:47.34 キプゲノ・ケネス(2)札幌山の手
6位 8:53.67 小野真忠(3)仙台育英
7位 8:54.09 杉本憲亮(2)高田
8位 9:01.58 佐々木哲(2)佐久長聖
9位 9:04.24 尾島樹(3)樹徳
10位 9:08.76 加嶋翼(2)洛南
11位 9:08.84 西岳政宗(3)玉名
12位 9:09.71 大竹実吹(1)東京農大二
13位 9:09.73 船越碧(3)九州学院
14位 9:20.31 中澤真大(3)埼玉栄
15位 9:26.68 伊東虹心朗(3)成田
途中棄権 桶田一翔(3)熊本工業
永原颯磨選手が高校記録で優勝しました。
初めから記録狙いで飛び出しました。
ずっと先頭を走っての圧勝です。
タイムもかなり良いタイムが出ています。
2位に入った黒田然選手も高校歴代4位の好タイムです。
青山学院大学に所属している黒田朝日選手の弟です。
兄弟対決も面白くなりそうです。
3位に入った遠藤大成選手は高校歴代6位、4位に入った辻本桜寿選手は高校歴代8位のタイムでした。
全体のレベルが上っていて良いですね。
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どこまで強くなるのか、永原は計り知れない。吉岡より長距離も走れそうなフォームをしているように思います。
男子キバティ、女子カロラインと過去最強留学生揃い踏みですが、女子の久保、ドルーリー含めて日本人も過去最強揃い踏みですね。歴史的IHですね!ドルーリー以上に注目して欲しいですね。
永原は5000も吉岡に近い記録出そうな気がします。
順大進学を噂されてるのかな?川原と含めて獲得できると来年以降役者が揃うので、面白くなりそうですね。
永原選手は5000mも見てみたいですね。
13分40秒を切ってきそうです。
永原選手は吉岡選手繋がりで順天堂でしょうか?
だとしたら来年以降駒澤と互して闘える戦力になってきそうですよね。意識高く「課題」「テーマ」をもってアップデートしながら成長してるように思えるので、順天堂の環境なら7分台も期待できそうです。
最近は田中希、新谷、三浦選手に代表されるように、長期的視野に立って逆算して緻密に鍛える選手が増えたと思います。かつて女子マラソン黄金時代にはそれこそ田中新谷に匹敵する渋井福士山中坂本千葉川上選手らがいましたが、トラック→駅伝→マラソン・ロードと毎年繰り返してるうちに課題解決が出来ず、消耗していってしまった印象があります。大記録を出すためには緻密な計画性が必要なのかも知れませんね。
渋井川上千葉辺りが田中新谷方式で鍛えてたらどうなったのかは興味ありません?
選手によって合う練習方法が違うので、どの方法を選んでいくかで、だいぶ変わってきますね。
渋井陽子さんとか千葉真子さんはかなり上手くいった方だと思います。
福士加代子さんも素晴らしい実績でした。
早くマラソンに参戦していたら、どうなったかは気になります。
渋井千葉福士の頃は今ほど、知識トレーニングが確立していなく、用具も不十分だったとは思います。
「これくらいでいい」マラソンも突き詰めてはいなかったかも?
渋井さんが新谷田中方式でマラソンを回避して長期的視野で徹底して鍛えてたら(アテネまではトラックに専念)、日本記録も大幅に違ったものになっていた気がします(渋井さんの気持ちが続いたかどうかという問題はあるけど)。マラソン回避して若い時期にスピードを磨く事の重要性はキプチョゲさんが表明してくれてはいますよね。ラドクリフも転向は遅かったですよね。
マラソン挑戦は25歳くらいがちょうどいいのかなと思います。
野口みずきさんとか高橋尚子さんはこのくらいの時期です。
最近の男子選手は早めに挑戦していることが多いですが、こういう選手が増えていくんでしょうか。
野口さんは、20才の頃からハーフマラソン中心で鍛え、23才でマラソンに進出した珍しいケースだと思います。トラック中心で鍛えたわけではなかったと思いますが、国体で上位に食い込んだり、横浜駅伝の1区でスピードランナーに勝って区間賞獲得したりと何故かスピードも豊かにありました。世陸にもトラックで出ています。野口さんだから出来たのであって他の選手に当てはまる方式かは不明だとは思います。おそらく5000で15分1桁の力はあったとは思います。
野口さんがトラック軸に徹底して鍛えてマラソンに転向したらどうなったのかは興味あります。
野口みずきさんは5000mは15分1桁では走れたと思います。
スピードがある選手でしたよね。
選手によって合う方式が違うので、上手く合う方法を見つけていくのが大事だと思います。
高橋尚子さんは高地で10㎞を30:40前後辺りで走ってたらしいですね。平地なら更に短縮するでしょうから、新谷さんの日本記録を軽く上回る走力があったと推測できます。5000なら田中希さんレベルだったかも知れませんね。マラソンを16分台で走る練習出来てたなら、新谷さんよりも力は遥かにあるでしょうかね?
野口さんもですが、そういった先達がどのように考えトレーニングをしてたかも顧みると躍進のヒントがあるかも知れませんね。
高橋尚子さんはスピードはそこまで無いかなという印象です。
暑さとマラソンに強い選手だったと思います。
高橋さんは!練習で1500走らせてみたら、単独で軽く4:18出したそうですよ。それって田中希クラスじゃないと出せるスピードじゃないですよ。スピードは半端なくあって、それが続かないのが入社当初の難点だったと小出本にも書いてあったかな?
野口さんはインターハイ出てたはずなので無名ではないですよ。高校駅伝にも出てるはずで、只者ではなかったことは確か。移籍騒動もあって、恐らく、大人の事情でのマラソン路線だったと思います。駅伝で見せたスピード考えると、5000を14分台で走る走力あった気はします。
かなりスピードがあったんですね。
トラックでのレースも見たかったです。
高橋尚子さんはIAAF大阪グランプリで強豪相手に5000Mを完勝してます。スピードは国内でも抜けてたと思います。世陸の5000M代表にもなってますよね。ただ、マラソン前提でトラックに取り組んでたらしいので、トラック重視の練習をしたらどれくらいのタイム出したかは幻想ありますよね。
宗兄弟の師匠である廣島さんは本当に強い選手はマラソン練習をたくさん積むとよりスピードが磨かれ、湧いてくると著者で書いてたような。高橋野口さんはまさに「強い選手」なのでしょうね。
マラソン挑戦後も、トラックのタイムを伸ばしてくる選手は多いですね。
男子は上手く結果が出ているので、女子もタイムを出す選手が出てきてほしいです。