この記事ではドーハ世界陸上2019女子5000mの結果をまとめています。
日本人は田中希実選手と木村友香選手が出場しています。
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※Qは着順通過、qは記録通過
通過条件:5着+5
1位 14:52.13Q ヘレン・オビリ(ケニア)
2位 14:52.41Q カリッサ・シュワイツァー(アメリカ)
3位 14:53.85Q ハヴィ・フェイサ(エチオピア)
4位 14:55.79Q エイリシュ・マコルガン(イギリス)
5位 15:02.19Q カミール・ブスコンブ(ニュージーランド)
6位 15:04.66q 田中希実(豊田自動織機TC)
7位 15:04.67q A.セカフィエン(カナダ)
8位 15:05.01q D.スコット(南アフリカ)
9位 15:08.82q E.プリエ(アメリカ)
10位 15:19.90 S.チェランガト(ウガンダ)
11位 15:28.65 H.クレイン(ドイツ)
12位 15:56.49 F.ボレリ(アルゼンチン)
13位 16:25.82 C.マヒマナ(ブルンジ)
途中棄権
M.コスター(オランダ)
K.グローフダル(ノルウェー)
田中希実選手が日本歴代3位の記録で決勝に進出しました。
東京オリンピックの参加標準記録も突破しています。
自己ベストもシーズンベストも1組で11位でしたが、大幅に自己ベストを更新しました。
序盤そこそこのペースで先頭が走ってくれったのが良かったと思います。
2000mからペースが上がっても付いていけました。
自己ベスト更新はあると思っていましたが、予想以上のタイムが出ました。
興奮して感動するレースでした。
オビリ選手は余裕の通過という感じで、金メダル獲得の可能性が高そうです。
シュワイツァー選手は10秒弱の自己ベスト更新です。
メダル獲得の可能性はあると思います。
ブスコンブ選手は20秒弱の自己ベスト更新です。
10000mでも自己ベストを20秒以上更新していました。
29歳の選手ですが、ドーハで一気に記録を伸ばしています。
1位 15:01.57Q ツェハイ・ゲメチュ(エチオピア)
2位 15:01.57Q コンスタンツェ・クロスターハルフェン(ドイツ)
3位 15:01.58Q マーガレット・キプケンボイ(ケニア)
4位 15:02.03Q リリアン・レンゲルク(ケニア)
5位 15:02.24Q ローラ・ウェイトマン(イギリス)
6位 15:02.74q ファンツ・ウォルク(エチオピア)
7位 15:11.76 A.モラー(デンマーク)
8位 15:30.00 R.シュナイダー(アメリカ)
9位 15:37.37 メリッサ・ダンカン(オーストラリア・資生堂)
10位 15:41.27 R.クリフ(カナダ)
11位 15:51.48 J.ジュッド(イギリス)
12位 15:52.11 V.ザンダロワ(グルジア)
13位 15:53.08 木村友香(資生堂)
途中棄権 T.ガショー(バーレーン)
木村友香選手は調子が悪くなかったようですが消極的なレースでした。
2組はペースが遅かったので、先頭を走ったほうが良かったと思います。
木村友香選手と同じ資生堂所属のメリッサ・ダンカン選手も出場していましたが、予選は通過できませんでした。
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金メダル 14:26.72 ヘレン・オビリ(ケニア)
銀メダル 14:27.49 マーガレット・キプケンボイ(ケニア)
銅メダル 14:28.43 コンスタンツェ・クロスターハルフェン(ドイツ)
4位 14:29.60 ツェハイ・ゲメチュ(エチオピア)
5位 14:36.05 リリアン・レンゲルク(ケニア)
6位 14:40.47 ファンツ・ウォルク(エチオピア)
7位 14:44.57 ローラ・ウェイトマン(イギリス)
8位 14:44.92 ハヴィ・フェイサ(エチオピア)
9位 14:45.18 カリッサ・シュワイツァー(アメリカ)
10位 14:46.17 エイリシュ・マコルガン(イギリス)
11位 14:58.17 E.プリエ(アメリカ)
12位 14:58.59 カミール・ブスコンブ(ニュージーランド)
13位 14:59.95 A.セカフィエン(カナダ)
14位 15:00.01 田中希実(豊田自動織機TC)
15位 15:24.47 D.スコット(南アフリカ)
田中希実選手が日本歴代2位の記録を出しました。
2000mまでは日本記録ペースでしたが、少しペースが落ちました。
最後の1周は65秒台で走りましたが、惜しくも14分台には届きませんでした。
予選、決勝とすばらしい走りでした。
金メダル争いはラスト勝負でオビリ選手が勝ちました。
ラスト1周は58秒台で走っています。
序盤から先頭を引っ張っての優勝なので強い勝ち方でした。
他の選手にロングスパートをさせませんでした。
序盤からハイペースだったので、15人中11人が自己ベスト更新でした。
入賞ラインが14分45秒なので過去最速じゃないでしょうか。
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とにかく田中希実選手の走りは衝撃的でした。
田中選手は今や世代を超えて 日本のトップ選手の一人ですが…まだ20歳で初めての世界陸上で 普通だったらこれだけの走りはまず出来ません。
今までの競技生活の中で大きなターニングポイントになったレースだと思います。
(欲を言えば、順位で突破していたら完璧だったと思います)
レース後のインタビューでは、冷静にレースを振り返っていて、決勝も自信ありげに強気なコメントをしていたので楽しみです。
ほとんど格上の選手なので、思い切ったレースをしてほしいです。
近いうちに14分台も出そうな感じです。
ちなみに…田中選手は 来週の国体と再来週の新潟でのグランプリシリーズにエントリーしていますが、決勝進出という事で出場が難しくなりました。
木村友香選手は敗因として、やはりスタートから不規則なペースで走らされて 気が付いたら意外と体力が消耗していて、その直後に集団から一気に遅れて それ以降は全く本来の走りが出来なかった感じでした。
結果論ですが…こうなるくらいなら やはりスタートから先頭に立って自らペースを作るくらいの積極性があっても良かったと思います。
(たぶん田中選手がこの組だったら そういう走りをしたと思います)
私も田中希実選手だったら前に出ていったと思います。
高校生の時は積極的な走りが多かったです。
あの時の経験が生きていると思います。