2019年9月27日~10月7日に行われるドーハ世界陸上のマラソン代表が発表されました。
この記事ではマラソンの日程、日本代表選手と選んだ理由、補欠選手について書いています。
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日本時間
女子 9月28日5時59分スタート
男子 10月6日5時59分スタート
男子
二岡康平(中電工)
川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)
山岸宏貴(GMOアスリーツ)
補欠:河合代二(トーエネック)
女子
谷本観月(天満屋)
池満綾乃(鹿児島銀行)
中野円花(ノーリツ)
補欠:阿部有香里(しまむら)
男子
二岡康平
福岡国際マラソン2018で日本人トップになり、今回選ばれた4人の中で最速タイムを出しています。
川内優輝
びわ湖毎日マラソン2019で日本人2位になり、今回選ばれた4人の中で2番目のタイムを出しています。
山岸宏貴と河合代二の比較
河野匡マラソンディレクターは35km以降のラップタイムを重視したというコメントをしています。
ゴールタイムも山岸選手のほうが8秒速いです。
女子
女子はMGCの出場資格者の希望が3人だったので、希望者がそのまま選ばれています。
女子はMGCファイナリストが少なかったので、希望者が3人もいたのは驚きました。
谷本観月選手は天満屋の選手が誰もMGCに出場しない状況なら、MGCを選んでいたかもしれません。
ドーハ世界陸上の日本代表選手はMGCには出場できません。
気になるのは河合代二選手がMGCに出場できるのかということです。
これはMGC前に補欠が解除される予定なので、MGCに出場することは可能です。
私の予想では8月末くらいに補欠解除になるのかなと思っています。
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なるほど…結局 河合代二選手はMGCには出場可能なんですね。
(その辺のとこを陸連は代表発表の時にもっと大々的にアピールして欲しかったです)
そもそも代表選考において『補欠』というものが必要なんでしょうか?って言うか 選手側から見れば 直前まで出場出来るかどうか分からない事に対して色々と準備しなければならないのは酷と言うより ある意味迷惑な事だと思いますが…
特にマラソンという競技は特殊で、レース日がピークになる様に レース日から逆算して練習やら食事 生活環境全体に至るまで様々な準備があると思うので…
補欠はいらないと思います。
マラソンは準備期間が長いですからね。
色々と調べてみましたが…
過去の五輪や世界陸上のマラソンで、補欠選手が上手く機能した事は ほとんどありませんでした。
そのいい例が、2008年・北京五輪で…
その時は 代表が男女それぞれ3人&補欠が1人で レース本番では男女それぞれ1人が欠場しましたが、結局 補欠選手は出場していません。
欠場が直前で対応出来なかったり、補欠の選手も万全な状態ではなかったそうです。
今日 陸連のMGC出場選手発表会見で記者からの質疑応答の中で、河野匡氏(長距離・マラソンディレクター)に対して 河合代二選手のMGC出場についての質問がありました。
その中で河野氏は、現時点ではMGCも意識しつつ世界陸上にウエイトを置いてもらっているそうで、最終的にいつの段階でMGCにシフトするかは河合選手側に全て任せているとの事でした。
そしてこの様な中途半端な状態になってしまった事に対して、河合選手には申し訳ない様な事を言ってました。
ちなみに…
現状を考えると『補欠』という言い方は相応しくないとの事で、今後は『候補選手』という言い方に徐々にシフトしていくそうです。
早めに決めないと中途半端になりそうです。
補欠を上手く機能させるのは難しいと思います。