2022年1月2日に第98回東京箱根間往復大学駅伝競走の往路が行われました。
この記事では往路の結果(順位・タイム・区間賞)と大学別の区間順位・感想について書いています。
[ad#co-1]
優勝 5:22:05 青山学院大学
2位 5:24:43 帝京大学
3位 5:25:34 駒澤大学
4位 5:25:49 國學院大學
5位 5:26:10 順天堂大学
6位 5:26:25 中央大学
7位 5:26:55 東京国際大学
8位 5:27:44 創価大学
9位 5:28:34 東洋大学
10位 5:29:14 東海大学
↑ここまでがシード権
11位 5:29:15 早稲田大学
12位 5:29:26 神奈川大学
13位 5:29:36 法政大学
14位 5:29:49 国士舘大学
OP 5:30:15 関東学生連合
15位 5:31:42 山梨学院大学
16位 5:32:07 日本体育大学
17位 5:32:20 明治大学
18位 5:36:04 中央学院大学
19位 5:38:46 専修大学
20位 5:41:11 駿河台大学
1区 吉居大和(中央大学)※区間新記録
2区 田澤廉(駒澤大学)
3区 丹所健(東京国際大学)
4区 嶋津雄大(創価大学)
5区 細谷翔馬(帝京大学)
[ad#co-2]
区間順位
1区 5位 志貴勇斗(2)
2区 7位 近藤幸太郎(3)
3区 2位 太田蒼生(1)
4区 3位 飯田貴之(4)
5区 3位 若林宏樹(1)
区間賞は0でしたが、全員好走でした。
当日変更で岸本大紀選手と佐藤一世選手が入ってなくて、大丈夫かと思いましたが強かったです。
3区の太田蒼生選手が予想以上に良かったです。
5区の若林宏樹選手は余裕を持って入って、上りの区間は速かったです。
復路も強力で、岸本選手と佐藤選手が走らなくても、総合優勝・復路優勝の可能性が高いと思います。
区間順位
1区 8位 小野隆一朗(2)
2区 8位 中村風馬(4)
3区 4位 遠藤大地(4)
4区 14位 寺嶌渓一(4)
5区 1位 細谷翔馬(4)
3区と5区は予想通りでしたが、1区と2区が予想以上に速かったです。
2区終了時点で5位だったので、往路優勝もあるかもと思いました。
往路優勝は出来ませんでしたが、過去最高の往路2位でした。
こうなると復路も予想以上に速い可能性が高くなり、8区の橋本尚斗選手の状態も悪くないのかもしれません。
初の総合3位以内もあるかもしれません。
区間順位
1区 2位 唐澤拓海(2)
2区 1位 田澤廉(3)
3区 16位 安原太陽(2)
4区 9位 花尾恭輔(2)
5区 4位 金子伊吹(2)
1区2区は完璧でした。
田澤廉選手は留学生にも負けませんでした。
3区の安原太陽選手が大きく遅れてしまいました。
4区花尾恭輔選手は前半が遅すぎました。
花尾選手は9区か10区で力を発揮するタイプだと思います。
5区の金子伊吹選手は予想以上の好走でした。
区間順位
1区 6位 藤木宏太(4)
2区 12位 伊地知賢造(2)
3区 5位 山本歩夢(1)
4区 4位 中西大翔(3)
5区 9位 殿地琢朗(4)
3区の山本歩夢選手が予想以上の好走でした。
今の段階では次回の1区候補かなと思います。
他の選手は実力通りの結果だったと思います。
復路も強いので、過去最高の総合2位もあると思います。
区間順位
1区 18位 平駿介(3)
2区 11位 三浦龍司(2)
3区 3位 伊豫田達弥(3)
4区 2位 石井一希(2)
5区 5位 四釜峻佑(3)
まさかの三浦龍司選手が2区でした。
野村優作選手の状態が良くないんでしょう。
野村選手が2区に使えないとなると、今回のようなオーダーも考えられます。
今回も1区で遅れました。
しかし、2区以降で上手く追い上げました。
個人的には三浦龍司選手は1区で見たいです。
今回1区だったら吉居大和選手との熱い戦いになっていたかもしれません。
[ad#co-2]
区間順位
1区 1位 吉居大和(2)
2区 15位 手島駿(4)
3区 7位 三浦拓朗(4)
4区 5位 中野翔太(2)
5区 6位 阿部陽樹(1)
1区の吉居大和選手が区間新記録の素晴らしすぎる走りでした。
スタートしてスローペースになりかけたところで、引っ張ることを選びました。
そのままハイペースで引っ張り続けていたら、後ろが付いてこれずに独走になりました。
積極性が素晴らしいと思いました。
なかなか出来ることじゃないと思います。
10km通過が27分58秒でした。
最後まで持つのかと思いましたが、落ちずに区間新記録でした。
今大会を盛り上げてくれました。
4区の中野翔太選手と5区の阿部陽樹選手も予想以上の好走でした。
区間順位
1区 7位 山谷昌也(3)
2区 5位 イェゴン・ヴィンセント(3)
3区 1位 丹所健(3)
4区 12位 堀畑佳吾(3)
5区 14位 倉掛響(1)
2区のイェゴン・ヴィンセント選手は足を痛めてしまったようです。
出来れば2区でトップになっておきたかったです。
3区の丹所健選手は区間賞の好走でしたが、2位までしかいけませんでした。
区間順位
1区 15位 葛西潤(3)
2区 2位 フィリップ・ムルワ(3)
3区 17位 桑田大輔(2)
4区 1位 嶋津雄大(4)
5区 12位 三上雄太(4)
1区で遅れてしまいましたが、2区のフィリップ・ムルワ選手の好走で取り戻しました。
3区が耐えられるかがポイントでしたが、遅れすぎました。
嶋津雄大選手は2年連続で4区好走です。
2年生の時も10区区間新記録なので、箱根駅伝に強い選手です。
5区の三上雄太選手は予想よりも遅かったです。
今シーズンの成績が良くなかったので、前回よりも遅いだろうと思っていましたが、予想よりも遅かったです。
区間順位
1区 12位 児玉悠輔(3)
2区 5位 松山和希(2)
3区 8位 佐藤真優(2)
4区 18位 木本大地(3)
5区 8位 宮下隼人(4)
石田洸介選手はどうしたんでしょうか。
好調なら4区に入っていたと思います。
結果的に4区の遅れが痛すぎました。
2区の松山和希選手は全日本の時より調子を上げてきました。
5区の宮下隼人選手は思ったよりも上がってなかったです。
区間順位
1区 3位 市村朋樹(4)
2区 17位 松崎咲人(3)
3区 15位 神薗竜馬(2)
4区 13位 本間敬大(4)
5区 2位 吉田響(1)
1区の市村朋樹選手が3位の好走でしたが、2~4区は区間二桁順位が続いてしまいました。
17位まで落ちた順位を5区の吉田響選手が10位まで持っていきました。
シード権が厳しくなったかと思いましたが、一気に可能性が高くなる素晴らしい走りでした。
若林宏樹選手とのルーキー対決に区間タイムで勝ちました。
次回も楽しみです。
[ad#co-2]
区間順位
1区 16位 井川龍人(3)
2区 14位 中谷雄飛(4)
3区 6位 太田直希(4)
4区 6位 石塚陽士(1)
5区 11位 伊藤大志(1)
1区2区が上手くいきませんでしたが、3区4区で追い上げることができました。
石塚陽士選手は長い距離はどうなのかなと思っていましたが、長い距離もいけそうです。
注目の5区ですが、まずまず良かったと思います。
過去3年の区間順位が17位・15位・19位ですからね。
ルーキーでこれだけ走ることができれば、次回は区間一桁順位が期待できます。
区間順位
1区 11位 巻田理空(2)
2区 13位 西方大珠(4)
3区 13位 宇津野篤(2)
4区 10位 小林政澄(2)
5区 7位 山﨑諒介(3)
ミスなく上手くつなげたと思います。
特に山﨑諒介選手は良かったです。
シードが見える位置なので、シード権獲得もあると思います。
区間順位
1区 9位 内田隼太(3)
2区 9位 鎌田航生(3)
3区 11位 小泉樹(1)
4区 8位 河田太一平(3)
5区 16位 細迫海気(2)
4区までは良かったと思います。
5区の細迫海気選手は前半は良かったんですが、大幅にペースが落ちてしまいました。
10位までは22秒差なので、まだまだ分かりません。
区間順位
1区 10位 木榑杏祐(4)
2区 2位 ライモイ・ヴィンセント(4)
3区 18位 荻原陸斗(4)
4区 11位 三代和弥(4)
5区 13位 山本雷我(2)
1区2区が良かったです。
ライモイ・ヴィンセント選手はイェゴン・ヴィンセント選手とのヴィンセント対決に勝ちました。
2年連続で2区2位は素晴らしいです。
区間順位
1区 14位 木山達哉(3)
2区 4位 ポール・オニエゴ(4)
3区 19位 高田尚暉(1)
4区 16位 伊東大暉(3)
5区 17位 成毛志優(4)
主力の松倉唯斗選手が入ってきませんでした。
2区のポール・オニエゴ選手が1時間6分台を出しています。
[ad#co-3]
区間順位
1区 19位 髙津浩揮(3)
2区 10位 藤本珠輝(3)
3区 9位 大畑怜士(4)
4区 15位 分須尊紀(1)
5区 15位 吉冨純也(2)
1区で遅れましたが2区の藤本珠輝選手が積極期な走りで順位を上げました。
5区の吉冨純也選手は後半で落ちました。
区間順位
1区 13位 手嶋杏丞(4)
2区 16位 鈴木聖人(4)
3区 14位 児玉真輝(2)
4区 7位 小澤大輝(3)
5区 18位 下條乃將(3)
当日変更は予想通りで良かったんですが、結果は全然ダメでした。
前回が予想以上に悪すぎて、今回はいけるだろうと思っていましたが、2年連続で大失敗です。
10000mのタイムは全チームの中で最速だと思います。
4区までは全員28分30秒を切っています。
箱根予選会もダントツの成績だったのに、上手くいきませんね。
区間順位
1区 20位 栗原啓吾(4)
2区 18位 吉田礼志(1)
3区 10位 武川流以名(3)
4区 19位 伊藤秀虎(2)
5区 10位 吉本光希(3)
1区でエースの栗原啓吾選手がまさかの区間最下位でした。
初めから調子が悪そうな感じがしていて、最初に遅れ始めました。
中央学院大学は1区で稼ぎたかったので、厳しすぎる展開になりました。
往路を終わって前とも後ろとも差があるので、復路はずっと単独走になるかもしれません。
区間順位
1区 4位 木村暁仁(2)
2区 20位 髙瀨桂(3)
3区 20位 ダンカン・キサイサ(1)
4区 17位 水谷勇登(2)
5区 19位 野下稜平(2)
1区の木村暁仁選手が予想以上の好走でした。
2区3区の選手も強いので、そのまま上位争いをするかと思いましたが、連続区間最下位でした。
区間順位
1区 17位 清野太成(3)
2区 19位 ジェームズ・ブヌカ(4)
3区 12位 町田康誠(3)
4区 20位 今井隆生(4)
5区 20位 永井竜二(3)
ジェームズ・ブヌカ選手が何区に入ってくるのか注目でしたが、予想通り2区でした。
1区だったら区間エントリーの時点で入れてますよ。
ブヌカ選手は調子が悪そうでした。
4区5区は苦しみましたが、初出場でタスキをつなぐことができました。
この後に復路の当日変更予想と展開予想の記事を投稿する予定です。
[ad#co-3]
View Comments
まず総合優勝に関しては、トップ青学大と2位以下のタイム差、特に駒澤大とは約3分半という事で、こうなると去年みたいなパターンもあるので最後まで分からないとは言え、青学大に余程のブレーキやアクシデントなどがない限り、青学大の優勝は堅そうですね。
駒澤大は大八木監督もコメントしてましたが、やはり3区安原太陽選手がイマイチだったのが痛すぎました。
鈴木芽吹選手は起用されませんでしたが…
復路はかなりの追い上げが必要になったので、普通に走れる状態なら復路起用があるかもしれません。
順大・三浦龍司選手の2区起用については監督はやや消極的なコメントだったので、まず2区は無いのかなと思ってましたが…
もしかしたら、三浦選手が直訴したのかもしれません。
タイム的にはまずまずだったと思いますが、1区が良ければその流れに乗ってもっとタイムは出たかもしれません。
中央大・吉居大和選手はついに佐藤悠基選手の空前絶後の1区区間記録を更新しました。
序盤から一人で飛び出して、ほとんど単独走という事を考えてもかなり評価出来ると思います。
佐藤選手は後に日本選手権連覇やオリンピアンにもなったので、吉居選手も今後似た様な活躍が期待出来ると思います。
駒澤大・田澤廉選手は05分台にはあと少しでしたが、留学生を抑えての区間賞は凄いです。
最後戸塚の壁で一杯一杯でしたが…
相澤晃選手の時と比べると今回の田澤選手はほとんどが単独走だったので、もしかしたら実力的には田澤選手の方が評価出来るかもしれません。
早稲田大は1区〜3区まで27分台を並べましたが、全く不発に終わったので勿体なかったですね。
特に1区井川龍人選手は実力が有るのでもっと積極的に行かないと1区に起用した意味は無いと思いますが、調子が悪かったんでしょうか?
東海大は1年生の吉田響選手が好タイムでの2位という事で、チームにとっては往路最大の収穫?だったと思います。
駒澤大学は3区4区が良くなかったです。
鈴木芽吹選手は使わないような気がします。
三浦龍司選手の2区は野村優作選手が走れなくなったからだと思います。
吉居大和選手は良い内容だったと思います。
トラックでも好タイムが期待できます。
今回の田澤廉選手の内容は区間新記録の相澤晃選手と同じくらいだと思います。
競る相手がいれば、5分台が出ると思います。
早稲田大学は5区がまずまずだったのに、1区2区が良くなかったです。
調子が悪かったんじゃないでしょうか。
東海大学は復路もルーキーが好走するかもしれません。
信州人さんから、鈴木芽吹のクラッシュはどう観えましたか?
駒澤は時々こういうことやらかしますよね。
過去に中谷がクラッシュに遭い、工藤選手も足が抜けて、凄まじいやらかしを7区でしたことあった。2人とも将来を潰されたに等しいと思う。今日の白鳥や昨日出走の花尾も本来ならもっと伸びていいはず。特に白鳥は高校駅伝1区区間賞。
田澤が伸びてるのは、大迫にとっての早稲田みたいなもので、仮に田澤が東海順天堂早稲田に進んでも近い結果出すのではないでしょうか?
鈴木選手の大失速は痛々しかった。駒澤は下手すると人材墓場になりかねない気がします。佐久長聖組だと駒澤で無事だったのは太田選手くらいかな。
来年入学の佐藤圭選手もトラックから強引に駅伝に移行しようとしてクラッシュする気配すら感じました。日本の宝を大事に育てて欲しいですが......難しいかな?芽吹も一応日本3位ですなら成功は収めたのでしょうが、今年1年は青学岸本のようにリハビリですかね?
青学も育成では「?」つく部分もあって、本来三浦を越えて世代No.1のはずの一世が怪我明けで8区を走って臀部を気にするなど故障に悩まされそうな気配が。逆にライバル石井は覚醒した。
人気あるチームに進んでも、高校時代のスターがそのまま伸びるわけでは無さそうですね。
芽吹は今年度中に復帰しますかね?
鈴木芽吹選手は、先月末に発表された都道府県対抗駅伝長野チームのメンバーにも登録されていたので、当日の調子はさて置きケガが完治して普通に走れる状態だったのは間違いなかったと思いますが、故障明けの復帰レースが箱根というのはリスクが大き過ぎたかもしれませんね。
やはり箱根の場合は、出雲や全日本より注目度が高く距離も長いので、想像以上に精神的にも肉体的にも負担が大きいと思うので…
あと気になったのは、鈴木選手の実力からして、もし絶好調で本気で戦力として考えていたなら往路での起用だと思うので、往路に起用されなかった時点で少なからず不安は有ったと思います。
そのため、本来なら復路起用も無かったかもしれませんが、何せトップ青学大とのタイム差が想定以上だったので多少のリスクを無視して起用せざるを得なかったと思います。
大八木監督のコメントだと15km地点で痛みが再発したと言っていたので、距離を踏む練習などが不足していたのかもしれません。
記録会とかだったらまず途中棄権だったと思いますが、やはり駅伝という事でこの様な状態になっちゃいますね。
復帰時期については、ケガの完治よりもまずメンタル面が心配だと思います。
東洋大・石田洸介選手は出雲&全日本の結果とチームの戦力を考えた場合、往路起用はほぽ確実だと思うので、故障など何らかのアクシデントの可能性が高いと思います。
その為、仮に復路に起用されたとしても調子はイマイチな感じがします。
私も同じ予想です。
見たかった選手なので残念です。
青学、復路強かったですね。後半2区間は、特に。全日本走ってない選手もいて、凄い選手層。ただ、来年も絶対かというと、次の年に怪我人、体調不良続発でアッサリと躓くのもお約束。でも、4年生少ないので来年は三冠あるかな?
順天堂が2位。いろんな意味で凄い。周りのもたつきで棚ぼた的なですが、一先ず青学への挑戦権は得たというべきか。往路、復路で3区間上回っています。名人芸1区大ブレーキもあってのこと。今回は3分も鮮やかにブレーキした。4区間も二桁順位。それでも。歴史上無さそう。単純計算ですが、仮に順大が1区1分遅れなら流的に往路で4分、四釜、西澤、野村、近藤がベストな体調なら6分程良くなりそう。先頭に出れればひっくり返せそう。それは駒澤も一緒。区間2桁が3つ。順天堂、駒澤2校の調整力が落ちてることが気がかり。そこがクリアされれば箱根は更に一段レベル上がりそう。
圧倒的大差に見えて逆転の芽は埋まっている。
ライバル紫紺の追撃に期待したい。
青山学院は来年度も強いと思いますが、三冠は難しいと思います。
出雲は東京国際、全日本は駒澤が強いです。
順天堂は野村選手と四釜選手の状態が良くなかったです。
野村選手が好調なら2区で、三浦選手が1区で良い展開になっていたと思います。
駒澤は調整よりは采配ミスの方が大きかったと思います。
上手く配置できていれば、5分くらいは速かったと思います。