2018年3月11日に名古屋ウィメンズマラソンが行われました。
この記事では名古屋ウィメンズマラソン2018の結果速報・MGC獲得選手・感想について書いています。
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優勝 2:21:45 メスケレム・アセファ
2位 2:22:48 バラリー・ジェメリ
3位 2:23:07 関根 花観
4位 2:26:28 岩出 玲亜
5位 2:26:33 野上 恵子
6位 2:27:40 田中 華絵
7位 2:27:41 メリマ・モハメド
8位 2:27:44 小原 怜
9位 2:28:58 清田 真央
10位 2:29:22 加藤 岬
11位 2:29:49 土井 友里永
12位 2:30:07 沼田 未知
13位 2:30:43 井上 彩花
14位 2:30:46 カロリナ・ナドルスカ
15位 2:30:54 前田 彩里
16位 2:31:21 池満 綾乃
17位 2:32:14 水口 侑子
18位 2:32:28 赤坂 よもぎ
19位 2:33:01 チェイエチ・ダニエル
20位 2:34:17 吉田 香織
25位 2:37:18 下門 美春
29位 2:39:46 竹地 志帆
MGCの獲得条件
日本人1~3位 2時間28分以内
日本人4~6位 2時間27分以内
※MGC出場資格保持者は順位に含まない
MGCについてはこちらの記事にまとめています。
東京オリンピック2020マラソン代表選手選考方針の詳細と感想
他にワイルドカードでの出場条件もあって、期間内の上位2つの平均タイムが2時間28分以内という条件があります。
今回MGCを獲得できた選手
関根花観、岩出玲亜、野上恵子
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今回のペースメーカーは5km17分で25kmまででした。
優勝争いはダニエル選手が早めに落ちてしまったので、ジェメリ選手が楽に優勝できるかなと思っていましたが、アセファ選手の終盤力が強かったです。
ジェメリ選手は早めにスパートしましたが、思ったより余力が残っていなかったんでしょう。
日本人選手は全体的に見れば残念な結果となりました。
今回のメンバーだと5人くらいはMGCの権利を獲得してほしかったです。
5km17分はそんなに速いペースではないので、余裕を持って付いていける選手が増えてほしいです。
日本人トップだった関根花観選手はハーフマラソンも未経験の初マラソンだったんですが、素晴らしい結果となりました。
最初から最後まで5km17分のペースで走りきりました。
30kmを過ぎてからはペースが落ちないか心配しながら観ていましたが、全然落ちませんでした。
最近は初マラソンで好走する選手が多くて良いですね。
岩出玲亜選手は残念な結果が続いていましたが、今回は日本人2位でMGCの権利を獲得できました。
まだ完全には戻ってない感じですが、来年度に向けていい結果だったと思います。
野上恵子選手はプリンセス駅伝・都道府県対抗女子駅伝と好走していましたが、マラソンでも自己ベスト更新の好走でした。
後半でペースの落ちが少なかったのが好記録につながりました。
田中華絵選手はMGC獲得のタイムには届きませんでしたが、ワイルドカードの条件が2時間28分20秒以内になったので、来年度での獲得の可能性が高くなりました。
先頭集団から離れるのが早すぎました。
小原怜選手は最低もMGCは獲得できると思ったんですが、ペースが大幅に落ちてしまいました。
レース後は足が動いてなかったので、調子がかなり悪かったんでしょう。
実力がある選手なので、来年度は絶対にMGCの権利を獲ってほしいです。
清田真央選手は早めに遅れてしまい、MGC獲得のタイムには届きませんでした。
ロンドン世界陸上から調子が全然戻りませんね。
加藤岬選手はワイルドカードでのMGC獲得の可能性がありましたが、終盤で大幅にペースが落ちてしまいました。
大阪国際女子マラソンの時もそうでしたが、落ち始めると一気に落ちてしまうのは良くないです。
前田彩里選手は故障明けのレースでした。
駅伝では好走していましたが、マラソンでは良い結果を残すことができませんでした。
来年度に向けてもう少し良いタイムで走っておきたかった気がします。
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25㎞でペースメーカーが外れ、給水で一息着いた直後にジェメリ選手がスパートしましたが…結局スパートが早すぎた結果になりましたが、ペースメーカーが外れて先頭で集団を引っ張るデメリットを考えてのスパートだったかもしれませんね。
関根花観選手は、ジェメリ選手がスパートした時…付かなかったのか?付けなかったのか? 何れにせよ好結果になって良かったと思います。
関根花観選手のラストの走りを見ると、余裕はなかったと思います
ジェメリ選手のスパートはかなり速かったですからね。
関根選手は、先日の大阪での松田瑞生選手と同じく初マラソンでの好走と言う事で見事でしたが…2人ともトラックではそれなりの結果を出していたので 偶発的では無く 期待通りの結果と言える部分も有ると思います。
前田彩里選手は、体調不良で数日前に出場を決断したとの事で…ゴールの瞬間 笑顔だったので最初から結果には特に拘っていなかったみたいでした。
岩出玲亜選手は、遅れてから何とか粘ってMGC権利を獲得出来たのは良かったですが…遅れてからは腕や足の動きが横に流れて、明らかにロスの多いフォームになっていたのが気になりました。
小原怜選手と清田真央選手は、気象条件も良かったので確実にMGC権利を獲得したかったと思いますが…次回に期待したいです。
赤坂よもぎ選手(名城大)の記録は、大学生歴代4位で東海学生記録だそうです。
卒業後は『埼玉医科大学アスリートクラブ』という実業団に行くそうです。
学生がマラソンで結果を出すのは難しいんでしょうね。
2時間30分を切る人はなかなか出てきません。
学生の場合は、やはりトラックや駅伝がメインなので、同年齢の実業団選手に比べてフルマラソンと言う選択肢はほとんど無いと思うので…出場する学生選手自体が圧倒的に少ない為にレベルUP出来ない部分もあると思います。
ちなみに、かつてユニバーシアードでフルマラソンが有って…神戸大会では、深尾真美さんが猛暑の中 金メダルを獲得したのを覚えています。
加藤岬さん腕振りをもつともつと練習しないと今回の繰り返しになります。前田さんは体を戻して再挑戦です。