2023年2月18日に世界クロスカントリー選手権大会が行われました。
開催場所はオーストラリアのバサーストです。
気温が35度もありました。
この記事では上位と日本人選手の結果をまとめています。
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優勝 20:53 Senayet GETACHEW(エチオピア)
2位 21:00 Medina EISA(エチオピア)
3位 21:01 Pamela KOSGEI(ケニア)
17位 22:37 溝上加菜(ルーテル学院高校)
18位 22:46 古田島彩(白鵬女子高校)
20位 23:07 村岡美玖(長野東高校)
21位 23:11 野田真理耶(北九州市立高校)
25位 23:20 澤田結弥(浜松市立高校)
28位 23:29 米澤奈々香(名城大学)
日本人トップは溝上加菜選手でした。
悪くはないんですが、エチオピアとケニアだけじゃなくて、アメリカにも差をつけられているのは残念です。
米澤奈々香選手は気温の影響でしょうか。
優勝 24:29 Ishmael KIPKURUI(ケニア)
2位 24:30 Reynold Kipkorir CHERUIYOT(ケニア)
3位 24:31 Boki DIRIBA(エチオピア)
24位 26:39 柴田大地(洛南高校)
35位 27:05 岡田開成(洛南高校)
42位 27:28 安原海晴(滋賀学園高校)
62位 30:21 東泉大河(駿河台大学)
途中棄権
吉岡大翔(佐久長聖高校)
長嶋幸宝(西脇工業高校)
吉岡大翔選手と長嶋幸宝選手は途中棄権でした。
吉岡選手は日本選手権クロカンにもエントリーしていますが、欠場の可能性が高くなりました。
日本人トップは柴田大地選手でした。
中央大学に進む予定です。
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優勝 33:48 ベアトリス・チェベト(ケニア)
2位 33:56 ツィギエ・ゲブレセラマ(エチオピア)
3位 34:00 アグネス・ジェベト・ンゲティッチ(ケニア)
14位 35:08 田中希実(豊田自動織機)
53位 38:34 吉村玲美(大東文化大学)
62位 39:50 川口桃佳(豊田自動織機)
欠場 廣中璃梨佳(JP日本郵政G)
田中希実選手はアフリカ人以外には負けませんでした。
トラックの10000mも見てみたいです。
優勝 29:17 ジェイコブ・キプリモ(ウガンダ)
2位 29:26 ベリフ・アレガウィ(エチオピア)
3位 29:37 ジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)
74位 33:57 吉田圭太(住友電工)
81位 34:26 服部弾馬(NTT西日本)
91位 36:10 北村友也(OBRS)
99位 37:25 長谷川柊(Kao)
上位はオレゴン世界陸上10000mでも上位に入った選手です。
キプリモ選手は銅メダル、チェプテゲイ選手は金メダル、アレガウィ選手は7位でした。
日本人選手は遅すぎました。
もっと上位に入ってきてほしいです。
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隔世に感じるのが、昔は日本女子が上位に入ってきてたんですよね。山中さんが4位、福士さんが6位。Jr.でも藤永さんが銅メダル獲得したこともあった。怪我上がり、連戦中の田中さんは大健闘だったと思います。
クロカンは世界規模でサーキットシリーズも行われているので、準備の面で日本人は相当置いてかれてる気がします。田中さんのように「個」に重点置く選手でなければ「練習の一環」という形で割りきると良いかもしれません。
世界大会なので上位に入ってくる選手が出てきて欲しいです。
クロカン強化も大事だと思います。
クロカンで上位に入ってきている選手はトラックでも強いです。
今回の日本勢の結果については、色々と突っ込みどころは多いと思いますが…
① 今の日本の季節と真逆の地へ4~5日前に行っている。
② 今回みたいなガチなクロカンに馴染みが無い。
(福岡のなんちゃってクロカンとは全くの別物)
③ 選考レースはトラックだった。
④ 駅伝シーズンの連戦直後で調整が不十分。 など。
もちろん選手の調子云々もありますが、この様な状況で選手を派遣させた陸連サイドにも問題はあると思います。
この問題を解決するのは難しそうですね。
トラック以上に勝負できていませんでした。
②に尽きますよね。昔あった青東、九州一周の連戦駅伝のように難度高いクロカンを連戦で戦ってれば、吉岡選手などは上位もあるかもですが、現行のスケジュールでは厳しいですよね。十分な準備もなく世界大会に出るのは失礼にもなりそうなので、今後回避も選択肢だとは思います。
ただ、吉岡選手は学習能力高そうなので、
いつかリベンジしてくれそうな気もします。
吉岡選手は流石に今週末の「なんちゃってクロカン選手権」は出ないですよね?
吉岡選手は福岡クロカンは欠場だと思います。
大事にいってほしいです。
今回みたいなクロカン (これが世界基準 )は、山間部や高原など 自然の地形を利用したコースのため 基本的に地面は土で不規則なアップダウンやコーナーが有るのに対して、福岡のコースは 海上を埋め立てた公園内の施設のため基本平坦な砂地で アップダウンはビックパワーヒルくらいなので、極端に言えば今回みたいなクロカンは 今の日本の陸上競技のカテゴリーには属さないかもしれません。
トレイルランナーの上田瑠偉選手とかが走れば面白いかも?
アフリカ勢にとって、中長距離が「職業」になったことで、準備もなくクロカンを走ることは「無謀」になってますよね。
日本では大自然の不整地を走る大会は「クロカン」ではなく「トレイルラン」とカテゴライズされるのかもしれませんね。
「競技」が違うのでクロカンは練習で走れば良くて、世界大会に無理に参戦する必要はないのかもしれません。トレイル系だと神野さん辺りが特化して練習積むと面白いかも?
時代は変わりましたが、現・中央大学監督の藤原さんはかつて世界クロカンJr.でノンアフリカ1位(14位)という知られざる栄誉を得ています。偉業だと思います。藤原さんが箱根路線に特化せずに高岡さんのようにじっくりトラック路線で鍛えたらまた歴史も違っていた気がするのですよね。計り知れないポテンシャル感じましたね。